第20話 カクヨムに巣くうバケモノどもよ
活動しています。
活動しているんだぞー!
必死に執筆しているのに、カクヨムで公開しないと活動していないように思われないか不安です。えーきちです。
ただ、今書いている長編(完成予定文字数10万文字くらい)は、カクヨムで公開するつもりは今の所ありません。なので、次の長編の公開は、またつばさ文庫です。
七月くらいです。
活動してますよー! 見捨てないでねー!
しかし、何度も何作も落ちてるのに懲りませんね。ええ、懲りませんよ。
子供向け書くの楽しいですからね。
今回、結構沢山の参加作品を読ませて貰ったと思います。そして今回の落選は、かなり勉強になりました。
でね、ちょっと自分が間違っていた事に気づいた次第です。(今頃!?)
自分のエッセイだから言ってしまいますけど、『神小セブンワンダーズ』は面白いです。けど、それが子供に寄り添った作品になっているか? って事なんですね。
私は『神小セブンワンダーズ』を書いた時、一番最初に読む嫁さんをだまくらかしてやろうと意気込んで書き上げました。結果、色々とバレていたんですけど。
読んで下さった方は、それなりに楽しんで頂けたかと思います。
しかし、大人をだまくらかしてやろうと思って書いた作品は、果たして子供に響く作品なのか?
大人が考えた、子ども向けってこうだろうになっているんじゃないか?
文章とか、ギミックとか、伏線とか、そんなの気にしなくても面白い作品が書けるでしょ? てか、書こうよ。物書きなんだから。
まぁ、ここまでくると、改稿程度でどうにかなるものでもないので、ちょっと見直して他の小説賞に投げる予定ですけど。
* * *
そんなこんなで、その答えに辿り着くまで、かなり心を痛めていた訳です。
「自分の書いた作品は面白くないのかなぁ」とか、「才能ないのかなぁ」とかとか。
『ものくろ』は一次も通過しなかったですしね。
カクヨムで活動するまでは、私の作品を読む人は嫁さんしかいませんでした。なので、人に読まれたい欲求と、自分の書いた話が通用するのか、面白いのか知りたくてカクヨムに登録した訳ですね。
結果、厳しいご意見もありましたが、概ね面白いと言って頂けました。
それはお世辞評価とか付き合い評価とかも含まれてるかもしれませんけど。
でね、有頂天と言う訳ではないんですけど、『そこそこ書けてはいる』気でいたんですよ。
そこそこ書けていて、こんなにも一生懸命書いているのに、何で日の目を見ないんだろう……なんて。落ちたショックでかなり心が荒んでいました。
当然、そんな心境では執筆も進みません。(読みには行っていましたけど)
何を書いても上手く書けている気がしない。
こんなにも頑張っているのに、こんなにも悩んでいるのに。
そんなある日、とある作家様がTwitterでつぶやきました。
確か「ハートフルな話って需要あります?」みたいなつぶやきだったと思います。
少し前にその作家様の作品を読んでとても面白かったので、私は「読みたいです」みたいなコメントをつけたと思います。
それが確か、夜の11時前後。
その後、風呂入ったり執筆したりして、気づいたら寝る時間。1時。
で、Twitterとカクヨムチェックして……新作更新されとるやんけ!?
しかも二話。合計約6000文字。
え、や、「読みたいです」ってコメントしたの二時間前なんですけど。なんで6000文字の更新? おかしい……絶対におかしい……
流石にその時間から読む事も出来ずに、翌朝読みに行ったらあら不思議。
とても二時間程度で書いた作品ではないんですよ。
面白い!
ちょっと、そこの奥さん!
信じられます?
カクヨムにはバケモノが巣くっているんでございますよ?
しかもその『増黒 豊』様(もう名前出してもいいや)、その新連載含めて六作同時進行で連載されているんですよ?
おまけに先日、短編も一作書き上げられたのでございますよ?
もうね、笑いも出てきませんでした。
自分、何言っちゃってた? こんなにも頑張ってる? こんなにも悩んでる?
バカヤロー!!
アホかー!!
どこが頑張っとるんじゃー! 悩む暇があったら書けやー!
そこそこ書けてる? そこそこって、全然やんけ!
ペーペーだ。カクヨムで活動して一年以上になるのに、まだ全然ペーペーだ。
なんて思ったら、かなり気持ち的に楽になってしまいましてね。
まだ全然頑張れるじゃん、って。
うん、まだまだ頑張れる! もっともっと頑張れる。
しかしまぁ、カクヨムにはバケモノが潜んでいやがりますよ。
カクヨムだけで活動していると気づかなかった事が、Twitterを始めてから色々と知る事が出来ました。
とある自主企画(新作短編を書く企画。~杯)でも、企画が立ち上がってから数時間後に新作がアップされていると言うつぶやきがありました。
それも一作ではなかったと思います。
どんだけ瞬発力があるんだよ!?
どこに潜んでいやがりますか、バケモノどもよ。
ママン……怖い……怖いよ、ママン!
そりゃあ、商業作家様も活動されているカクヨムですけどね。プロではない作家様でもいっぱいいます。バケモノが。
いやー、ホントに勉強になります。
まだまだ精進しなきゃいけませんね。
* * *
カクコン作品や、カクコンに関係ない作品をヨムヨムしておりますが、自分では参加できそうにありません。
今書いている長編は今月中に書き上げたいなと思っていて(別に今月中でなくてもいいのですが)、短編一作も参加出来るかどうか。
案はあるんですけど。
短編って読者選考なしでしたっけ? 長編後回しにして短編書こうかなぁ……
と、お祭りに参加しないのも何ですので、朝読賞に過去作投げてます。
『望月多衣は餅つきたい』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886301909
『悪夢祓い倶楽部☆タイマーズ』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886180724
先日、お竜様の『帰ってきた「読み合わない企画」』に『望月多衣は餅つきたい』で参加させて頂きました。
作品紹介(目次)+自己紹介+創作論的なもの(帰ってきた読み合わない企画、へのコメント)/お竜様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885865514
この『帰ってきた読み合わない企画』、以前の『「読み合わない企画」の参加作へのコメント』を読んで思ったのですが、かなりキツイ感想を言われます。もう、凄いです。ケチョンケチョンです。震えあがりそうです。まともに読んで貰えるだけマシです。
なんですけど、良作と言って頂けました。嬉しいッ!
『「大人が考えた、子ども向けってこうだろう」というお仕着せのニオイが残っています』なんて、まさに言われてしまいましたけど。
『望月多衣は餅つきたい』は、読まれた方には結構好評なんですよね。ただ、読まれない。題材のせいでしょうか?
この作品を嫁さんに読んで貰う前、「餅つきの話~? それって面白いの?」なんて言われてしまいましたし。
読後は「面白かった」って言って貰えたんですけどね。
ただ、好評なんだけど……
つばさ文庫落ちた作品なんだよ!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます