本日のニュース 小学生に抜かれる日2
この海外状況を何気なく目にしていて、そのうちに日本の小学校でも、パソコンのプログラミングを教えるようになる、と予言するように自分が思ったのは、なぜかわからない。正直、今日見かけたニュース、もしかして十年前のニュースでも驚かない。もしかして、とっくに導入されてるのでは?
ニュースの日付を確認するのを忘れたが、例えそうでも、驚かない。むしろ日本はゆっくりの変化だ。なぜテクノロジーが進んでいる日本の、全体の変化がゆっくりなのか、ちょっと理解に苦しむが。
ブラインドタッチ必修みたいなことが書かれていて、それはちょうど、大学のコンピューターサイエンスの授業がそうだった。僕は、コンピューターの授業を取らなかったが、当たり前だが、ブラインドタッチくらい最初からできた。その理由は不明だけれど、親が普通に使っていたら、自然に子供も、テレビのチャンネルリモコンのように、使いこなして、普通なのだろう。わざわざ練習した記憶などない。日本も、ここまで来たのが早いのか遅いのか。
僕が怖いと思ったのは、そういう単純なことじゃなくて、プログラムをサクサクして、どんどん世の中のこともよく知らない子どもたちが「便利なものを勝手に作るんだろう」ということだった。簡単に単純に、自分たちが負けてしまう恐怖。うかうかしていられない。僕はコンピューターは得意な方ではないけれど、そんなことは言っていられない。もはや、家の鍵が開かなくなるかもしれない。コンピューターのプログラムをいくらでもいじれるということは、家には入れない恐怖と直結だ。自分の住んでいる今の家はアナログだが、今や、コンピューターで家の中の監視システムとスマホと、連動している時代。自分の家なのに、入れないというようなハッキングが簡単に起こってくるかもしれない。窓なんかも全部オートにしていたら、自分が中にいるのに、遠隔で閉じ込められるかもしれない。
ちょっとしたいたずら気分でも、高度なことになってくる。よくわからず、便利、また簡単にできるから、うっかりしたことをしてしまうような子も出てくるかもしれない。だいたい、新しい分野には法律の整備が追いつかない。必ず後手後手となり、到達地点に旗を立てるように「原野」に早く辿り着いて何かすると「トク」すると、モラル関係なしに「なんでもしてしまう」ような輩はすでにいっぱい
昔の映画で、ホームアローンという映画があったが、それこそ無人運転可能な自分の車がハッキングされ、運転手の自分を無視して、どこを走っていくのか、わからない、そんな未来がすぐそこに見える。案外と、出てきてすぐはなんでも「穴」があってもわからない。
今日のニュースでは、うかうかしていると、本当に言語が通じなくなるくらい、古い世代と新しい世代とでは、コミュニケーションがまともにできなくなると、危機感を感じた。子供がいる人はまだいい。子供が学校で何を習ってくるのか、教科書などから伺い知ることができるから。
子供がいない人、電子機器の扱いに慣れない、取り残された世代はどうなるだろうか。
今や「ライン」などは普通になってるはずだ。実は、この国で「ライン」はあまり普及していない。ラインは韓国資本だったと思うが、日本人なのに、外国資本のサービスの使用に抵抗のある人はどのくらいいるのだろうか。自分が、恐ろしいと思うのは、日本の官公庁の情報端末の下請けが中国資本の会社が請け負っているだとか、原発の制御システムがイスラエル資本の会社が請け負っているだとか、そういう状況だが、そういうと、スマホはアメリカ資本の端末であるし、HPサービスはイスラエル資本だったりする。正直、全てを安全な自国で賄うというのは不可能になりつつある。
この国でも公務員支給の端末がアメリカ資本から中国資本のものになったりと、それでいいのか、と思ったが、この国の電話サービス会社は壊滅状態になったらしく、どの国も同じような似たり寄ったりの状況らしい。情報が勝手に流れ出ていかないように、セキュリティをどうするのか、できるだけ自分の情報をどこにも登録しないくらいしか、防御のしようがないが、この国では電話番号を電話会社からもらった時点で、すでに同時に住所氏名電話番号エトセトラ、名簿が流出していることがはっきりわかる。何かを拒むことさえ不可能だ。おそらく、どの国もそう状況は変わらない。情報の売り買い、情報をその登録先が盗んで勝手に使うことについて、もっと刑罰を厳しくするしか方法がない。
この国では「ライン」より、他を使う人が多い。国に寄ってよく使われるアプリやサービスに違いがある。例えば「ライン」は、日本を含めたアジアで優勢だ。まず、どこの国が起点になって開発されたとか、どこの国の人間が主にどこの国の人に供給しているサービスなのか、僕の場合はそのことをとても気にする。気にしても仕方ないのだが、そういう理由で、僕はアプリなどを簡単にダウンロードしたりしない。出来るだけ使わないのが個人情報を守る上での鉄則、掟だから。登録情報も本当のことを登録しない。どうしても必要な時は、使用を諦めるか、最低限の情報しか入力しない。使った後、すぐにアカウントを抹消するとか。
そうなるとすごく不便なこともあるのだが、自分を守るためには仕方ない。それでも仕事上、必要なことも出てきて、仕方なく使う。
海外に親の駐在などで住んだ子女というのは、電子機器周りの知識が日本にいる人よりも進んでいる。ある時、もう随分前だが、全世界の言語にHP翻訳するプログラムを遊びのサイトに実装しようとしたことがある。当時、今とは違って、まだアプリのようなものというのは、ほとんど出てないような時代だったんじゃないか。
開発者に連絡したら、海外に住む日本人の中学生だった。本当に驚いた。その他にも、なんと、モノマガジン的なアフィリエイトブログの主は現役の高校生だったり。書いてある文章からは、全く想像もつかない。確かに自分が中学の時、友人は株をやっていた。中学生で株をするというのは、もちろん親がやっているからなのだが、子どもというのは本当に侮れない。まさか高校生が雇い主だなんて、知ったら驚愕する。
このまま放っておくと、光の速さで追い抜かれることは目に見えている。
自分も日々進歩していないと、あっという間に「情報薄弱なの?」とごく小さな子に笑われる未来が来てしまう。
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