『15.本当に?』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886550430
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886550430/episodes/1177354054886801794
死に対する後悔について語るエピソード。
死にたい。でも後悔。その繰り返しの中、最後に背中を押したのは無気力。
>もう死に恐怖を感じなくなったとき、やっと死ねたんです。何回も何回を失敗して、やっと。嬉しかったです。やっと終わるんだ、って。でも、全く後悔しなかったわけではありませんでした。なんでもっと頑張れなかったんだろう、なんでもっといい選択ができなかったんだろう。ずっと死にたいと思っていても、いざ死ぬ間際になると後悔しちゃうんですね。どうしてだろう。あぁ、もっとみんなと楽しく遊びたかったな。いろんなこと、頑張ってみたかったな、って。
それでももうどうでも良くなっちゃってたんです。後悔なんて。もう楽になれるならそれでいいや、って。今のことしか見えなくなっちゃうんです。バカですよね。人生は一度しかないのに。
死に恐怖を感じなくなったときに、やっと死ねた。死にたいと強く思ったときではなく。
これが追い込まれ追い詰められた者の偽らざる心境なのだろうと思う。
今、語りかけているような本来の彼女の姿であれば、そして生きていた環境が違っていれば、まったく違う人生が続いていたはずだ。
無気力は人を殺すのだということを改めて思い知った。
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