第32話 む~す~ん~で、ひ~ら~い~て

 カクコン最終日、フォー! 〆切日、フォー!!

 や、長編の参加はしていないので、私が興奮する事ではないのですが。

 いつも寒さにくじけているえーきちです(もう駄目

 皆さま、病気になどかからず元気におすごしでしょうか?

 今期は寒いですからね。

 前期の冬は、実は私、通勤で一度も手袋をしていかなかったんですよ。

 今期は無理、絶対無理。

 手袋していても指先が冷たいですからね。こんな私は長野生まれなんですけど。

 カクコンも、追いかけていた作品、また期間中に読みにいけていない作品など、続々完結していますね。

 みんな凄いな。凄い人たちいっぱいいますよ。

 読んで、書いて、書いて、読んで。

 無月兄弟なんて、至る所で応援コメント入れているのを見ますし、自分たちも長編を完結させて、さらに短編までとかとか。

 私は遅読遅筆なのであやかりたーい!



 *    *    *


 さて、今回は童謡『むすんでひらいて』、ではありません。

 ごめんなさい。何となく頭に浮かんでしまったもので。

 今回は私自身、実際のところ書いていてよくわかっていないのですが、開くか閉じるか、です。

 開く、閉じる、開く、閉じる……ドア――じゃなくて、漢字ですね。

 皆さまは自分の作品で開く漢字と閉じる漢字を決めていますか?

 実は私、作品ごとに違うんですね。

 特に短編と児童向けでは全然違いますが、それだけじゃなく作品ごとにも違ったりしています。

 自分の中で明確な基準ができあがっていないせいなんでしょうけど、いつもいつも推敲していてどうしようか悩んだりしています。

 一作品通して見直していると、漢字だったりひらがなだったり。

 どちらかに統一しようとやってはみたものの、やっぱり開いた方がいいかなとか、閉じた方がいいかなとか。


 色々な感性があると思うんですよ。

 これって漢字にしない方がいいんじゃないかとかね。でも、それがその物語に合っているのならそれでもいいのかなぁとか思ったり思わなかったり。

 調べると、よく書かれているのは、読みやすいか読みにくいか、で判断するとか。

 でも、書いているとそこは漢字にしたいところなんかも出てきたり。

 バランスは漢字3、ひらがな7とか。

 色々なところで色々書かれているので、結局のところどこまで自分の中に取り入れるべきなのか悩んでしまっています。


 最終的には一作品の中で表記揺れがないようにするのが精いっぱい。

 それすらもちゃんとできているかどうかも怪しい。

 公募〆切最終日に表記揺れを見つけるなんて事だって普通にありますからね。

 これは、先ほど書いたように自分の中で基準ができていないせいもありますが、子供向けとそうではない作品の漢字をわけているせいかもしれません。

 わけますよね? 子供向けとそうではない作品は。

 わけませんか?

 なので、いつまでたっても基準ができないんですー。

 こう、何作も書いているわけだから、自分の中で基準を表にしておけばいいだけなんですけどね。

 ひとつ前の文章でも『いるわけだから』という箇所が、作品によって『いる訳だから』になったり『いるワケだから』になったりしているのが、自分の中でもやもやしています。

 漢字、カタカナ、ひらがな、の有効な書き分け方法ってないものだろうかと。

 皆さまはどうしているのでしょう?


 大地よ、海よ。 そして生きている全てのみんな……。 このオラに、ほんのちょっとずつだけコツを分けてくれ!(他力本願


 それで、うまく書けるようになればいいなぁ。

 お前、何年書いているんだ?って話ですけど。


 表記揺れがありました。漢字を開いていません。それで、公募に影響したりはしないと思うんですけどね。よっぽど揺れが多くはない限り。

 読んでもらうにあたって、不親切ではないように心がけさえすれば。

 その辺も、表現と同じなんだと思います。

 あ、もちろん、作者様のこだわりがあって漢字表記を選んでいる場合だってありますからね。物語の雰囲気とかも。

 読者層にも関係してくるのかな?

 なので、たぶんこれと言った答えはないのかもしれません。けれども、書くたびに気になるんだよなぁ。

 このエッセイにしたって、話ごとに漢字表記が違っていますからね。

 やれやれ……なんの得にもならない愚痴エッセイになってしまった。



 *    *    *


 昨年もそうでしたが、今年もカクコン短編賞に一作放り投げております。

 前々から書くよと言っていたのですが、水面下の活動がなかなか忙しく、案はあったのですが年をまたいでずっと書けていませんでした。

 某お方が某理由をつけて尻を叩いてくださったので(この表現は色々と弊害がありそうですが、まぁ、よしとしよう)、〆切一週間前に何とか公開にこぎつけた次第です。


『男友達が隙あらば私をエロい目で見てくるんですけど』、文字数一万文字。

https://kakuyomu.jp/works/16816452218267939584


 本当はエロを書きたかったんです。

 こう、内から滲み出るようなエロを。

 しかし、男友達目線や三人称にすると、表記が少々品がなくなってしまいそうな気がして(服の隙間とか、下半身を見るとかの描写を細かく書きたくなかった)、女性目線の物語になりました。

 なので、エロを目指していたのに、最終的にまったくエロくならなかったと言う。

 ああ、私にはエロは書けそうもないな。

 読ませるエロって、それ相応の文章力も必要ですしね。

 あまり読まれてはいませんが、読んだ方にはそこそこ喜んでもらえているようなので、今回もまたよしとしましょう。

 もちろん手は抜いていませんが、カクコン通過はあまり考えていなかったので。

 短編を書く、という目的は果たせた。これ大切!


 それでは〆切に間に合っていない方は頑張ってください!

 残りの読者選考期間、楽しんで読ませていただきます!

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