王の敗北

キングはリベリアの体を斬り刻む。


「終わったか」


神器解放を解き、キングは周りを見た。


被害は甚大、

だが、騎士団の働きによって死亡者いない、


騎士団長がキングの元に来て

「国王様、魔物は片づけました」と言う


「そうか、」


「その怪我は」


「大丈夫だ、時間はかかるが治る。ゴホッ」


口から血が出る


「大丈夫ですか」


「あぁ、ただの毒だ、回復魔法で治る」


その時、上空に魔法陣が現れる。


騎士団長は言う「まだ来るのか」


キングが言う「いや、今までと比べものにならない、全員城の中に、」


その言葉の途中で魔法陣から闇と雷の複合魔法が出て、キング以外の全員が一瞬で死んだ。キングが反応できないほどに一瞬で


キングは驚き、怒りを込めて叫ぶ


「貴様ァァァーーーーーー!!!」


魔法陣から、

背中に真っ黒な大きな翼が六本、二本の大きな角を生やし、金髪で赤い目、露出の多い、金、赤、黒の鎧を着ている。魔神族が出てきた。

身長180、 2メートルの大剣を片手で持っている。


魔神族が言う「お前か?リベリアを殺したのは」


キングは動けなくなる。魔神族の覇気で


キングはすぐに神器解放をして、動けるようになり、左腕を突き出し今出せる、最高最大火力魔法を残りの魔力全部使って放つ。


【ダークマター・ゾーク】


10メートルの魔法陣が現れ、そこから、

5メートルの黒い一閃が走る。


魔神族に直撃する。


が、魔神族は左手で防ぐ、


手は少し、傷がついただけ。


キングは魔力が無くなり、膝をつく。


魔神族はキングの前に一瞬で移動し言う


「強いなお前、私に傷をつけた。

褒美だ、私が殺してやる。

いや、リベリアの毒を受けているみたいだな、

魔力が無いと回復できないだろ。

魔力が自然回復しない様にしてやろう。

リベリアの毒で死ぬんだ、引き分けだな、」


「女神族はお前たちの味方なのか?」


「フン、あり得んな。」


「それはよかった、」


「よかった?」


「女神族はお前たちの敵って事だろ」


「フン、女神族は数えるほどしかいないがな」


「それで、十分だ」


「そうか、まぁいい。私は帰る。さらばだ、人の王」


魔神族は足元に魔法陣を出し消える。




「くそ、国民を殺され国王だけが残って、何が王だ」


キングはしばらく、嘆く、自分の弱さに、、、




それから、キングは城に戻り、玉座で考えた、

死にゆく自分になが出来るか。


そして、思いつく


ここで起きたことを、本に記録させて、

ここに来た者に自分の力を与えようと。

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