『第17話』について感想書いてく
(作品URL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885821904
(エピソードURL)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885821904/episodes/1177354054885822078
ついに『戦車』が牙を剥く一方、廃教会を訪れたアンゼリカとローガンのエピソード。
愛を破壊するものと、愛を育むものとの対比を見ているようだ。
>それを聞いて、ローガンは嬉しそうに笑った。そうして、アンゼリカのベールを開く。
彼女の涙に濡れた小さな顔が、ベールが取り払われて露わになる。
「アンゼリカ、ほっぺたが赤くなって、化粧をしているみたいだね」
アンゼリカの視界には、もうローガンしか映っていない。鼻がくっつきそうなほどの距離にあるローガンの顔に、アンゼリカの頬はまた紅潮した。
その変化にローガンは微笑んで、彼女の額に己のそれを合わせる。こつんと小さな音が鳴った。
ローガンの台詞が、なんというかこう……すごく憎らしい。
こういう言葉を嫌味なく言ってみたいものだ。
彼の台詞にしっとりとした情愛が感じられるのは、この場の雰囲気とキャラの心情を丁寧に描き出した描写力だろうと思う。
額をコツンと合わせる何気ない仕草も印象的に映った。
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