第335話 初ケンカ!

 昨日の今日で恐縮です。

 今年初のケンカをしました。

 原因は、母と祖母と父(!)が、わたくしを置いて親戚の集まりにでかけておいしいお寿司を食べてきたからです。

 タッパーに残った「タマゴ」や「イカ」にピンときたんですね。

 また、わたくしだけを仲間外れにして! と。

 で、なんでそう仲間外れにするのかと、問いただしたわけです。

 母は言いました。

「お金」なのだと。

 子供たちに「お年玉」をあげないからだと。

 とんでもない言いがかりです!

 小学生になったばかりの上の二人には千五百円ずつ、幼稚園の子には千円あげていたのにどうして? と聞いたら「知らなかったわ」と。

 お年玉の額で差別するんですね。

 わたくしは年金生活者ではありますが、人とのつき合いにケチったことなどありません。

 腹を立てていたら、父が横からまったく違うことを言い出しました。

 これは無視していいです。

 これまでエッセイに書いてきたように、わたくしは親戚には出来る限り親切にしてきましたし、コロナ禍にあっては買ったばかりのスイッチを貸し出したりしてたんです。

 年賀状も書いていたし、上の子には「コロコロコミック」をあげていたし、誕生日には高い絵本をプレゼントしてきたのに、どうして「お金」ってことになるんでしょうか?

 納得いかないので父と口論になり、これは記録に残しておくべきだと感じました。

 ここに書きますよ? これは虐待です! 今も父はわたくしのプレステ4を使って映画三昧をしていますが、わたくしの悪口ばかり言います。

 納得いきません!!!

 高校時代からずっとなので、諦めてはいたのですが、傷つく心はごまかせませんし、毎年のことですから毎年傷つくのです。

 どうして、人に尽くしてばかりで報われないのか。

 報いが欲しいのではありません。

 恩をあだで返されるのはどうしてなのかと問いたいのです。

 許しがたい。

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