1. 仏神の信仰

仏神を朝夕崇め申し、心にかけ申し上げるべきです。神は人の敬うによりて威を増し、人は神の恵みによりて運命を保ちます。しかれば、仏神の御前に参りて、今生に必要な才能を授かりたいと願うならば、正直の心を賜りたまえと申すべきです。

そうすれば、今生にては人に用いられ、後生にては必ず西方極楽へお行きなさることができましょう。どちらもめでたく良いことである。このことをよくよくわきまえなされよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る