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（エピソードURL）

　長いお仕事から解放されてやっと帰宅――かと思いきや、急転直下の大事件が起こるエピソード。

　不祥事で物理的に首から上がなくなる覚悟が必要とは、この作品ならではの危機感か。

＞「やれやれ、二日連続で外回りか」

「夜の住人が夜出歩かなくてどうすんだ、ニート野郎」

「できればニートでいたかった」

　これ面白いやり取りだと思った。

　やっぱり現場でバリバリに働く大人たちのウィットが効いた会話は読んでいて心地良い。「夜の住人が夜出歩かなくてどうすんだ」が特に良かった。

　それにしても、これだけの惨殺現場を目の前にしてあのような台詞が吐けるとは、荒事専門の猛者は胆力が違う。

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