力の授与
【ここに来た者に、我の力を授ける、この本に魔力を注げ、
ミュトス王国 第800代目 国王キング】
と、書かれていた。
少し考えた結果、本に魔力を注いだ。
すると、足元に魔法陣が現れた。
驚いていると、魔法陣から20代の男が現れて、
「我の名はキング、ミュトス王国の王だ、」といい
「君は?」と聞いてきた。
「黒咲 迅、異世界転移でこの世界に来ました」
「異世界転移者か、ステータスを見せてくれ」
「えっとー、ステータスカードはバルナチヤ国に預けてます」
「・・・カード?」
「元いた世界では四角いあれぐらいのサイズの物はカードって言うですよ。ポイントカードとかって…」
「そうなのか、まぁいい。そのステータスカードは魔力を注いで、ステータスを表す、その後に違う奴が魔力を注いでも変わらないんだ、君の魔力だけに反応する」
「そうですか、、、」
「あぁ、だから、いつでもどこでも手元に来る」
俺は驚きの声を上げる。
「魔力を使って、呼んでくれ」
俺は返事をして、魔力で呼んだ。
そしたら手元にステータスカードが現れた。
俺はまた驚き、ステータスカードをキングに渡した。
「転移者にしては弱いな」
「えっ!い、いや〜、皆と比べて俺は普通でしたよ、魔法剣士が微妙なだけで‥」と言う、弱くはない普通だと
「魔法剣士が微妙?何を言ってるんだ?」
「騎士団長のテレスさんが言ってましたので」
「それは間違いだ。魔法剣士は強い。
勇者は全体的に高いステータスだが魔法あんまり上がらない。だから、勇者は物理近距離で戦う。戦士と同じ様に。だか、魔法剣士は物理攻撃、魔法攻撃どちらも高く上がるから、近距離、遠距離でも戦え、近距離で強力な魔法を打てる。
近距離戦闘に特化してるんだ。俺は魔法剣士なりたかったよ。」
「職業は何なんですか?」
「大賢者」
「え?賢者じゃ無くて大賢者?
てか異世界転移じゃなくても賢者っているんですか」と驚きながら言う
「賢者の上の大賢者だ、それに賢者、勇者は居るぞ、150年に1人」
話を戻し「さっき、みんなって言ったな?何人で来たんだ?」
「35人です。」
「だからか」
続けて「異世界転移は人数が多い程、一人一人の能力が落ちるんだ、4人呼ぶのが普通なんだが、まぁ俺の力が無くなったんだ、仕方ないか」
「でも、勇者、賢者のステータスは1000行ってましたよ」
「俺が召喚した、異世界転移者4人は全員10000だった、それに君のステータスがハッキリと表してるだろ、」
俺は黙り込んだ。
それから、俺が何でここに居るのか、世界の勢力はどうなったのかを話した。
「そうか、魔神族に」
続けて「恐らく、魔神族は人間族で遊ぶ気だ、
13人その数はこの世界の大国と一緒の数だからな」
「でも、俺達を呼んだのはここを除いた、12大国ですよ、転移者が落ちてきたらすぐに連絡するのでは?」
「だろうな、だが魔神族はそれをさせないだろ、
魔神族の味方は魔人族、魔物、亜人(エルフと獣人)だからな、
恐らく人間族の中にも魔神族に服する奴らも居るだろ。」
「何で魔神族に味方するんですか?敵じゃないですか、」
「魔神族の仲間になれば、死なない、力を手に出来る。理由はそれだけ十分だ」
俺は納得し、気になった事を聞く。
「巨人族は、どうなんですか?」
「巨人族は大丈夫だ、力があるからな。
それに巨人族は無闇に殺しはしない」
それから、しばらく話して。俺は大事なことを思い出した。
「そろそろ力貰えませんか?」
「あぁ、そうだな」
手を突き出し、手から白く光る玉が出して言う
「これを手に取れ、そしたら力が手に入る」
俺は覚悟を決め、それを取る
玉に指が触れた瞬間、玉は俺の体を包み込み、体の中に入る。
「ん?なんも変わんないなぁ」
「ステータスカードを見たら分かる」
俺は、ステータスカード見る。
名前 黒咲 迅
性別 男
年齢 17
種族 人間族
職業 魔法剣士
レベル 1
体力11000
魔力20000
物理13000
魔法13000
物防12000
魔防12000
俊敏13000
《スキル》魔法適性5・全属性適性5・全属性耐性5・物理耐性5・魔法耐性5・無属性魔法適性5・魔力感知5・気配感知5・気配遮断5・高速魔力回復5・限界突破5・全状態異常耐性5・夜目5・威圧5・殺気5・覇気5・極力5・極脚5・極体5・縮地5・剣術5・魔術5・銃術5・無詠唱5・言語理解5・神器解放5
《魔法》全属性魔法5・全無属性魔法5
俺は内心叫ぶ
「俺最強ーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そして、気になった事を聞く
「神器解放って何ですか?」
「それは、一時的に全能力を底上げして、
武器に宿った、神の力解放する。奥義だ
二段階あって、一段階目は全回復・全能力アップ。
二段階目は全能力底上げ・武器本来の力を発揮する。」
「神の力が宿った武器どこにあるんですか?」
「君が自分で創るんだ」
「俺?!」
「そうだ、自分作った武器じゃないと、神が宿らないんだ」
「なるほど」
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