神器製作

城に戻り、キングに言う


「キングさんって何歳なんですか?」


「ん?唐突だな、俺は200歳だがそれがどうした」


俺は驚きながら言う


「200歳!?!20歳ぐらいの顔してるのに?!」


「あぁ、25歳の時に不老長寿の魔法を自分にかけた。」


「あ〜、なるほど。

あ、そうだ。神器開放が発動しなかったんですが、なんだか分かりますか?

一段階目は全回復と全能力アップで神の力を宿した、武器は必要ないんじゃ…」


「必要だよ、一段階目は【開放】神の力を解放する。

二段階目は【神器開放】神の武器を開放するの、だから神の力を宿してないとダメ。」


「そう言うことでしたか。あっ、でも【ビックバン】が発動しなかったのは、どうしてですかね?」


「ビックバンは最高位魔法だから、魔力制御が難しいんだ。君にはまだ早い」


「最高位ってなんですか?上位までじゃないですか!?」


「いや、違うぞ。魔法の階級は下位→中位→上位→最上位→最高位→魔位→神位まである」


「なんで、テレスさん教えてくれなかったんだろ…」


「まぁ、転移者を強くし過ぎない為か、バルナチアが魔神と組んだか、だな」


「俺たちを襲ったのが魔神だったから、バルナチアが魔神と組んだのはあり得ないと思うんですが…」


「まぁ、そうだな。だか、俺が言えるのはバルナチアは信用ならんって事だけだ」


「なにかあったんですか?


「あぁ、色々な。」


それから、場所を街の鍛冶屋に移動した。

「よし、取って来たものを出してくれ」

俺は自慢げに空間魔法から鉱石を出す、


例え

鉄の剣60㎝を1本作るのに必要な鉱石 鉄3個

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アレキサンドライト5個

ヒヒイロカネ2個

ダイヤモンド2個

オリハルコン5個

ミスリル10個

プラチナ10個

銀20個

金20個

鉄30個

銅20個

粘着石10個

発火石10個

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「ほぅ、なかなか。

俺の持ってるアダマンタイト10個とアレキサンドライト5個とヒヒイロカネ2個とミスリル5個をまとめて錬金魔法で融合してくれ」


「錬金魔法のやり方知らないんですが…」


「やったら何となく分かる、」


「適当じゃん…」


俺は言うわれた通りに錬金魔法を始める。


すると、キングが言う様に、何となく分かった。

10分で出来た。かなり大きい、そして重い塊


「残った5個のミスリルにそれぞれ、属性を付与して、融合してくれ」


俺は錬金魔法を始める。

5秒で終わり、キングが言う


「この塊に付与魔法を掛けてくれ、付与するのは、斬鉄・絶斬・鋭利化・衝撃刃・飛斬(魔力を込めると飛ぶ)・耐摩擦化・魔力撃・耐熱強化・強靭化・強化・硬化・破壊撃・重力撃・再生・状態異常撃・封印撃・全属性付与」


俺は心の声が漏れた。


「何言ってんだよ、出来るわけねーだろ馬鹿じゃねーの。マジでェ」


心の声がハッキリと漏れた事に、気づいた俺は大量の冷や汗をかいた。


「いや、今の君なら出来るよ。やってみて」


キングが怒ってないことに、安心して直ぐに付与を始めた。


1時間以上掛かってやっと、終わった。

疲れたマジで。


「あ、言い忘れてたけど大量に付与したら、早く武器の形にしないと、この丸い形のままで固まるよ」


「そ、そんな大事なこと、言い忘れんなよォォ!!」


俺は急いで錬金魔法を始める。

形は記録で見たキングの使っていた蒼い剣。

時間が経つにつれて塊は変形しにくくなり、10分でなんとか武器の形になった。

しかし、それはハッキリ言って歪だった。


サイズは1メートル、厚さ3センチ、柄は赤色、

柄の上の所に金の宝石が埋め込まれている、峰は黒、

鎬には金の線があり、刃先は薄い青、そして片刃。

形は刀に似ている。


金の宝石はキングが死ぬ146年前に、黄金の竜王から貰ったらしい。

宝石には

破壊不可、全能力絶大アップが付与されている。

これは元から付与されているから、混ぜても神の力は宿るらしい。


武器のステータス

《神剣カラドボルグ》

破壊不可・全能力絶大アップ5・斬鉄5・絶斬5・鋭利化5・衝撃刃5・飛斬5・耐摩擦化5・魔力撃5・耐熱強化5・強靭化5・強化5・硬化5・破壊撃5・重力撃5・再生5・状態異常撃5・封印撃5・全属性付与5

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