第267話 おまえが生きがい。
2020/07/16/木。
というのは、案外重たいとおもうのだが、どうだろう。
しかし、プレッシャーを感じない相手であることが肝要だ。
愛猫である。
彼女にエサを買って与えるのが、この上なくうれしい。
三つ又トンネルで夢中になって遊んでくれるのもうれしい。
期間限定シーバの贅沢サーモンとクリーミーチーズ味のカリトロ総合栄養食をおやつがわりに、タワーに乗せたのを夢中で追いかけるのも、見ていてうれしい。
近所の野良猫とのやりとりも、見ていてうれしい。
PCを打っているとき、足に鼻でタッチしてきて、わたくしを先導しながらしっぽをぴんとたててくれるのがうれしい。
餌場につくと、お座りしてくるりとわたくしの顔を見返るのが、この上なくうれしい。
鼻キスしてくれるのも、うれしい。
こんなにもうれしい存在なのだから、好きであたりまえでしょ?
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