二〇二九年二月二四日(土)への応援コメント
なんつくのうたかた。です。本日夕方頃に読了致しました。油断して昼休み中に読んでたら枳殻が死んでしまって、午後から作業を潤眼で開始する羽目となりました……笑。最後のシーン圧巻でした。
以下、感想をこちらに述べさせて頂こうと思うのですが、こちらで大丈夫でしょうか。もしコンテストの審査等に影響することがあればすぐに削除してSkypeの方に貼りますので連絡下さい。
~感想~
レビューとほとんど同じことなんですが、専門学校に入ってからの情景描写が本当にスゴいと思いました。最初の高校生活というのは、私たちがある程度見たり体験してきたことなのですが、宇宙での作業に向けての実習という世界観は、情報を集めて作者の頭の中で築き上げるしかないので、それであれだけ読み手が情景を思い浮かべられるような文章を書くというのは、そういう作品にはなかなか出会えないです。プロの作家さんの作品でも、近未来を扱った作品だと、情報と作者の奇抜なアイデアを思いっきり全面に押し出して宣伝してきて、物語の内容や登場人物同士の関りが希薄になってしまっているものが多いので、架空の世界を表現しつつ、あくまでそれは背景に溶け込んで、登場人物の想いにしっかり主軸が置かれているあたりは素晴らしいです。
登場人物に関して言うと、うたかた。は最初の達観した……というかフラットな感情の早寧のことはどうしても好きになれなかったのですが(単純に嫉妬しただけかもしれませんが……笑)、枳殻によって人間的な弱さをさらけ出した後の、少し泥臭い早寧はとても好きです。特に枳殻を振って、彼女を避けようとする彼の苦しみと自己嫌悪は、共感した……というより読んでて一緒に痛みを覚えるものがありました。その後彼女が早寧
の為に死んでしまうことを知った上で読み返すとまた違った辛さを感じました。小説を読んでてここまで感情の深い部分に触れることはなかなかないです。素晴らしい心情描写だと思いました。ここはレビューに書くとネタバレになってしまうので(うたかた。の語彙力ではネタバレせずに表現出来ないので)あっちでは情景について主に触れましたが、この作品の一番優れているところは、後半の早寧の感情の描き方かもです。
この作品は早寧というちょっとクールで達観した価値観を持つ男性が、2人の女性に深く恋い慕われるという経験を通して、返って自己嫌悪や恥辱といった激しい感情に苛まされ、その上で、自分自身の中にある強い感情を再発見し、その新しい自分と向き合って人生を歩む覚悟をする物語……だと、うたかた。は勝手に解釈しました。
うたかた。も高校時代美術部だったのですが、やはり感情がドライだと鑑賞者に伝えたいものが特にないので描けない……というか絵を描くこと自体苦痛に感じることがありました。やはり創作活動というのは泥臭くて醜い自身の人間性と見つめ合って初めて成立するものなのかなぁ……とか感じさせられました。今後枳殻の絵を描き続けるであろう早寧は本物の画家として生きていくんだろうなと思います。
まだちゃんと小説を書けたことがない立場なので分不相応ですが以下、気になったところをまとめました。あくまでうたかた。の感じたことなので、読み込みが不十分なところや勘違いしてるとこなどありましたらご指摘下さい。
1. 枳殻について
1-1. 枳殻と早寧を取り巻く周囲の視線
この作品の舞台は、前半が一般的な高校、後半が宇宙工学の専門学校になっているかと思います。
前半は近未来要素はなく、中高生の思春期の心理描写に重きを置いて書かれたのかなぁとの感想を持ちました。
そこで、中高生が抱える一番大きな問題というのは、学校という閉鎖的な環境の中で、周囲との人間関係を如何に無事にやり過ごすかということではないかと……うたかた。は勝手に思っています。学園ものというと、本心と学内で演じるキャラとの狭間で生まれる葛藤というのが多くの作品に共通するテーマではないかと思うのです。
その上で、うたかた。は早寧と一緒に過ごしている時の枳殻の一途さに少し違和感を感じました。
枳殻は周囲の友人たちに対して、自分の早寧への気持ちを誤魔化し、バレないようにしているし、陸上部の友人の方も、枳殻と早寧の関係を探ろうとしようとする描写があります。うたかた。の価値観から客観的に見ても、陸上部に所属する社交的な枳殻と、全校集会で表彰されるが無口であまり周囲と交わらない生徒、早寧が親密な関係であることが周囲に広まれば、学内ではそれなりのスキャンダルになると想像されます。
なので、枳殻が早寧に告白したシーンを読んで、うたかた。が最初に抱いた懸念は、2人の関係がこれからどうなっていくかよりも、2人に対する周囲の視線がどのようなものになるかでした。
しかしそんなこちらの懸念を置いてくかのように、それからの枳殻は全く早寧への恋心を隠そうという心労が見られないです。早寧は少し気にするような描写がありましたが、やはり年頃の中高生にしては意識しなさすぎな気がします。
例えば初めて学外で早寧と行動を共にするときの彼女は、無邪気過ぎないか。或いは枳殻がそういう一途な性格であったとしても、早寧の方は彼女の身を案じて一緒にいつところをクラスメイトに見られるのでないかと周囲を警戒し、彼女を気遣うような素振りがあるのではないか。
1-2. 枳殻が早寧の絵から連想した『許す人』
枳殻は早寧に惹かれるようになったきっかけは、早寧の絵に対して感じ取った『許す人』からと作中で述べられています。『諦め』とか『許容』という言葉がぴったりくると。かなり具体的に述べています。しかもうたかた。が思うだけかもですが、枳殻は「自由に空を飛ぶ鳥」ではなく、「重い水の中を飛ぶことを敢えて選んでいる鳥」に惹かれています、これかなり独特な感情だと思います。が、早寧の絵に対して感じ取ったこの『許す人』が枳殻にとってどういうことなのか、その後触れることがないため、すっきりしないのです。
うたかた。は、『諦め』や『許容』を連想し、そういった人柄に惹かれていく枳殻は、誰かから過剰な期待をかけられていたり、周囲から求められるままに完璧なキャラを演じていて息苦しさを感じていたとかそんな背景があるのかな、とか思いました。だからあるがままの自分を受け入れてくれるような包容力を持った存在を求めていて、それが早寧の、クールで達観した姿に重なったのかなぁと。
最初に2人で出かけた際、枳殻は早寧に向けて、自身を知ってもらうべく生い立ちなどを詳しく語る描写がありますが、そこに直接的でなくとも枳殻という人間が『許す人』早寧に惹かれる理由が示されていると、うたかた。はすこし良いかなとか思いました。
2. 早寧について
2-1. “宇宙を描きたい”という感情
スランプに陥っていた早寧は枳殻と体験したアトラクションを通して、何らかの着想を得ます。それは、周りを説得して進路を変える程の覚悟を早寧にもたらすものです。義理堅い早寧が周囲に迷惑がかかることを承知で、宇宙が見たい。そういう心境の変化をもたらすシーンな訳ですが、そのときの早寧の心理描写が少しフラットに感じられて、うたかた。的には少し物足りないという感じを受けました。ここまでの早寧を見ていると、彼があまり安易に感情を動かさないクールなタイプなのは承知していますが、ここではもっと動揺したり、何か鬼気迫る感情描写があってもいいのではないかと思います。
2-2. 早寧の魅力
作中で、早寧は全く対照的な、2人の女性に、命を投げうってまで自分の存在を刻み込みたい。早寧の中で一番になりたい……というような深い愛情を抱かれます。それ以外にも、早寧は美術部の先輩に告白された過去があります。少しひねくれた見方かもしれませんが、社交的でもない文化部の男子が、これほど女性を惹きつけるというのは少しうたかた。は納得し難い部分があります。
美術のコンクールで優秀賞をとるくらいなわけだから、人並み以上の感性を持っていることは察することが出来るのですが、しかし審査員から「上手い」という評価はされても最優秀賞まではいかなかったとなっているので、並外れたカリスマというわけでもなく、また早寧の心情を読むと、思考がそれほど常人離れしているわけでもない。容姿に関する記述が、もしスゴい美形とかだった場合、枳殻と早寧が一緒に外を歩いていると道行く人がちょっと顔を見てくるとかそんな情景が描かれるかと思いますが、そういうこともないわけです。もう少し早寧のミステリアスな要素とか、何か天才的な感性とかを示されると、うたかた。が単純なだけかもしれないですが、不覚にも女性を惹きつけてしまい、傷付け傷付けられる運命を背負った少年の苦しみに、違和感なく同情出来るかもです。
3. 船体破損の原因について
物語のクライマックスで船体がイスラム過激派のミサイルに被弾し、船内の酸素濃度が救助まで持たない、という悲劇が起こります。ここで、うたかた。にはどうしてもイスラム過激派組織『ユムラク』の登場が少し唐突に感じられました。単純に自然災害のようなものではダメだったのでしょうか。彗星や隕石の衝突など。
自然災害であれば不可抗力で、どうしようもなく、どこまでも枳殻の死というものが残るわけですが、きっかけを作ったテロリストの存在、と更に“中国からの輸入”という別の感情を刺激する情報が入ってきて、少々複雑になっています。
ここはマスコミを風刺するような描き方も含めて“無垢な心を持った弱い”枳殻、早寧が“汚れた大人”社会の愚行に振り回されるやるせなさを描くような意図があったのでしょうか。ここは読者によって受け取り方が分かれると思います。
一先ず読了直後のうたかた。の感想は以上です。
これまでカクヨムで読んだ中で、弦さんの作品が一番長編でした。ここまで書き上げるのは、本当にスゴい集中力と精神力が必要だったのではないかと思います。そしてここで暫く休憩……ということもなく、既に新しい作品。しかも全く別系統でまたかなり難易度の高いテーマに着手されている弦さんの創作意欲には、ただただ恐れ入ります。
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作者からの返信
レビューに詳細な感想、本当にありがとうございます。
そして返事が遅くなってしまい申し訳ありません。
以前も一度、途中の段階で近況へのコメントで詳細なレビューを貰い、それをもとに描写等に手を入れた経緯もあり、とても参考にさせて貰っています。
同じサークルメンバーなので多少贔屓目に見て貰っている感もありますが、非常に嬉しく拝見しました。
遅ればせながら回答したいと思います。
(多少は知った間柄と言う事で突っ込んで回答していきます)
感想について
お褒め頂いた事については特に返す言葉はないですね。ただありがとうございます、とだけ。
受け取り方については読者の自由ですから、それが例え作者の意図とずれていても全く構わないと思います。
早寧というキャラクターはしばしば嫌われるのですが、私個人はこれを書き始めた時点では”自分の理想像の一つ”として書いていました。
『楽しいから』とか『楽だから』ではなく、自分で決めてそれに殉じ、それを成せることを『幸せだ』と言い切れる在り方に、私は強い憧れを感じていたと思います。
なのでここに主題を見出すのもなんら不思議はないのかなと思いました。
1-1. 枳殻と早寧を取り巻く周囲の視線
これについては私の描写不足と言う他ありませんね。
作者としては枳殻は学校ではあまり早寧とは絡んでいない体で書いていました。
実際公園で早寧のことを『秋史先輩』と呼んだ時の下りで、枳殻は学校では殆ど絡めない事を理由に挙げています。
ただこれで十分かと言えば甚だ疑問な所です。一度読み直してさりげなく埋め込める所があれば探してみます。
1-2. 枳殻が早寧の絵から連想した『許す人』
これはあくまで枳殻が絵を見た時の作者に対する一方的な第一印象であり、その後直接早寧と話す事で同じイメージを持つとは限らないのですが、それでも物語として見ると枳殻が絵に最初に感じたイメージと言うのは、決して小さなファクターではありません。
ここについては直すかどうか悩みどころですね。考慮ポイントとさせて貰います。
2-1. “宇宙を描きたい”という感情
これも悩ましい所です。
確かに早寧本人の価値観を根底から変革する程の衝撃であったと言えるものですから、それに相応しい描写というものがあるでしょう。
ただ個人的にはここでは”衝撃”というより”幻想的”と言う所に焦点を当てて書いています。
ですがこの二点を同時に表現する事は決して不可能なことではないのでここも検討課題でしょうか。
2-2. 早寧の魅力
確かに高校文化部の寡黙な男子にしてはいささか『モテ過ぎ』な感は否めません。
ただ、その内二人(上永と先輩)は同じ美術部であり、無口な部分はあまりマイナスにならなと感じます。
また彼女達は早寧が一心不乱に絵に没頭し、成長していく様を目の当たりにしています。
それが自分にはない才能・憧れとして魅力的に映るのではないでしょうか?
枳殻は例外です。あの絵と彼女の感性が呼び合ったからこそ、二人もまた惹かれ合った、と言えると思うので。
なので見た目の描写については上永視点の時に表現しているもの以外には足さないつもりです。
でも今思いつきましたが枳殻視点の所で早寧と同じクラスの先輩に『顔はいいんだけどね』といった表現を追加するのはいいかもしれません。
3. 船体破損の原因について
これは考慮します。仰る通り中国との関係は余計かもしれません。
ただ”ユムラク”自体は唐突ではなく、母親に進学を止められる要因としても出てきます。けれどそれでも違和感を覚えるものである事は仕方ないかもしれません。
またマスコミの描写は早寧が振り回される等を考えていた訳ではなく、あくまで早寧自身がマスコミに対して批判的な心情を持っており、ひいてはこの小説のサブメッセージとしてマスコミへの考え方を書きたかった、という面があります。
指摘事項に関してのお返事としてはこんなものでしょうか。
こちらも負けず劣らず長文になってしまいましたがしっかり書かれた感想にはしっかり返すのが礼儀、と思いどっさり書きました。
うたかた。さんの小説にも感想を述べているので、今後ともお互いにいい刺激になるように頑張りましょう。
二〇二九年二月二四日(土)への応援コメント
ここまでの執筆、まずはお疲れ様でした。
数ある選択の中でそう主人公が選ぶのは決まっていたのかも知れませんね。例えそれが孤独で暗い道だったとしても、亡くなったそれを大事にしようとし続ける。
孤高の絵描きとしては大成しそうですが、人としての幸せはその手から離れていきそうで。
そして……屋上に残された彼女、飛び降りたりしないですよね?
作者からの返信
最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました
彼にはたくさんの選択肢があるようで、結局はこの結末へ収束するのは必然だったように感じています。
彼が望むものを手に入れ、望む様に生きるのなら。
上永がどうしたのかについては、読み手の判断に今はお任せしようと思っています。
私の中での答えはありますが、書かないのであればその答えは読者の数だけ生まれるものだと思うので。
繰り返しになりますが、コメントや応援も含め、読んで頂いてありがとうございました
二〇二八年一〇月一二日(木)への応援コメント
物語が収束していく感じがします…
作者からの返信
はい、次がエピローグになります。
この後の展開は予測できてしまうかもしれませんが、せっかくですのでお付き合いいただけると嬉しいです
二〇二八年一〇月八日(日)—下への応援コメント
死へ近付く恐怖がしっかり書かれてると思います…
作者からの返信
ここでの表現には気を遣ったつもりです。
やはりどんなに強い意志を持っていても女の子、ここの表現を疎かにしてしまっては話のリアリティが損なわれてしまうと思いますので。
感想、ありがとうございます
二〇二八年一〇月八日(日)—上への応援コメント
穏やかだった宇宙での作業も、ここで一気に伏線が回収されましたね。宇宙での空気不足は命に直結しているのが…題材としてズルイ笑←
作者さん、プラネテス見たら絶対ハマりそうですね笑
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます
この上下の話中にあるいくつかのフレーズを美佳に言わせるために、今までの話があったと言っても過言ではないので「ずるい」も含めて褒め言葉として頂戴しておきます。
プラネテス、大好きです(笑)
ハチマキは最高にかっこいいと思います。
二〇二七年五月二日(日)への応援コメント
身体が弱っていく彼女…そのもしもの後を思うと本人が一番苦しいかも知れないですね。
作者からの返信
応援、いつもありがとうございます
そうだと思います。
けどだからこそそれが救いになることもある。それをこの後書いていきます
すみません。8月中に終わると言いつつ思いの外加筆修正が多く、まだ4章程も残っています。
そちらの企画に参加させて頂いているのに恐縮です。
二〇二七年四月二三日(金)への応援コメント
ついに宇宙へ…ですね。
ある意味で…世界の深淵とは宇宙…本物の深淵ですね。
うんうん。
面白いですし、私の自主企画、一次は通過です。
作者からの返信
面白く読んでいただけているなら本当に嬉しいです
あと一次通過も嬉しい限りです
今月中には完結する予定ですのでもう暫く、お付き合い下さい
二〇二五年六月二九日(日)—上への応援コメント
え、えぇー?!
悲しみの告白…上永さんもずるいのを自覚してるのはもっと悲しい。
フラグ的にそうかなと思ってましたが…。
作者からの返信
いつもコメント、ありがとうございます
この展開自体は三角関係ではよくある感じ、ですね
この変貌ぶりもふくめて上永の魅力と思っていただければ嬉しいです(汗)
編集済
二〇二四年九月二四日(火)への応援コメント
あぁ…一気に主人公の好感度が上がりました。私も漫画描きなので絵に対する気持ちが嫌になるぐらい分かります。
他人はどうでもいい、自分で納得のいく作品を描きたい。
その気持ちは尊いものです。
追記
もちろん、亀井先生とのやりとりですよ!
作者からの返信
いつも感想、本当にありがとうございます
私個人は絵がかけないのでそういった気持ちがきちんと表現出来ていたなら非常に嬉しいです。
私にとって主人公は私には決して叶えられない理想の人物像のひとつ。
亀井先生は私の信念の代弁者の1人、と言えます。
なのでここでの2人の会話にはかなり強い思いがあり、共感していただけたならとても嬉しいです
(この感想が顧問との会話か母親との会話によるものなのかは分かりませんが)
二〇二三年一〇月八日(土)への応援コメント
男の子は総じて宇宙とか好き。
少しずつ、冒頭部に寄って来ましたね。
関係性が見えずにどうなるんだろ?と思っていました。
作者からの返信
立て続けにふたつもコメント頂いて、重ねてありがとうございます
確かにこれまではそれぞれの状況の説明など、ある意味長い長い序章と言えるかもしれません。。
ここから少しずつ進み出して行きますので引き続き楽しんでいただければとても嬉しいです
二〇二三年九月二八日(木)—上への応援コメント
こっちのヒロインも応援したいです…。
作者からの返信
コメントありがとうございます
キャラクターに感情移入して頂けたこと、凄く嬉しいです
これから徐々に3人の気持ちが交錯していく中で、見えてくるものがあると思います
二〇二八年一〇月八日(日)への応援コメント
十年後に誰でも宇宙へ行ける時代になってれば、良い未来ですね。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます
これからどんどん載せていきますので良かったらお付き合い下さい
宇宙、見てみたいですね
二〇二八年一〇月八日(日)への応援コメント
企画に参加いただいありがとうございます!
僕個人の感想を述べさせていただきます。
まるで詩のような、主人公の独白での幕開けも良いですね。
宇宙を漂うシーンから始まるなんてロマンティックです。
それにプラスして主人公の漆黒の祈りの異様さが浮き上がっています。
高校生の時から宇宙に行けたというSFの設定も無理なく自然の流れで説明されているのも好印象です。
作者からの返信
コメント、ありがとうございます。
ここには描写や表現には随分心を砕きました。
どうすれば読者に興味を持ってもらえるか。
それを考えてこの様なプロローグになりました。