ナイスガイが、とぼけて、諭して、疾駆するロボットアクション。

(異フ)10.プロジェクト・オーダードライブ(作:留戸信弘 様) ※完結お疲れ様でした※

『第6話 和ノ国にて』について感想書いてく

(作品URL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884830124

(エピソードURL)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054884830124/episodes/1177354054884944009



 ロボットアクションファンタジー――なのだが、今回取り上げたのは幕間的なのんびり空気のお話。

 アクションを描くのはもちろん難しいのだが、テンポをスローダウンさせて描くのもまた力が要ると思う。

 洋画に出てくるようなナイスガイが、洋画のイメージ通りの台詞回しをしながら、日本(和ノ国)のど田舎を歩くギャップが面白い。


>「はっは。うちの店先が美術館に見えたかな? 好きなものを選んで買ってくれ。そうしたら、それはお嬢さんのものだ」


 上記はビードロ店の爺さんの台詞。最後の一言が決まっている。こういう雰囲気をさらりと書けるのは筆力がある証拠だと思う。

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