第五章 生徒会の一員<体験版>
第007話 √0-5A 『ユウジ視点』『四月二十六日』
…………さて状況を説明しようか。
その説明と言ってもそこまで細かく状況を伝えられそうもない、この思考をする余裕さえも惜しいほどだ。
それで、じゃあ今どんな状況なのかと――そうだな、言うなれば。
いや、それ以前に。
またかよ……。
俺はまた気絶させらたかと思うと、拉致されたのだった。
どうしてこうなったか、記憶を巡らせてみる。
* *
四月二十六日
お昼時、いつもの面々で机を囲んで昼食としようとしたところ――
「あの……今日はお弁当なのですか?」
姫城さんが、話しかけてきた。
「あ、うん」
何気なく答える。
うーん相変わらず、どう見ても美人だよなぁ……本当に、あの行動が無ければ。
清楚で美人なクラスメイトの一人だったんだがなぁ……ギャルゲーのヒロインにしてヤンデレ属性持ちだとは。
「あ、あの……」
姫城さんがもどかしそうに言い淀んでいた、どうしたことだろうか。
「?」
「ユウジ様方とお昼、ご一緒してもよろしいですか?」
「ああ――」
はっ! 蘇る記憶。
暗い階――大丈夫、姫城さんは、もうヤンデレじゃないはずだ。
昨日のことで、悔い改めてくれたはずだ……いや、俺はそう信じたい。
それに俺は告白を撤回された身だ、単にクラスメイトの友人として一緒に昼食をしたいということなのだろう。
「ああ、もちえん。皆はいいか?」
それに俺以外のユキとユイとマサヒロも頷き、それぞれ歓迎の言葉を口に出す。
「っ! ありがとうございます。じゃあ、こちらに机に持ってきますから」
「悪いな」
「いえいえ、私からお願いさせて頂いたので……こちらの机を拝借して」
ということで俺の後ろの学食組の開いている席を使って、改めて五人での昼食となった。
「姫城さんが一緒に昼食とは行幸ぞな!」
「どぞどぞこんな狭いところでよければ」
「なんかユウジと姫城さんって意外だねー」
ユイ・マサヒロ・ユキがそれぞれ呟く、彼女の本性を知らない彼らにすればあまり親交こそないが悪い印象はない彼女が昼食に加わった、という具合なのかもしれない。
机に、二段重ねの子ぶりなピンクのプラスチックの弁当を、持ってきた巾着袋から取り出した。
「お弁当はユウジ様が作っているのですか?」
なんとも普通な質問で安心する。
良かった、彼女はもう普通の女の子のようだ。
「いや……姉に作ってもらってるんだ」
姉貴が、毎朝早起きして作ってくれる弁当を頂いている……そんな姉貴に改めて感謝だな。
「そうだったのですか……」
すると何故か姫城さんは考え込み始めた……なんか「チャンスです」とか聞こえたが、気にしない。
なんにせよ、ユイとマサヒロ意外のそれも学校でも指折りの美少女二人とも昼食を食べるなんてことになるとは……現実じゃ到底無理なことだったろうな。
そして姫城さんの俺への接し方も、クラスメイトかはたまた友人のそれになってくれて俺は安心出来て嬉しく思う。
もっとも行き過ぎていたとはいえ姫城さんの俺への好意がなくなったのだろうと思うと、少し惜しい気持ちが男心としてはないわけじゃないのだが……まぁそれは贅沢な話だろう。
そんな俺は弁当を何も考えずに開けると――
「ぶぶっ!?」
『ユウくんLOVE』
ご飯の部分に可愛く桜でんぶで「ユウくんLOVE」の文字が書かれていた。
「これ、どういうこと?」
「どういうことでしょうかユウジ様!」
主犯格は弁当を作った姉貴だと確信するも、傍から見れば彼女のお手製弁当にしか見えないそれにユキと姫城さんは不機嫌マックスゲージ。
いや、そもそもユキが嫉妬するのは幼馴染な上に特に恋愛フラグ的なのも立っていなさそうな今の段階では良く分からないし。
姫城に至っては告白を撤回したのである、それで俺が仮に彼女を作っていようと何の問題がなかろうか……まぁ彼女はいませんとも、ええ!
そんな時に「ユウくんデザートのつまようじ忘れちゃったー!」とやってきた姉貴によって俺の冤罪が晴らされるかと思いきや、むしろ火に油を注ぐ結果になる。
それからどうにか誤解を解いたものの、なんとも疲れてしまったのは言うまでもない。
その姉貴の一連の行動が、姉貴による俺の周囲の女子への弟は自分のモノアピールという可能性は……考えたくないな。
というかそれこそ自意識過剰だ、姉貴がまさかそんなこと……そんなこと……。
そんな姉貴が――
「ユウくんに……放課後伝えたいことがあるの。校舎裏に来て?」
と、耳元で囁いたのちに俺の教室を後にした。
いやいやいや、俺の考えすぎだろう。
まさか、いや、そんな。
姉貴だって俺の事を異性として見ているわけ……それは弟だからであって、俺がそこらへんに生えてそうな男子なら目もくれないに違いない。
だからきっと俺の思い違いであり、絶対にありえない。
しかし耳元でささやき、その前の他の女子へのけん制、さらには弁当への「LOVE」を告白を文字通りに捉えるならば――
まさか姉貴が俺に愛の告白を……?
いやいやそんなまさか心の準備が、だって俺たちは実の姉弟なわけでそんなこと世間が許してくれな――
で、姉貴に呼び出されるまま校舎裏で待っている。
いやよく考えたら俺が告白される前提はおかしいのではないだろうか。
もしかしたら姉貴の意中の相手が見つかり、それを弟に紹介するべく呼び出したのかもしれない。
なら十分に納得できるし、行動の理由としてはそれほどおかしくないはずだ(?)。
まぁそれでもその男の身元というのはよく調べなければならないな、だから姉貴には悪いがすぐにイエスと俺が言う訳にはいかない。
悪いな姉貴、俺は姉貴のことを思ってのことなんだ。
例え姉貴が認めた貰えなくて悲しんだとしても、俺は心を鬼にしてその男とやらの欠点を重箱の隅をつつくように――
あれこれ思考している間にしばらく経った。
二〇分前後は待っているだろう、既に部活動に本腰を入れ始めた運動部員の掛け声が聞こえてくる。
そうして校舎裏の壁にもたれながら姉貴を待っていると――
「ごめんねー!」
息を切らしながら駆けてくる姉……走らなくても良かったのに。
「ホームルームで、遅れちゃったんだ……ごめんね!」
「いや別に構わないぞ。で……要件はなんなんだ?」
姉に問う。
しかし俺は不審に思う、姉貴の周囲の俺に紹介するであろう男の影はない、
これはどういうことか――
「えっと……ね」
すると急に姉貴は俯いた。
「ユウくんに……伝えたいことがあるの」
「!」
なんだ、この姉貴の雰囲気は……いつもの姉貴じゃない……!?
なんというか、別人である……そしてこのしんみりムード、まず浮かんだのはギャルゲの告白シーン。
なんでだよ! おかしいだろ俺の脳内回路!
なんか凄い「神曲」とか、後に呼ばれそうなBGMが流れてる感じもしてきたぞ!?
廊下の窓からは夕焼けの朱が眩しい……ここまでシュチエーションがそれっぽいなんて!
ほかに男がいないなら俺への告白を……?
んなぁことなぁいはずだ、姉弟だぜ? そんな告白じゃないとすると……。
実は私、ユウくんの本当のお姉さんじゃないの!
まさかの義姉宣言の可能性!? そっちの告白の方がはっきり言って驚きだ!
いや、落ち着け俺。
このしんみり空間に頭をやられてギャルゲー的発想でしかできなくなってるぞ。
大体ギャルゲーみたいなことが現実で起こるわけ――
「あのね……」
いや、だがこの世界は……まさか!
いや、そそそそそそそそそんなはずは!?
だって姉貴は俺の姉貴であって、ギャルゲーの登場人物じゃないはずだ――
「私……」
なら、一体何の告白なんだ――!?
「私の……私の入ってる生徒会に入って!」
…………。
「え?」
俺が呆気に取られているその時――
「皆の者かかれぇっー!」
『イエッサァー!』
すると突然近くで聞こえる怒声。
それは姉の声ではない、屈狂強そうな男の声に混じる、少し男勝りな女子の声、その次の瞬間だった。
「なんだ!? 一体なんなんだ!?」
知り合い以前に見たこともない生徒に囲まれた俺は――
「ていやぁっ!」
「ぶっ!?」
ま、また首が狙われて――
そうして姫城の時と同じくクビチョップを喰らい、俺は意識を失ったのだった。
もっとも実際の首への手刀やチュップなどは頸椎を傷つけ後遺症を――
* *
回想終了。
じゃあどこなんだと、思ってみれば――
「うおっ、まぶし」
突然照らされる光に目を眩ませながらも、少しずつ目が慣れていく。
そして俺の前に立つのは、逆光なために詳細こそ分からないがシルエットから察するに四人の女子のようだった。
「こんにちは、下之ユウジ君」
かつて無音だった空間に響く、女性の高い声。
そして、その声の主は目の前に居た。
「ようこそ」
「…………え?」
ご、ごほん……とりあえず俺による俺の為の状況説明を開始する。
学校内の謎の部屋。
そこの中心辺りにパイプイスが置かれ、そのパイプイスに俺は座り手と足を縛られ縄で口当たりを布で覆われている。
ここまでは今までの状況だ……今度は新情報だ。
目の前に居るのは大層な美少女だった。
しかし本当の”少女”だ。
少女は角度によっては光の加減で赤く見える絶妙な色合いの短い髪を纏い、その赤髪からチョンと出るアホ毛、そしてなにより目立つのは座っていてもわかる背の小ささ。
というか全体的に幼い感じがするその容姿や醸し出す空気、声も小学生女子波に凄い高いし。
「下之君にはあるテストを受けてもらうよ」
文章体でみたらかなり迫力があるようにも思えるが、声を聞くとあら不思議。
高い声のせいでいまいち迫力が出ていない。
「では第一問」
っ! 問題!? というか、口塞がれてるだがっ!
「ほい! わへ! ひっはいほうひうほほはよ!(おい! 待て! 一体どういうことだよ!)
「え? 今なんて言ったの?」
布のせいで素で聞こえないようだ。
「ほひはへす、ほへはすせ(とりあえず、これ外せ!)」
「あー……ごめん。コナツ頼むよ」
「おう!」
コナツと呼ばれ答えたのは、先程怒号をかけた女子の声だった。
そしてその女子が俺の口に巻かれた布を取る。
「さて、第一問です」
「いや、まてその前に聞きたいことが――」
突然の拉致からクイズに、俺は脈略の無い内容の夢を見ている気分になってくる――
「アニメ生徒会の既存、一期と二期どっち派?」
そりゃもちろん――
「一期派」
二期は作画と声優変更がね……。
「生徒会への入会おめでとう!」
…………なんだかよく分からないが生徒会に入ることが決まってしまったらしかった。
藍浜高等学校生徒会。
基本的に三年が会長の座に就き、二年が副会長の二人書記一人、一年が副会長補佐一人会計一人雑務複数名で構成されている。
……はずなのだが三年の会長が就任後病欠で学校そのものを欠席しており事実上二年の副会長一人が会長代行として昇進し就いている。
ということで現在は二年から会長一人副会長一人書記一人、一年から会計一人となっているらしい。
副会長補佐が欠員しているのは今期の生徒会役員が成績的に優秀だったが為に省略され副会長二人体制で不足なしと判断された。
ちなみに雑務は、各学年の生徒委員会所属委員(要するに、クラス委員長を数名呼ぶ)から出張してもらう方式で人員の削減を徹底している。
しかし副会長補佐を設定しなかったのが裏目に出た。
会長の欠員によって副会長一人に格上げが実施され副会長は一人で補佐無しという現状になった。
現在副会長が一人しかおらず、更に補佐も居ないことから深刻な役員不足が問題視されている。
そこで部活や他役員に無所属な者を生徒会役員全員が自ら推薦して任意同行し書類調査を行い役員試験を受けさせた――
「ちょっと待ってください、任意同行? 俺の聞き間違いでしょうか? おそらく拉致の間違いですよね? ね?」
「……細かいことを気にする男は嫌われるわよ?」
と上級生の女子生徒。机の手作り感満載の段ボール製紙立てに”書記”と書いてある紙が挟まれている。
「細かいですかねこれ……」
そう上級生に抗議し、すべての根源であろう姉貴を睨みつける。
「ゴメンネ☆」
と、反省気まるでなしの言い方で謝られた……ちょっと可愛かったけど、まったく姉貴はまったく。
「会長はなんでこんな奴を?」
男勝りな声な女子生徒が俺を顎で指す……どうやら良く分からないが俺の好感度は彼女にとって低いらしい。
「コナツは何か知っているの?」
と、チビッ子さんが純粋無垢そうに舌足らずで高い声で問いかける。
「同じクラスだから知っているのだが……色々な女子をはべらせているんだ」
「!?」
はべらせている……だって? いきなり何を言うのだね、まさかそんなあり得ないことを。
俺の周りには自分も含めてぱっとしない友人しかいないぞ? いくら俺がギャルゲーの主人公っぽい物になったとはいえ、そんなには――ユキがいるじゃん。
そんでもって最近は姫城さんも……そっか学園のヒロインを大げさに言えば独り占めしてることになるのだろうか?
……いやいや、いくらなんでも自意識過剰すぎだろう。
ユキとは友人止まりだろうし、姫城さんには告白されて撤回されて無かったことにされて友人だしなあ。
「コナツ……それはどういうこと?」
童顔にに似つかわしくなく眉間にしわを寄せてチビッ子が聞く。
「こいつ数人の女子と妙に親密で……登校時に手を繋ぐ程の関係のある女子と別に、違う女子と地下倉庫前で密談関係のある女子を差し置いて違う女子と昼食してたりな!」
くっ……表現の仕方に多少誤差があるも、だいたいあってる。
まぁあんな暗い地下倉庫前で話してたら怪しむのも当然か……実際は俺と姫城さんが命の危機に瀕していた訳だけど。
「ユ、ユウくん! それはどういうことっ!?」
「うわぁ、なんか食いついてきた!」
身を乗り出して興奮気味に食いついてきたのは他らならぬまた姉貴。
いや……まぁ今のこの子(コナツ)の発言は取り方によっては俺が不健全な交友をしているようにも聞こえてくることから、あくまで姉として注意するのは理解できるとしても……問題はなぜにそれほどまでに目が血走っているのか、だ。
「いや、一人はユキだよ。ほら家の前まで迎えに来てくれる」
「ああユキちゃんね……で、もう一人は?」
あれ……姉貴が恐いぞ?
なんというか、姫城が怒っていた時の雰囲気に似てるんだが。
「ただのクラスメイトだよ。ユイやマサヒロやユキが学食に行ったから一緒に飯食うことになって……」
「密談は?」
むごいぐらいにガシガシ攻めてくる。
「彼女は何か悩んでいたらしくて人の多い場所じゃなんだから、と俺に相談を地下倉庫前で」
殺すことに悩んでたから、完全に嘘ではない……はず。
「なんでユウくんなの?」
もう、もうひと押しだ!
「友人としてだぞ? 友人である俺に相談してきたんだろ。彼女……姫城さんはあまり話す相手がいないらしくてさ」
「……そうなの」
「あ、ああ」
……。
「そうなんだ! よかったぁ!」
……ふぅ、とりあえず急場は凌げたぜ。
すると先程コナツとやらに聞いていたチビッ子は。
「なるほどね、うんうん! そういう事情なら仕方ないね。コナツ、いきなり決めつけりゅことはよくないよ!」
名も知らぬ少チビッ子、擁護ありがとう! でも素晴らしいほどに舌足らずだぞ……
「ということで、この話題は置いておいて」
「完結じゃないんですか!?」
チビッ子あと少しじゃないか! 頑張ってくれよ!
「ということで、我が生徒会の主なメンバー紹介をするよ」
するとチビッ子は立ち上がった……擁護してくれたとはいえ、なんだこの会長気取り。
というか同じ学年にこんな少さい子いたっけか?
「私は……葉桜 飛鳥(はざくら あすか) 二年生徒会長代行っ!」
「えっ」
少女さんが会長代行? ということは……上級生!?
「…………」
「なんで突然黙るのかな! しもの!?」
こんな人の名前を平仮名調で言う人が上級生な訳あるもんか。
「じゃあ次は私ね」
先程俺が任意同行に語弊がある! と、言った際に「細かい男」云々を呟いた書記。
「私は紅 知沙(あかつき ちさ) 二年書記」
説明を受けたその数秒後、初っ端毒舌を吐かれて困ったものだ。
「で……あたしか」
先程何か俺への当てつけのように「こいつはべらせてるよ」的発言をしてきた奴だ。
「あたしは福島 戸夏(ふくしま こなつ)一年会計」
やっぱ一年か……会計は一年らしいからな。
そういえばこの子さっきさりげなく同じクラスとか言ってたような――なぜに好感度がストップ安なんだろう。
「私は下之美――」
「いや、姉貴はいいよ」
「(しゅん)」
何に落ち込む姉貴。
いや、いらないからさ……もちろん知ってるし、だって実の弟だよ?
「というか、なぜ俺なんです?」
「ミナから推薦されたから」
「いや、そうじゃなくて……生徒会役員全員が推薦したってことは姉貴以外が推薦した別の人がいるはずじゃないですか」
俺以外の姿は見当たらない。俺が一番最初なら仕方ないのだが。
「ああ、それなら」
するとチビ――会長代行は。
「ミナの副会長権限によって全却下されちゃったんだよねー」
……。
「……姉貴、あとで詳しく」
「やだ! ユウくん告白なんて!」
「今までの会話の何処に告白の要素があるのか、よく考えて」
それを聞いて会長代行はというと顔を真っ赤にして。
「告白なんてふしだらだよ! 十八歳にならないと」
いや歳関係なく姉弟同士は駄目だと思います。
「流石ね」
……なにが流石なんですか、書記先輩!
「で、シモノは副会長補佐代行ってことでよろしくね」
「!? ちょっと待ってください! だから俺は生徒会に入るとは言ってな――」
「ようこそ! わが生徒会へっ!」
「いや、だから――」
「可愛がってあげる(イジリ甲斐がありそう)」
「結構です!」
「人と見ずに……まぁ荷物運びに、一人居てもギリギリ許容範囲だな」
既に人外の扱い。
というかこいつはどれだけ俺のこと嫌いなんだよ……。
「ユウくんと一緒に働けるなんてお姉ちゃんすごく楽しみ! ワクワク」
「ああ、姉貴と一緒に働くなんて不安で心が折れそうで、今は心臓バクバクだよ……」
とりあえず拝啓名前も存じていない会長様、早めの復帰を心から願います。
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