第416話 某投稿サイトにて

 わたくしちょっと反省したのです。

 ほとんどコミュニケーションをとってこなかったカクヨム作家さんの作品について、えらそうな感想つけてたなって。

 作者さんの主義主張にまでくちばしをはさんで、ケンカ腰になっていた。


 小説ってなんだ? 小説ってこうなんじゃないか? 思うところはあったわけです。

 でもそれを直接的に作者さんにぶつけると、意図しない感情の行き違いが起こったりします。

 わたくしはわたくしの主義主張を押し付ける前に、相手の意図するところを汲んで丁寧に接するべきだった。


 ここのところ、カクヨムの作品には感想をつけてきませんでした。

 ちょっと自分の心を離れて、受け取る側のメリットについてと適当な距離感を保たないとなと思いました。

 そのために、別のサイトで感想の練習をしてきました。


 感想を読む人のために、強度でも精度でもなく、よいとこ探しをしてみることにしたのです。

 慣れないので、主に4つの項目を作り、できるだけ短く、適度な温度でここがよかったですよと。

 でも、まだえらそうな指摘をしてしまいます。


 これを矯正し、自分の感性など信じないで、喜ばれる言葉を選ぼうと思いました。

 これがきっと勉強するってことだと思うし、円滑なコミュニケーションをとれるようになれば、結果的に作品も向上するかもしれない。

 そうして初めて創作の話ができるんじゃないかなと思い始めています。

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