第32話 母のような

相変わらず雨音の止まぬ午後4時頃。菜丘家の居間には甘く、食欲をそそる香ばしい香りが広がっていた。

ここが神社であるということを除けば、優雅で優美なアフタヌーン・ティーの時間である。


「お嬢様、お茶のご用意が出来ましたよ」


そんなこんなでなんだかんだとメイド業に奔走するは菜丘蓬。くるりと回ればスカートが踊り、歩けばそこだけそよ風が吹いているかのように髪が舞う。見た目から動きにくそうなメイド服ではあるが、その身振りには軽やかさがある。口ぶりの軽さからも伺えるように、嫌よ嫌よと言いつつも現実ノリノリなのが、この男の性分である。


「なんか、すごくい匂いがする」


テーブルの上にはティーカップと、小麦色が見事な洋菓子がある。待ちくたびれつつあった私は一目散に椅子に腰掛けると、ガラス製のティーポットを持った蓬が、カップの中に紅茶を注いだ。澄んだ紅色の湯が、爽やかな芳香とともに僅かに湯気を立たせる。覗き込むと水面に私の姿が写りこみ、爛々と輝いていた。


「英国ではティーブレイクの定番ですね。こちらはスリランカ産キャンディ茶葉の紅茶と、わたくしめが焼いたスコーンになります。」


注ぎ終わると蓬は一歩引き、型にはめたような口調と素振りで淡々と物を言う。しかしその割にはほくほくとした表情でいかにも得意げ、と言った様子だった。


「スコーンは十八番です。是非ご賞味ください」


なるほど、と私は頷いた。蓬はスコーンの味に自信があるようで、どうやら感想が聞きたいらしい。

蓬は長らく一人暮らしであるという。私は蓬の家族の消息のことを知るべくもないが、故にお菓子を作っても評価してくれる人がいなかったのだろう。蓬の作った料理やお菓子が不味いわけはないのだが、そう思うとどんなものでも食べずにはいられない。

私は椅子に腰を下ろし、まずティーカップを手にとった。


それはそれは鮮やかな朱だった。

その香りや良し、鼻を近づければそのフレグランスに癒されるようで、私はほっと息をついた。しかしキャンディという名前の割には甘い匂いというわけでもないことに気付く。


「名前のごとく・・・ってわけじゃなさそうだ」


「キャンディとはスリランカの地方の名前です。飴のことではありません。」


「へぇ」


蓬は物知りだなぁとは思うが由来とかには別に興味はないので話半分に、ティーカップに口をつけた。飲みやすい温度にまで冷まされていて、その気の利きように若干小にくらしさを感じた。

舌を潤す程度を口に含み、その味を嗜む。「ふむ」と私はティーカップをソーサーの上に戻した。


「・・・・・私には紅茶の味の違いはわかんないな。けどあまり渋くなくて、凄く飲みやすいかも」


「仰るとおり、お手元の紅茶は渋みが少ないのが特徴でございます。紅茶をあまり飲まれない方でも親しみやすい味と思いましたので、本日はこちらをご用意させていただきました。ミルクや砂糖にもよく合いますので、是非。」


大真面目に勤しむその様子は、まさしくメイドのそれだった。すっかり『サマ』になってるなぁ・・・なんて芙蓉は蓬を横目に見ながら、今度はスコーンに手を伸ばす。なんとも美味しそうなバターの香りに、思わず生唾を飲み込んだ

マカロンをだいぶ不細工にしたみたいな見た目ではあるが沖縄の郷土菓子のサーターアンダギーに近いだろうか、想像よりも重みがあった。3つも食べたらお腹がいっぱいになってしまいそうだと、芙蓉はよだれを垂らしそうになるのを堪える。


テーブルの上にはそれらの他に市販のストロベリージャムの瓶があった。芙蓉はスコーンの食べ方など知らないが、それをつけて食べるものなのだとなんとなく思って、スコーンとジャムの瓶を交互に見た後、蓋をあけた瓶からスプーンでたっぷりジャムをすくい取り、スコーンに盛り付ける。その様はまるで小さなケーキのようであった。

ちなみに、イギリスではジャムやクロテッドクリームを添えたスコーンと共に紅茶を飲む習慣のことをクリームティと言い、スコーンは紅茶を飲むのに欠かせない品であるのだとか。蓬のスコーンはイギリス風の作り方であり、北米のものより甘みが少ない。北米のスコーンは甘みがあるため、何もつけずに食べるのが普通であるそうだ。と言うのは、後ほど蓬に聞かされるうんちくの一部である。


私は大きく口を開けて、がぶりとそれを頬張った。


「むふぉっ!?はふはふふはふはー!」


「流石に行儀が悪いぞオイ。口に物入れて喋るな。食べかすを飛ばすんじゃありません。」


「むぐむぐ・・・・・んぐ。うめえ!さくさくふかふかで超絶美味だ!」


一瞬地が出てもとの口調に戻る蓬。そういうマナーにはオカンのごとくうるさいが、もしもリアルにこんな可愛いメイドがいて、こんな口調で罵倒されたらむしろ興奮しちゃいそうだネ。男だけど。

それはともかく焼きたてのスコーンの味に感動し、パクパクと夢中で食べる。口の端からぽろぽろとくずが溢れるのを手で受けながら、ぺろりと一つたいらげたる。材料はぱっと見た感じだとビスケットと変わりないように見えるが、食感もボリュームもそれとは比較にならない。作り方一つでどんなものでも作ってしまうところが、人間のすごいところだよなぁと、こればかりは恐れ入るばかりだ。それを見ていた蓬も、私と同様に満足そうに、


「それはようございました」


ぺこりと、軽くお辞儀をした。そして当たり前のように、キッチンの隅であたかも石像のように立っていた。

初めて食べた洋菓子をとても気に入り、新天地を開拓したとばかりにまた手を伸ばす。しかし、ふと思うところがあって、ピタリと手を止めた。

二個目のスコーンに手を出すよりも、どうも蓬の徹底ぶりが気になり始めてしまった。

蓬は何もしなかった。必要以上に動かず座るでもなく、一緒にスコーンを食べたり紅茶を飲むでもなく、私が食べる間ただ黙するのみだ。まるで本当の使用人みたいに。初めのほうこそメイドっぽいと面白がっていたものの、時間が立つにつれて結果蓬には似合っていないというか、それだけでなく厳粛すぎて逆にこちらが息苦しくなり始めてしまったのだ。


「・・・・なあ、ところでそのしゃべり方、いい加減疲れない?」


「先に飽きるのはお前のほうか。ご奉仕しろって言ったくせに」


「見られながら食うってのもなかなか気まずいんだよ。」


言うとあっさりと蓬はいつもの口調に戻った。特にこだわりがあったわけではないらしく、形だけでもメイドっぽくする事を考えてたらそうなったのだとか。


「まったく、随分と仕事熱心なメイドだこと。」


「その言われようは理不尽だ・・・ちぇ、真面目にやってたのに」


ぶつぶつ蓬は言いながら隣の席につく。いよいよ本気でメイドを楽しんでいたのかもしれない。拗ねるように口をとがらせてるところがもしやを疑わせるが、蓬には悪いけどその表情は私の胸を満たすのです。


「まあまあ、一緒に食べようぜ。」


「ん?別にお前が全部食べてもいいんだぞ」


「一人で食べるより、二人で食べたほうがおいしいもんだ。」


「それもそうか」


一人より二人、そう思うようになったのは私がここに来てからだが、このような観念が狐神として生きている中で最も大きな収穫であり、尊いものだと思う。山で一匹怠惰に暮らしていた私には到底知り得なかった概念であるが、人の営みの中にこんな温かみを持つものがあることに気付けたのは、包括的な意味でも僥倖だった。

私が催促すると蓬はまだ暖かいスコーンを一つ手に取り、徐ろにそれを齧った。


「・・・・うん。久々だけど、うまく作れたかな」


ふふ、と蓬は微笑んだ。その声ははずんでおり、目に見えたなら、セリフの語尾に音符マークがついているのが見えただろう。これほど上機嫌に笑う蓬を見るのも、私にとっては初めてで、思いがけないことに慌てて蓬から目をそらした。


(ま・・・またお前は、そうやって私の知らない顔で笑う・・・!)


私にとってそれはまったくの不意打ちだった。いや、誰にとっても、それは予想できなかったろう。笑うどころか、他の表情だって滅多に見せない蓬だ。それがこんなに綺麗に笑ったら戸惑うのも道理というものだ。それこそこのスコーンのように甘い笑顔。どこの誰が言ったか知らないが『食べてしまいたいくらい可愛い』とはまさにこのことだろう。


この衝動をどうしてくれようかと、私は口をもごもごとさせた。口にしたスコーンを飲み込むことも忘れるほど、きゅうと胸が締め付けられていた。あの時、蓬の優しさに甘えたまま告白にまで至れなかったのもあって、蓬に対して一言で片付けられぬいくつもの欲求が渦巻いているのだ。本当なら飛びつきたいほど恋い焦がれて仕方なかったのだ。


「はぁ・・・」


私は行き場のないこの感情を、ため息にして諸々吐き出す。蓬は蓬で、まるで忘れたかのようにいつも通りで、いつも通りすぎで、それにもため息が出る。


「?」


私のため息を聞き、蓬は振り向く。しかしそれだけだ。どうかしたか、と気遣わしい言葉の一つもない。どこまでも鈍い男だと、私は思った。けど敢えて聞かないのも、彼なりのやさしさゆえだろうかとも思った。

が、しかし。

それだけで済むかと思っていたのもつかの間、突如私の頬を何かが掬うように撫でた。


「うひょおうっ!?」


ひやっとした感触に思わず声を上げる。見ると、蓬が親指を咥えてそれをねぶっている。


「いや、ほっぺにジャムが付いてたからさ」


何事も無く言う蓬に、私は声をわなわなと震わせた。


「お、おおおお前!そそ、そういうの!ダメだろ!!」


「ダメって。何がさ。」


「森羅万象何もかもがだよ!少女漫画じゃねえんだよ!ああもう、この・・・・あー!ああもう!」


グシャグシャと私は両手で頭を掻きむしった。そして心の中で悪態を吐いた。無頓着!鈍感!天然!女顔!バーカ!

いつも眠そうで、気だるそうな表情のくせに、その存在のなんと甘ったるいことか。その甘さたるやグラブジャムンだって遥かに凌駕する。食べたことは無いけど。

そりゃあ、少しは憧れた。いつか読んだ少女漫画やテレビドラマで見たような、つがい鴛鴦おしどりのような関係が、羨ましいなと思っていた。


ラブラブとかイチャイチャなんて今じゃ死語だけど、そんな頭の悪そうな関係にすら憧憬があった。

ああ、これで好き合っていたなら完璧なのに。嘘みたいだろ?これで付き合ってないんだぜ?

こんなの、世の恋愛小説家が聞いたらひっくり返ってしまうだろう。そして口を揃えてこう言うに違いない。

『そんなの、小説の中だけの話だと思ってた』ってさ。


どうすればいいんだ。抱つけばいいのか?殴ればいいのか?いっそ好きだと言ってキスのひとつでもしてしまえばいいのだろうか?私が突っ伏している間、蓬はバツが悪そうに頬を掻くだけだし、この時間が既に辛い。頼む、誰か気の利いた解決策を教えてくれ。私はもう蓬が可愛すぎて何も考えられない。


「・・・・ええと、言いたいことはなんとなくわかった」


言いながら、蓬は乱れた私の髪を梳かすように撫でた。うるせー!なんにもわかってない!わかってたらそんな風には撫でないんだよ!しかし喉元まで出かかった言葉も霧散してしまった。

もうずっとこのままでいいと、我慾が理性を蒸発させたのだ。


私は蓬の手に甘えるように真横、即ち蓬の股に倒れこんだ。そうすると、いわゆる膝枕するような格好になった。

細くて固くて、これならそばがらの方がマシだった。けど、人のぬくもりを感じた。ただその一点が、他のどんな枕にも勝る決定的な違いだった。蓬にくっついているのだという実感だけがプライスレスな価値を持っていた。


そうした瞬間、蓬は置物のように動かなくなった。私も似たような状態だった。何の事はない、お互い突然のことで、頭がショートしているだけだ。

口をつぐめば、相対的に環境音が耳に大きくこだまするものだ。アンビエントな雨音が、今方の空気を支配するのは一瞬だった。


さぁぁぁ・・・・と降る雨は止めどない。激しくなく、かと言って穏やかでもない。久しぶりの雨はそろそろ梅雨の幕開けを仄めかしているのかもしれない。そんなことをぱっと思うあたり、こんな体勢のままきっと数分が経過したのだろう。今頃雲の上には夕暮れ時の朱色の空があるに違いない。


こうして横になったままなのも間が持たないので、深い意味は無いけどひとこと呟いた。


「・・・雨だなぁ」


それは『今日はいい天気ですね』と挨拶するのと同じくらい、たわいない諧謔かいぎゃくだったろう。


「・・・ん、雨だねぇ」


特に興味もなさそうに蓬は相槌を打った。それを聞いて、深い意味は無いけどふと思ったことを聞いてみた。


「雨は嫌いか?」


雨乞い師の少年にそれを聞くのは患者に『病院は好きですか』と尋ねるのと同じくらい野暮だったかもしれない。

蓬は私をみる。質問の意味を問う目をしている。なんとなしに聞いたことだから、好きでも嫌いでもどっちでもよかった。ただ、雨を降らせる特別な力を蓬が持っているらしいことを思い出して、その辺どうなのかと思っただけだ。聞かれた当の本人は視線を窓の外へと移し、どんよりした雲から外出を躊躇させる程度に降る雨を見る。悩むでもなく、蓬はシケた顔をした。


「洗濯物の部屋干しはなるべくしたくないし」


ボソリとこぼれた言葉は雨乞い師の言葉にしては庶民的なものだった。彼らしくういことだが、えらく家庭的だ。何より大衆的だ。


「雨乞い師は日和見をする、と。」


「当然。だから、そうだな。雨は嫌いな方だ」


これ以上人間らしいこともないだろう。人間の思考の究極は、損得勘定に帰結する。だから蓬の回答は確かに当然であり、もっとも同意を得られるものだろう。矛盾も見栄も偽善もない、自己の利益のみに追従した回答は正当性につきる。

人は非常識を嫌うものだと蓬は以前言っていた。一般論から外れた思想は他人に理解され難く、周囲から腫れ物のように扱われるからだとか。


「そりゃ退屈だな」


「雨に長く関わり過ぎたんだ。退屈もするさ」


雨乞い師としての弊害ということか。つくづく面白みのないことだ。


「・・・私は、雨は好きだぞ」


私は雨が好きだった。私はここに来る前は山籠りの身だったから、雨の日はいつも濡れて過ごした。

それでも雨は好きだった。私は神さまだから、雨に濡れて風邪をひくなんてこともなく、濡れることを気にもとめずに雨音に耳を傾けた。


しとしと、ざあざあ、ぴちょんぴちょんと、山では幾度聞いても聞き飽きない。絶えず雨粒は木の葉を叩き、葉脈を伝い、水溜りに合流する。その過程で形作られる様々な音の連弾は、さしずめ天然のオーケストラといったところか。


そしてなにより、雨上がりの青空が、それはそれは美しいのだ。常に晴れでは太陽の有り難みは得られない。どれだけ有り難みのあるものでも普段から当たり前のようにそこにあるのでは、価値は薄れてしまいがちだ。なので青空を引き立てるという意味でも、私は雨が大好きなのだ。・・・なんて、雨ごときにちょっと真剣すぎだろうか。


「だから、一度くらい蓬の雨も見てみたいな」


「それはまた別の勝負に勝ってからだな」


雨乞いって結構面倒くさいんだぞ。と蓬は私の喉元を掻きながらぼやいた。


「ちょ、やめんか!猫じゃねえんだぞ私!」


「うちのも似たようなものだ」


「一緒にすんな!」


ぺしぺしと蓬の手を払おうと試みる。それはまるで傍から見れば、飼主の膝の上で猫がじゃれているようにしか見えなかったかもしれない。


雨雲の上ではそろそろ日も地平線の向こうへ隠れようとする夕暮れ時。天輝神社の一室で繰り広げられる、コントのようなゆるい時間がこうして過ぎてゆく。お菓子を食べてお茶して蓬に甘えて、お腹も胸もいっぱいだ。いい時代になったものだと、私は心からそう思えた。


-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-


「そういえば」


勝負と聞いて、ふと思う。


「蓬は勝ったら何をさせるつもりだったんだ?」


負けたら何でも言うことを聞く。そんな勝負に乗るからには何かしらさせたいことが蓬にもあったはずだ。


「・・・・・・・」


蓬は止まる。口も開かず、一時停止ボタンでも押したようにピタリと静止して動かない。唯一ぱちくりと瞼が動くが、ぽかんとしているようにも見受けられる。


「・・・・・・・・・・・・・・あー、ええと。・・・・・・ぁっ、そうだ。」


「待て、いま小さい声で『あっ』とか言わなかったか?何も考えてなかったのか?つうか今考えたのか?」


嘘だろ、蓬がそんな、先のこと考えずにハイリスクな条件を飲むなんて。蓬の性格上、そんなの考えられない!


「う、うるさいな。だって負けると思ってなかったんだもの・・・」


「ドジっ子か!つか結構舐められてたんだな私!しょうがないかもだけど!・・・・まぁ、いいや。で、何を思いついたのさ。」


そう聞くと、蓬は少し恥ずかしそうに俯き言った。


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・水族館。」


「・・・・・へ?どゆこと?」


「いやだから、水族館。今度一緒に行こうって・・・」


その瞬間、私は目眩に似た感覚を覚えた。なんというか、変則軌道を描く左フックを食らった気分だった。


「それこのタイミングで言うやつじゃねぇーよ!純粋か!乙女かお前は!いやいや、あったんだろ?何でもだぞ?何でも言うこと聞くんだぞ?今なんでもするって言ったよね?って露骨にスラングで反応するくらいで普通だろ!健全男児ならヨコシマなことのひとつでも考えつくだろうに。」


「ど、どうせ不健全だよ」


「お、お前ってやつは...!水族館上等だよ!そんなの寧ろ一緒に行きたいし!」


このご時世、娯楽の泉は尽きぬようで。退屈にはまだほど遠そうである。そして、私は何気に初めてかもしれない蓬からの遊びの誘いに、さらに胸を躍らせるのだった。

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