21 馬に乗って出歩く時は

馬に乗って出歩くときには、かち走りの供には、中間ちゅうげん雑色ぞうしき(などの身分の低い召使い)を召し具すべし。もし、そうした従者が出払っているときには、若党が召し使う者で、機敏な者を具すべし。

また、夜出歩くときには、(用心のために)必ず若党を具すべし。

さしたる大事でなければ、夜歩きはすべきでない。

もしどうしても夜出歩かなくてはならないことがあって、物騒な所を通るような場合には、俊敏な若党に大刀を携帯させるべきだ。

決して、中間ほどの者には大刀を持たせてはならない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る