第47話 執筆って孤独だよね
休みか? ほしけりゃくれてやる……
さがせ!
この世の休みをそこに置いてきた!
明日からゴール・D・ウイークの始まりだ!
世はまさに春の大連休!!
って感じで、今年のゴールデンウイークは最大十連休ですね。
私は五月二日を有給取っちゃいました!
しかし、六日に仕事が入ってしまったので七連休ですけど。
休みがあっても遠出をする予定のないえーきちです。
皆さまいかがおすごしでしょうか?
最初は長野の田舎に帰るつもりだったんですよ。それで、車山に登りに行こうかなとか、ついでに霧ヶ峰経由で美ヶ原まで行こうかなとかとか。
しかし、親が「帰ってきてくれるな」と。
コロナで。
田舎の人間は閉鎖的だなと感じました。もちろんコロナから身を守りたい気持ちはわからなくもありません。が、政府は一切制限出していないのに、ですよ。
ゴールデンウイークに県外から観光客呼ばなくてもいいんですかね?
経済死にますよ?
まあ、来るなと言われれば行きませんけども。
田舎に帰るとなにかとお金を使うので、それを近場で食べる美味しい食べ物に回してやった方が建設的だなーと考えました。
きっと、ゴールデンウイーク明けは太っています。
休みが明けたら本気出して痩せます!
* * *
公募活動を始めたばかりのころは読んでもらうことに飢えていて、カクヨムに登録したわけです。つばさへの公募のためでもありますけど。
しかし最近は様々な理由により公募作をWeb公開することがなく、皆さまに読んでもらうこともなくなりました。
「まあ別に読んでもらわなくてもいいや。公募にさえ通過できれば」なんて思いながら書いているわけですが、しばらくこれを続けているとやっぱりモチベーションがさがってきます。
選考通過はしてもそこから入賞することなく、以前にも書きましたがまわりは次々入賞受賞していく。自分は結果が出ない。さらにモチベがさがるの悪循環。
下読みしてくださる友人はいますが、基本執筆は常に孤独です。
どんな作品を書いたのかも知られず、ちらっと名前が残っては、あとは消えていくだけ。
それでも書かなければ終わらない(当たり前)ので書くわけですが、モチベがあがっていないので予定よりも遅れていく。で、さらにモチベがさがる。
書いている最中は面白いのかどうかもよくわからなくなってきます。
書き終わったあとに読むとそれなりに面白く思えるんですが。
なかなか思ったように書けない。それが現状です。
なので公募の傍ら気分転換に、仲よくしてくださっている商業作家様が教えてくださった小さいコンテストに出しました。
入賞してもどこかの本に載るとかはない、図書券五千円分がもらえるだけの小さなコンテストです。
お題があって、それを五百文字から八百文字で書きます。
公募活動が行き詰まり、時間に追い立てられていてもせいぜい八百文字です。
『料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト』はいい話が浮かばず見送りましたけど、八百文字なら書けるでしょ。
そう考えていたクセに、結局書き始めたのは〆切り前日。
あらすじ八百文字書くのも苦手な私に、八百文字で物語を締める能力は皆無に等しい。でも……でもでもでも、八百文字くらい書けないでどうするんだの精神で、なんとかお題の物語を書き上げて応募しました。
いつごろ結果発表か書いてあったのにそれもろくに読まず、その後はまた公募作品に「ひーひー」言っていた次第です。
で、ふと思い出して今日、サイトを見に行ってみました。
すると、編集部が気に入った作品のピックアップ五作にわたしの名前がありました。児童向け用の別名義ですけど。
ああ、うれしい。こんなこともあるんだねー。なんて思いながら、結果発表のページがあることに気づきました。
そのピックアップ五作品が、コンテストの入賞者でした。
そこで、私が書いた作品も読めます。八百文字程度の。
ですが……
ガッツリ年齢が公表されているのでなんのコンテストなのか書けません!
いや、年齢いる?
いらんやろ!
ペンネームだけでいいやろ!
入賞者は11歳13歳とかもいるんやぞ!
私の年齢は……あああああああああああっ!
アカン、アカンやつや!
ってことで、「やったー! 大きなコンテストじゃないけど○○で入賞しましたー!」ともTwitterでつぶやけず、皆さまに「おめでとう」と言われても「ありがとう」くらいしかかえせませんでした。←今ここ。
私にそのコンテストを教えてくださった商業作家様も、「年齢書いてたからツイートしなかった」と気を遣わせてしまう始末。
うれしいような、うれしくないような、でもやっぱりうれしいです。
モチベがずっと地の底だったけど、ちょっとだけやる気出てきました。
これが今後の公募にもいい追い風になってくれるといいな、なんて思います。
もしサイトや私の作品を見つけても、ナイショにしておいてくださいね。
* * *
で、また今晩から執筆がんばろうと思っているんですが、もうひとつ息抜きで書こうかなと思っているものがあります。
詳しくはこちら!
https://kakuyomu.jp/works/16816927862644190478
『フィンディルの感想(以下フィン感)』で、筆者から依頼された作品に感想を書いているフィンディルさんが、カクヨムの自主企画を立ち上げました。
参加条件は色々ありますが、取りあえず五千文字以下の書き下ろし作品です。
〆切りは三週間後くらい。
フィン感に応募されたことがある作家様は皆さま知っているのですが、作品の方角システムと言うのがあって、自分の作品がどちらに向いているのかを判断してもらう形になります。
これが結構面白いんです。
普通に作家様方とのやりとりで、あの作品は北向きだとか、西向きが好きだとか話せていますね。
もし興味があれば、一度のぞいてみてはどうでしょうか?
薮坂様のように、「フィン感に出すのは勇気がいるけど自主企画なら気軽に出せそう」って考えもあるようですよ。
* * *
繰り返しますが、執筆は基本孤独です。
でも、そんな孤独を感じながら執筆している人は自分以外にもたくさんいます。
仲間はいます。
名前も知らない同じ目標を持った友もいます。
そう考えることができれば、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか?
それではまた来月!
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