ハチャメチャが押し寄せてくる
金歯「ミステリーツアーへ行ってきたでおじゃる」
ヒロシ「みすてりぃつあぁ?」
金歯「目的地が謎の旅行でおじゃる。ドキドキして楽しかったでおじゃるよ。あまりにドキドキしたせいで、つり橋効果で恋人までできたでおじゃる」
ナウマン象「えへへ、金歯の恋人です。ダーリン。いっぱい愛してねっ。可愛がってねっ」
金歯「おいよせよ。みんな見てるだろ。ん……」
ヒロシ「へえ。おもしろそうだな、ミステリーツアー。僕もそんな、ミステリー溢れるものに参加したいなぁ」
マルぼん「『ミステリードアー』。このドアをくぐれば、ありふれた日常もミステリー溢れるものに」
さっそく『ミステリードアー』をくぐるヒロシ。
ヒロシ「これでワクワクがとまらないミステリーな生活がはじまるんだね」
ママさん「たいへんよ、ヒロくん。パパが突然『町中の地蔵を全て美少女風に改造して、それを全て姉妹という設定にしたら観光客が微笑町にごったがえすよ!』という計画を思いついて、家を抵当にして多額の借金をして資金調達をしたわ! しかもヒロくんは地蔵姉妹の憧れのお兄様という設定で、これからは毎日地蔵をひたすら磨くだけの人生になるらしいわ。学校も退学することになるの! 頑張って生きてね!」
ヒロシ「ちょ、僕の人生どうなるの!?」
マルぼんは、ヒロシの人生の行方まで謎にしてしまった『ミステリードアー』の効果は絶大だと思いました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます