第8話 リバーシ
バルが騎士爵になった。家名はウルフムーン。かっこいい。私はカタリナ・フォン・ウルフムーン騎士爵令嬢になるのかな?婚約者とかできたりして。
「やることないんだよな。商売でも始めてみるか」
私は無限収納からリバーシを取り出した。
「パパー、一緒にゲームしよ」
「おっ見たことないゲームだな。よしやろう」
バルとリバーシで対戦する。
「5回やって5回負けた…でもこれは面白い!売れるぞ!」
「商人さんが来たら売ってみようね」
リバーシを売ることが決まった。
「こんにちわ、商売にきました。トーマスと申します。初めまして」
「トーマスさん初めまして。早速ですが売りたいものがありまして…」
バルとトーマスさんがリバーシを遊ぶ。
「ははっいい勝負でしたな。これは面白い。これは流行りますぞ」
商談成立したらしい。とりあえず30個渡してみた。全部売れるといいな。
トーマスさんは帰っていった。
2年たった。私は5歳。王都ではリバーシが大流行していてうちにお金が結構な量が入ってくるようになった。そのお金で自宅の増築をした。これでうちでもパーティを開くことができる。そろそろ貴族としての付き合いをしないといけないからね。
「カタリナにパーティのお誘いが来たよ」
「私じゃなくて戦争の英雄のパパにでしょ」
パーティの誘いなんかが来るようになった。ドレスを買わなきゃ。
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