第359話 将来のための日記スタート

 これからわたくしは3年間、早朝に日記を書こうと思う。

 寝て起きて、まっさらなわたくしの一日の始まりを。

 さて、内容は自由ということで。

 今使用中のシャンプーは、ボタニカルなんだけれども、結構香りがする。

 無着色だけれど、無香料じゃない。

 ヘアトリートメントオイルも同じ。

 朝、眠たいのに無理して入浴したりすると、出てからが大変。

 髪の毛をタオルドライ、オイル塗布まではするんだけれど、しめったままタオルにくるんでベッドに倒れこんだりする。

 髪の毛をよく乾かさないで寝てしまう。

 髪の毛ってどうしてだろうか、乾かして寝ないと顔がふやける。

 膨張するというか、むくむというか。

 だれか科学的、生理学的に? 説明してほしい。

 理解できるかはおいておいて、頭髪の湿り具合と顔のむくみは関係あると思う。

 だって、わたくしむくんでないときは美少年顔だし。

 むくむととっても別人!


 今日は母が忙しそうに朝食を摂っていた。

 田舎に米と野菜をもらいにいくのだ。

 わたくしと祖母はお留守番。

 不要不急なので。

 それに祖母は最近、出かけるたびに咳がひどくなる。

 せっかくワクチン接種(一回目)受けたのに、栄養失調かのう?

 ついでなので書いておくけど、わたくしは今日、4週間ダイエットを終えて普通食になる。

 だけど、母がおいていってくれたのは夕べの作りすぎた余りだという……。

 パスタは好きだからいいんだけどさっ。

 結局、なんだかんだで4キロ減った。

 よーし、お菓子なんてもう食べないぞ、と常習犯が決意する。

 カクヨムでも心配してくださる方がいらっしゃるんだけれど、リバウンドこそしないが、じりじりと増えては戻り増えては戻りしているので、むしろ健康です。

 ただなあ。

 低血糖が困る。

 意識が保てないから。

 朝から昼過ぎまで寝込んでしまう。

 一日1,200㎉の二週間コースほどではないけれど、一日1,500㎉の四週間なので、後半がじりじりと体力を削る。

 運動もしたらいいとは思うけれども、そんな気力も起きません。


 ソファで寝ていた猫も、最近だっこ浸けにしてあげたら、なんだかふにゃふにゃするようになって持ち上げづらい。

 脱力してる猫って、寝た子と同じ感じがする。

 手からこぼれそうになるのを、おいおい、と思いながらテーブルへ乗せる。

 母が食事を口にほおばりながら、猫を叱っているのが聴こえる。

 これほど自分の責任を感じる瞬間ってない。

 わが子のように猫を思う。

 つまり、猫が叱られるのはわたくしの責任、ということ。

 じゃあなんでテーブルなんかに乗せたのだ、というと、天からのお達しがあってそこに置きなさいと言われたのだ。

 アブない人じゃないよ。

 で、出かける前に母が雨戸を開けたら雨が降っている中、物干しにバスタオル二枚が干されたままだった。

 とりこむところを見たけれど、あまり濡れた感じでなかったところをみると、そんなに長く降っていたのではなさそうだ。

 鳥も鳴いてるし。(根拠皆無)

 おなかがへったなあ。

 目ざめてから歯を磨いたのだけれど、ノンシュガーの飴をなめてもいいだろうか? ダイエット明けにちょっとこわい想像をしてしまう。

 さて、パスタのスープをレンジにかけたし、時間もちょうどいい。

 これからは、5時~6時半までに、日記を書いてしまおうと思う。







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る