ポテちゃんとラッセルウエストブルックについて(後編)
(CM明け)
うだだーうだだー うだうだだー うだうだ だーだー
お腹痛い。でも頑張る。これが本当の腹痛の精神。なんつって。
『炎の転校生』のテーマ曲を島本和彦先生本人が歌ってるバージョンがあるんだけど。ストリーミング化してくれんかね。島本先生、お子さんが五人くらいいるんだよね。凄すぎだぜ。
ウエストブルック、ロケッツに移籍だと。びっくらこいたね。アタイが見てるYouTuberのニコラス武さんも驚いていた。
ついに日本にあのアメリカ1の元気者がやってくるのだ。ハーデンとどういうデュオになるのか。喧嘩しかしなさそうなんだけど。
なんかウォリアーズが3連覇を逃したことで、NBAに新しい時代がやってきた感があるよ。
レブロン・カリー時代が終わり、どこが頭角を表すのか。
だって、
レブロンジェイムズとアンソニーデイビス
ケビンデュラント(来季は治療)とカイリーアービング
カワイ・レナードとポールジョージ
ラッセルウエストブルックとジェームスハーデン
凄くないか、これ。メンツだけ見たら、どこも優勝だぞ。
来季のNBAはヤバイぞ。
そんだけ。
CM。
うだだーうだだー うだうだだー うだうだ だーだー
(CM)
はーいじー!
ミールクのくにぃ〜 生クリぃむ 生クリぃむ
(ハイジの狂った笑い声)
ミールクのくにぃ〜 生クリぃむ 生クリぃむ
「だーいすき! 生クリームがたぁぁっっっぷり入って美味しいの。ハイジの生クリームミルクの国」
かすがい!
(CM明け)
うだだーうだだー うだうだだー うだうだ だーだー
で、本題の前にアタイの好きな言葉を発表する。ここ最近調べ。
まず、アタイの好きな言葉第一位「愛」
もはや言わずと知れた最高の言葉である。愛があるから金をくれるのだ。
で、二位「金」
これも定番です。愛が一位だってほざいてる奴がいるから「なら金くらいくれるよな?」とお金をもらうことができるのだ。
で、三位が「漁師の朝ごはん」
もう想像しただけでワクワクしてしまいますよね。あの人たちの素材の味を贅沢に使う姿勢にいつも憧れてします。理科の実験みたいに雑に鍋にぶち込むのとか好き。
公害で汚染した川の水面みたいになった旨味ばかりが浮き上がってきた水面を想像するだけで心が穏やかになる。
おそらくマインドフルネスというが、あれは結局、漁師の朝ごはんを想像するところに行き着くとアタイは思っている。
四位「ドゥクーニンク・クイックステップ」
ベルギーの自転車チームの名前。これ言って「どうだ」とドヤ顔するのが好き。どうだ、かっこいいだろ。
もちろん、相手はクイックステップどころか、自転車にも興味がないからはぁ? で終わり。でもいいもん。
で、『腹ペコりんりんハム太郎カレー』は、順位にしたら54位くらいだろう。実は『腹ペコりんりんハム太郎ふりかけ』の方が、アタイは好きなのだ。13位。ふりかけって言葉はカワイイ。
ポテロングふりかけをいつか出したい。たまご味、しゃけ味、のり味、ごま味、うすしお味。ポテちゃんマークを二枚送ると笛をプレゼントする。
弁慶高校は17位くらいだな。ドカベンシリーズだと室戸学習塾高校が一番好き。14位。知三郎が犬飼兄弟で一番好き。
で、54位の『腹カレー』とおんなじくらいアタイが好きな言葉、『風来坊』である。
風来坊。
いい響きだ。
こうありたいと思っているよ。こうあって、漁師の朝ごはんを食べに行くのが夢だ。
で、本題に入るけど。
最近、読み専のアカウンコ。あっ、いっけね。アカチンコ。ああ! 赤ポコチン……野グソ五郎……野口五郎……アカウント。
読み専のアカウントを作ろうかと思ったのだ。なんか、小説フォローしたら、アタイのアカウントごとフォローされるから。「なんか、気ぃ使ちゃったな。てか、まだ読んでねぇのに」とか思うから。
風来坊。
元来、アタイはこうありたいと思っている。三度笠と唐草模様のマントでゲーセンでプリクラを撮って、出てきたプリクラをその場において去っていく。
「お待ちに!」と追ってくる店員に名前すら告げずに去っていく男。それが風来坊。赤信号で進めない。右に曲がる。それが風来坊。
アタイは流れの男だ。
最近、カクヨムの知らない人の小説を読みに行っている。もちろん、風来坊スタイルにギターと道に咲いていた花を口に咥えたスタイルで。※1
で、道にお茶屋を出している誰かの小説に入っていく。団子。
アタイは静かに読んでいる。すると、そのアカウントに客人。どうもガラの悪い男が五人。
聞いたら書き手が借金を返せないので、店を荒らしに来たという。ひどい奴だ。
「払えないなら、その娘を連れてくぜ!」
と、店の主人の一人娘を引っ張るガラ悪。
「この女を売ればいい金になるぞぉ」
「おとっつぁん!」と娘は泣く。アタイはどこの店に売るのかを念のため聞いておこうと思い、聞く耳を立てる。
そして小説を読み終えるアタイ。
「まちな」
アタイが立ち上がる。「なんだ貴様は!」と借金取りがアタイの方を振り返る。
「娘さんが痛がってるじゃないか」
アタイは借金取りに喧嘩で成敗してやるつもりだ。もし負けても、さっき娘の店の名前を聞いておいたので、大丈夫なのだ。どっちに転んでも美味しい。
ギッタン! バッタン! しょこたん! ナポリタン! エイドリアああん!
五人をあっという間にやっつけるアタイ。
「覚えてろ!」と逃げていく五人組。データをちゃんと保存する。
「あの、ありがとうございます」
主人がアタイに頭を下げる。
「あの、お名前は?」
「名乗るほどのもんじゃねぇさ」
「どうして助けてくれたんですか?」
アタイはそう聞くご主人にフッ笑うだけだ。そして、黙って星を押す。
「小説、面白かったぜ」
そう言ってアタイは店を出ていく。
こんな感じで小説を読み漁りたいわけよ。風来坊として。
そのために読み専のアカウンコを作ろうかと思ったんだけど。ふと、もし将来アタイはノーベル文学賞を受賞して、なおかつ太陽系文学賞、全宇宙小説大賞、神々の直木賞、全時空統一文学賞を受賞した時に、
「ポテちゃんは読み専のアカウントを持ってて、それで自分の小説を読んでるんだ」
とか言われて、ヤラセ疑惑が浮上して、全部の賞がおじゃんになったらやだなぁ。とか、考えた。
やめた
おい、カクヨム、『お忍びで読みに来てます』モード作れ。人付き合い苦手やねん。
終わり。
(CM)
アールピージー スーパーマリーお アールピージー!
ロールプレイングゲーム やっとことないひっとも〜
(OK!)
マーリーオーとターびにでよー どーらまをつくろーおー
ロールプレイングゲーム やーりつくしたひーとも〜
(OK!)
まーんぞーくさせます! まりおっでっす!
スーパーマリオRPG!
スーパーファミコンが四千円安くなるクーポン券付き!
(注釈)
※1 フラメンコやってる木の実ナナスタイル。
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