第2話 ショック! ショッカー!! ショッケスト!!!
カクヨムには、いつ作品が本になってもおかしくない人が五万といる。もちろん作家デビューしている人も少なくない。
そんなスゴイ人たちの作品を目の当たりにしながら切磋琢磨できるのは、筆力向上を図るには最適な環境だと言える。
もしかしたら、プレッシャーを感じている人がいるかもしれない。
カクヨムに来た当初、ボクもプレッシャーを感じていたから、そんな人の気持ちはよく分かる。こう見えて、結構小心者だから(笑)
でも、あるとき頭を切り替えた。
「隣の芝生は青い」という言葉の通り、他人のものはよく見えるもの。人は自分にないものを見つけたとき、劣等感を抱く生き物。
でも、それを逆手にとって、「素晴らしい」と思ったものを積極的に盗むようにするのがいいと思う。劣等感の原因となるものが手の届くところにあって、いつでも手に入る。それって、すごく素晴らしいことだと思う。
カクヨムに来てから、身体にビビっと
「犬も歩けば棒に当たる」じゃないけれど、小説を読ませてもらった人がみんなプロみたいな文章を書く人ばかりだった。でも、その人たちに言わせれば「書籍化には全然足りない」とのこと――レベルの高さに
某新人賞で最終選考まで行ったという
そんな人たちもカクヨムの小説コンテストでは賞に手が届かなかった。受賞者は全然知らない人ばかり――カクヨムの層の厚さに
カクヨムでの衝撃は「限界知らず」といった印象だった。ショックで心臓が持たないとも思った。
でも、少しずつ慣れてきたかも。
描写やボキャブラリーはまだ平均点以下で文章の粗さは相変わらずだけれど、自分の文章の悪いところが見えたのは「成長の証し」? ちょっぴりうれしかったりする。
それから、カクヨムに来て初めて、ライトノベルなるものに触れた。
本になるものは、文語調のお堅いものばかりと思っていたけれど、砕けた口語調のものも書籍化されていた。世間知らずのボクには、ある意味カルチャーショック。
キャラやストーリーが平凡であっても読んでいて楽しいものや、現実の概念を吹っ飛ばした世界観ながらのめり込んでしまうもの――要は、読者をぐいぐい引きつけて、ラストまで一気に
「ボクにもチャンスはあるかも」。ふとそんな淡い期待を抱いた。
それが勘違いなのかどうかは、もう少し様子を見てから判断したい。
ちなみに、Shock《ショック》の三段活用はボクの造語。
絶対に真似はしないように(笑)
RAY
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