2. 奉公の心得
奉公・宮仕えをなさろうという事がある時は、百人千人と大勢の人をお知りになってはなりません。主君一人を大事な御事とお考えください。
自分の命を初めとして、どんな宝も惜しんではなりません。
たとえ主君が気の利かない人で、あなたの働きに気づいてくれなくとも、必ず仏神の御加護があるはずだとお考えください。
宮仕えをするときにも、仏神のために勤行するのだと心のうちで思うべきです。そういう心がけもなく、ただ主君の恩を蒙ろうなどと思うことは、船もなく荒海を渡ろうとするようなものです。
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