八話 王都騒乱

 王都アメン・アマテラスは広大な平野部に作られた巨大都市である。住宅地には瓦屋根の木造の平屋が軒を連ね、天井の代わりに天幕を張った長屋や、宿や商店といった大きな建築物の壁には丹が塗られて、窓には高価な玻璃はりも使われている。

 目抜き通りには露天、屋台、料亭と様々な店構えが揃い、浅い色の着物を着た人々でごった返していて、街全体が常に違う顔を見せる生き物のような生気に満ちあふれていた。


「うわあ……凄い」


 門を抜けて大通りを見渡し、ジャスティは田舎から出て来たおのぼりさんのような第一声を発する。


「けど、なんだか他の街と違うね……建物とか、服とか」

「アルソラルは元々、この王都を中心に発展が始まったのですが、それ以前は多くの国々が肥沃ひよくな国土を巡って争っていました……けれどその戦いに勝ち抜き、新たに建国して見せたのが今の王様の家系――すなわちテンガイ家なんですよ」


 実際、この人口密度においては最盛期を誇っていたアーネスト市でさえ及ばないし、大陸を見回してもこれだけの規模の都市に匹敵する国は見つからないだろう。

 とはいえ国の文化そのものが違うわけではなく、これらの様式はテンガイ家が元々の風習などを持ち込んだ結果、王都だけが独特の衣服や建築様式を持つに至ったのである。

 改めて見れば胴衣やスモックを着た外国の旅行者も混じっているのだが、それよりもユーシュリカは、ジャスティが何気なく呟いた質問に半ば開いた口が塞がらなくなった。


「アルソラルってなに?」

「え……あの、この国の名前なんですが……」

「へーそうなんだーそれよりすぐに乗り込もう!」


 目を転じれば、奥にある小高い山には国王のいるであろう王宮が建てられている。

 それだけでなく、そこまでに続く何段ものつづら折れになった通路の狭間には何重にも連なった門がそびえ、さらにその間には見張り台や様々な罠、兵士達が配備される詰め所が据えられて、正面はもちろん、側面に回ろうと防御側の集中攻撃を常に受ける構えとなっていた。これがアメン・アマテラスが大陸最大の都市でありながら難攻不落の要塞たるゆえんなのだ。

 で、たった今ジャスティが言った言葉をそのまま鵜呑うのみにすると、五百年以上もの長き渡る歴史の中改築、改良を繰り返して来た要害を強行突破する、という形になるのだが。


「ま、待って下さい勇者様! 少しだけ、私の話を聞いて下さい!」


 ノータイムで宮殿めがけて突っ込もうとするジャスティを抱きつくように必死に抑えつけ、人の目も気にせずユーシュリカは訴えかける。


「国王陛下を打ち倒してしまえばアルソラルそのものが想像を絶する大混乱へ突き落とされてしまいます! そうすると平和が訪れるどころか、悪が好き放題に闊歩かっぽする混沌とした時代に陥ってしまう可能性もあるんですよっ」

「だったらそいつらも全部倒してやる!」

「勇者様の目的はデイライズのはずです、もちろんこの王都も放っておけませんが、ここは私に任せて下さいませんか? きっと……きっと妙案を見つけて来ますので!」


 ジャスティに任せておいたら国が滅びかねない。そう本気で危惧きぐしたユーシュリカが懸命に説得を続けると、とりあえずジャスティは駆け出そうとした足を止めてくれたようだ。


「じゃあどうするの」

「私が情報収集をして来ますので、どうか勇者様はここでお待ちを。それから次善の策を講じましょう、ね? ……ね!」

「わかった……まってる。きみが戻ったらふたりで攻め込もうね」


 やはりよく分かっていないようだが、今のうちにとユーシュリカは通りへ早足に歩いて行く。ジャスティが大人しくしている隙に、できるだけ最小限の被害で王都を救う方法をひねり出さねばならなかった。


 一方のジャスティは早くも目抜き通りを見て回っていた。お腹がすいたのである。

 それにユーシュリカはここで待っているように言い置いていた、つまり王都からさえ出なければいいと考えたのである。

 店の軒下や路上で、人々の世間話や歓談の内容が無節操に耳へ飛び込んでくる。


「聞いたか? 先だって、アルソラルに正剣の勇者とやらが現れたらしい……マガト村では凶暴なダー兄弟をこらしめ、そして信じられない話だが……アーネスト市の領主アリアドラを土下座までさせたとか」

「おいおい、あんな虚栄心とプライドの塊のような女なんだ、例え天地がひっくり返ったって土下座なんてするわけないだろ……勇者なんてのも単なるデマさ、ここ二十年くらい一人も出てないしな」

「デイライズの率いる黎明の軍……今度は国境付近で村や町を襲撃したらしい。駐屯軍もまるで歯が立たないから、大司教ローデルタ猊下げいかも警戒するよう声明を出してるぞ」

「最近は王都にもよくアンクトゥワが出るよなあ……時期的に言えば奴隷商会が幅を利かせてきた頃くらいか?」

「俺の弟が、何やら変な薬を怪しい商人から安価で買ったらしくてな……服用するといい気分になれるそうなんだが、その量も日に日に増えて、つい一昨日にはアンクトゥワになって、止めようとした親父を殴り倒して家を飛び出しちまいやがった……」

「そうか……そいつは気の毒にな。その薬、あっちこっちの市場で出回ってるらしくて、噂では奴隷商会がばらまいてるって聞いた事もあるが……どうもきな臭いぜ」

「この間、城下町を視察に来ている大臣のギャンボリックを見かけたぞ。柄の悪い取り巻きどもを引き連れて、相変わらずうさんくさい野郎だ……リンネ女王陛下が幼いからって、摂政の立場を利用してやりたい放題しやがって」

「リンネ様もおかわいそうに……ここ数年で先王陛下、兄君に姉君、そして綺羅星きらぼしの如き名将や重臣を立て続けに失って、恐ろしい宮中に取り残されお一人で心細い思いをしておられるじゃろう……せめて強き正義の志を持つ誰かが側にいて差し上げられればのう」


 空腹を抱えたジャスティが屋台を覗きながら歩き回っていると、急に声をかけられた。


「おい、ぼうず……道に迷ったのかい。親御さんはどうした」


 振り返ると、ちょうど側の屋台で焼き鳥を焼いている、汗や油で湿ったねじりはちまきを巻いて茶まだらの髪を逆立てた店主の男が、怪訝そうにジャスティへ目を落としている。


「いないよ。ひとり」

「そうかい……だが子供一人でこのあたりを歩き回るのはお勧めしねぇな。これだけ人の目があっても、治安がいいとは言えねぇからよ」

「こどもじゃない。もう十五だもん」


 いかめしいしかめっつらをして見せたが、店主はマジかよ、と口を半開きにする。


「どう見ても十二かそれくらいだと思ったんだが……」


 ジャスティ本人は自覚していないものの、発育不足の低身長、童顔であり基本的にのほほんとした表情なのもあいまり、実年齢より幼く見られる事は多い。


「それで、仕事を探しに来たのかい」

「ううん。苦しみ惑う天下万民に正義をもたらしに」

「はぁ? ――ぼうず、悪い事は言わねぇ。背伸びしていてもいい事はないぜ……保護者がいるなら故郷に帰りな。バカにしてるんじゃない、それくらい今の王都は危険なんだ」


 その時ジャスティの腹の虫がぐうと鳴った。店主は気の抜けたとばかりに相好そうごうを崩し、可哀想な子供を見る目で餞別せんべつ代わりに焼き鳥を一本くれた。


「わーい、ありがとうっ」


 食べながらまた歩くが、これだけでは腹は膨れない。すると、奥行きのある横丁から少し逸れた先にうらぶれた路地があり――誰かがこちらを手招きしているのが視野に入る。


「なんかよう?」


 路地裏に入ると、墨のような黒いローブを身体に巻き付け、ねずみ色のターバンをかぶった猫背の男がジャスティを出迎える。彼はにこにこと笑いながら足下に置いてある商売道具らしき箱から、彫り物のされた木のジョッキを取りだして見せてきた。


「ぼっちゃん、ぼっちゃん。喉渇いたろう。これ飲みなよ」

「なあに、これ?」

「ジュース、ジュース。甘いよ、美味しいよ」


 しきりにジャスティへ押しつけてくるジョッキの中身は、青白く泡立ちひっきりなしに波紋が浮いている液体で、とろみがあってこくがありそうだった。


「でもおかね、もってない。ユーシュリカがお財布もってっちゃった」

「いいんだよ、一口でも全部でも、好きなだけおあがり」

「凄いよおじさん、ただでくれるなんて正義の体現者だよ!」


 おじさんはにこやかで優しい人の良さそうな笑みを浮かべており、ジャスティも笑ってジョッキを受け取った。


「飲む正義とは素晴らしい……ごくごくっ――べふぉあっ!? にっがっ!」


 のどごしは良かったものの、遅れてやって来た破壊的な苦みにジャスティは口から液体を吐き出し、ジョッキまで投げ出してしまう。しかしその直後、急激に四肢に力が入らなくなり、がくりと地面へしりもちをついてしまった。


「あ、あれ……にゃんで……? ちから、はいんにゃい……」

「ククク……勘の良いガキだ、途中で中身がヤクだと気づいたか……? まあいい」


 ろれつが回らずぽかんとしているジャスティの前で男がのっそりと背筋を伸ばす。その表情には先ほどまでの柔和な色はなく、ただにたりとした笑みを浮かべている。


「え、え……? にゃに、どうして……? おじさん……?」

「お前は騙されたんだよ……少量とはいえそいつを口にしたんだ、もう動けまい。これからお前をさらっていくが、恨むなら自分のアホさ加減を恨みな」

「しゃ、しゃらう……え、へぇっ……? お、おじさん、わるいひとだったの……?」


 にんまりと笑う男に全てを悟ったのか、ジャスティは目尻に涙を浮かべて立ち上がろうとするが、四肢をもつれさせてすぐに転倒してしまう。


「うう……うごけない。じゃ、じゃすてぃすっ……じゃすてぃすっ……! あ、あれ、で、でないよ……まほう、でないいぃ……!」


 どういうわけか正魔法が発動できず、いよいよ青ざめて半泣きになったジャスティは、ゆっくり近寄って来る男から芋虫のような体勢で這って逃げる事しかできない。


「や、やめてっ……たすけて! こないでようぅ……うう……うわあああっ……」

「どこへ行こうと無駄だ。――おい」


 男が目線をジャスティの後ろへ送ると、血管のように節操なくうねって続く道から複数人の柄の悪そうな男達が歩み出てくる。彼らもまた人さらいの一味だとさすがのジャスティにも理解ができ、もはやがたがたと震えて動く事すらままならず。


「……やめなさい!」


 その時、聞き慣れた声が通りの方からして、一同が顔を向けると――そこには一人の神官、ユーシュリカが仁王立ちするように佇んでいた。人さらいの男がうろんな目を向ける。


「神官か……? 面倒だな、見られたからには仕方ねぇ、観念してもらうぜ」

「観念するのはあなた達です! ……将軍、やっちゃって下さい!」


 と、路地へもう一人の人物が姿を見せた。仁王のような巨体を持ち、いわおの如き強面の、具足をつけた大男である。途端、人さらい達が泡を食ったように叫ぶ。


「あ、あいつは女王直属のラセツ将軍! やべぇ、お前ら逃げるぞ――!」

「えーい、逃がさないぞ悪党ども! 今日が年貢の納め時だ! ……でもどこだ?」


 路地へ踏み込んで来た木訥とした顔立ちの大男は、背丈の関係でまったく見えていないかのように逃げ遅れた男達を次々と跳ね飛ばし、あるいは踏みつけ、どんどん奥の方へ歩いて行く。


「勇者様、こちらへ――」


 ジャスティはユーシュリカの手を借り、ほとんどもたれかかるように肩を貸してもらいながら路地からようやく抜ける。


「ううっ……ぐすっ……ユーシュリカぁ……!」

「よしよし、もう大丈夫ですよ。勇者様らしき人が薬の売人に連れられていくのを目にしたというのを聞いたので、見回りをしていたラセツ将軍に助けを求めたんです……間に合って良かった」

「そっか……ユーシュリカ、ありがとね」

「いいえ。それより勇者様、どうして正魔法をお使いになられなかったのですか……?」

「なんか、身体の中のバランスがくずれちゃってる感じが……」


 ジャスティがまだ痺れの残る舌でたどたどしく事情を説明すると、ユーシュリカは心配げに眉尻を下げて。


「少々失礼を……慈愛の神サラ・ド・ホライゾンよ、どうかこの者の体内より忌まわしき毒を消し去りたまえ――神魔法ハーモニー・ザ・リアクト!」


 しかし目に見えた効果はなく、ジャスティの顔色は悪いままだった。


「いけませんね……魔法も効かないとなると、ただの薬じゃないのかも知れません。どこか医者の先生に診てもらわないと」

「だ、だいじょうぶ……さっきよりはましになってきてるし。……それより、こんなの正義じゃない……!」


 一転して怒りが湧いて来たのか、ユーシュリカに支えてもらいながらもめらめらとジャスティの瞳に炎が灯る。


「そうですね……私も色々とお話を聞いて来たのですが、これらの薬はあちこちで売られたり、食品や飲み物に混ぜられたりしているらしく、口にした人々は意志や意識が希薄になって、さらに薬を求めてしまうようです。強い中毒性や依存性があるのでしょう……セーフティまで枯渇させてしまうような、魔法薬のたぐいかも知れません」

「そんな……」

「そうして前後不覚になると、人さらい達がどこからともなくやって来て連れていってしまい……それきり行方知れずになってしまうとか」

「無理矢理心を奪って言う事を聞かせるなんて許せない!」


 過ちを正さねば、と鼻息荒くのたまうジャスティだが、まだ本調子でないのか足下はおぼつかない。


「……とりあえず、休めるところに行きましょう。今は勇者様の身の安全が最優先です」

「う、うん――手を離さないでね、ユーシュリカ。……都会は恐ろしいや」


 ユーシュリカの手を両手でしっかり握って先導してもらい、大通りへ戻っていくと――さっきまではなかった人だかりができていた。何やらものものしいざわめきで、時折わめくような叫声が上がっている。


「なんだろう……ものすごく悪の匂いがする。見に行こう」


 ジャスティは逆にユーシュリカを引っ張り人混みの中へ踏み込むと、そこには思ってもみない光景が広がっていた。


「出せ! 俺達をここから出せ!」


 壁際に置かれた三台程の檻。その中には異種族ムーン・ファクターと思われる異形の人々が首輪や足輪をつけられて捕らえられ、見世物にされていたのだ。檻の近くでは奴隷商人らしきサーカス団のようなシルクハットをかぶったのっぽの男が、鞭を片手に観衆の前を巡っている。


「さあさあ寄ってらっしゃい買ってらっしゃい、今日はムーン・ファクターの子供達ばかりを集めてみたよ! 犬耳の子、翼の生えた子、鱗だらけの子……好きな子を好きなだけ見ていくといい! しかも今日は特別大安売り、今を逃したらどっかの誰かに買われていっちゃうかもしれないよーっ」

「これは……なんて事だ、奴隷が売りに出されている!」

「ひどい……手続きに則って滞在も認められているのに、こんな扱いだなんて……」


 拳を握るジャスティの前で、一際血の気の多そうな黒い狼の耳と尻尾を持った少年が、檻の鉄格子を蹴りつけて耳障りな金属音を響かせた。


「俺達はムーン・ファクターなんて名前じゃない! 勝手にそんな風に呼んで、ひとまとめにして……お前らはアンクトゥワ以下だ!」

「うるせぇこのガキが! 動物もどきかアンクトゥワもどきか分からん奴が人の言葉を喋るんじゃねぇよ、せいぜい人様のご機嫌取りの鳴き声で吠えてみるんだな、えぇっ?」


 奴隷商人が鞭で檻を叩き返すが、その少年は剣呑な目つきのまま怯まない。

 とっさにジャスティは踏み出そうとした。


「た、助けないと……! あんな悪は放置できない!」

「駄目です勇者様、まだお身体が……っ」


 その矢先、横合いから伸びてきた手が今しも突貫しようとしたジャスティの腕を引き、再び群衆の奥へと引きずり込んだ。


「うわっぷっ、な、なにっ……?」

「落ち着きな。――まったく、ちょっと見ないと思ったら相も変わらず強行突破しかそのおつむにはないのかい」


 その誰かの胸元に飛び込み、見上げると赤い前髪に隠れた視線と噛み合い、ジャスティは驚きに瞠目した。

 ――赤茶けた赤銅色のフードを目深にかぶっているものの、その人物は間違いなくファミリアだったのである。


「ファミリア……? どうして、ここに」

「と、お付きの神官様も来た事だし、ひとまずこっちにおいでよ」


 慌てふためいて駆け寄って来るユーシュリカに軽く肩をすくめて促し、ファミリアはジャスティを引き連れて路地とも呼べない空き家に挟まれた横道へ入り込む。


「ゆ、勇者様を止めて下さって、ありがとうございます……」


 複雑そうな面持ちのユーシュリカにファミリアは口角の片側を空々しく吊り上げて応じ、それから改めてジャスティと対面する。


「それであんたら、あの異種族の奴隷達を助けようとしてるんだよね?」

「そうだよ。正義は常に執行してこそ正義なんだ」

「……良く分からないけど、土気色の顔をして手足もぷるぷる、そんなざまで戦えるのかい。正魔法も使ってないって事は、何か面倒事に巻き込まれてるんだろ?」


 からかうようなファミリアの言に、ジャスティは何も言い返せなかった。


「――だったら、あたしが手を貸してやろうか?」

「えっ、ファミリアが……? いいの?」

「命を助けてもらった礼さ……それにあんた達、なんだか放っておけないからね」


 ジャスティがぱっと顔を輝かせると、ファミリアは苦笑する。


「と言っても、顔見知りの奴隷商人に手引きして、あんた達を連中のアジトへ潜り込ませるくらいしかできる事はないよ。そこからなら奴隷達を助ける事もできるだろ? やり方は任せるけどさ」

「そ、そうですね……勇者様の力が戻らずとも、うまく立ち回ればきっと……」

「じゃあそれでいこう! ファミリア、本当にありがとう! その正義の心にきっと応えて見せるよ!」

「……ほらね。だから心配なのさ。さ、準備があるから、一度あたしの隠れ家に来な」

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