第73話2019・10・21(月)強く生きてスコちゃん

 スコちゃんが、食欲不振。

 超絶心配。

 何をしていても心配。


 PC打っていても心配だし、ゲームしていても心配。

 近所で猫が鳴いていても、スコちゃんかっ? と思って部屋を確かめに行ってしまう。

 そのたびに元気に脱走してくれますけど。


 今日は玄関まで行っちゃったし、二階へも行っちゃいますし、弱って弱って、ついに、抱きかかえようとしました。

 この前、スコちゃんがパニックになったので、恐る恐るですけど。

 ところが、抱き包もうとするたびに、わたくしの腕の間からシュポーン! っと飛び上がって逃げるので少し苦笑い。


 あんなに元気。

 遊んでも元気いっぱい、でもフードは半分も減ってない。

 鶏ササミ、買ってこないとだめかしら。


 フードが古くなると困るので、冷蔵庫にいれてます。

 が、それでも鮮度が落ちないうちに早く消費したい。

 それなので、鶏ササミ買う気がなかったのです。


 しかし、夕方になってもフードは減らない。

 キッチンへ行ったら、ちょうど母がササミを調理してたから(フライパンにいれたところだった)ひとつおくれといって、調味料を洗い落としてもらってレンジでチン。

 2分加熱したら冷蔵庫で冷やします。


 誠に勝手なのだけれども、わたくしダイエット開始日。

 ゆで卵とサラダと梅干を食べてしまってから、スコちゃんのササミをちぎります。

 裂いて、さいて、ちぎってちぎって、まるでほぐしたシーチキンのように細かくします。


 スコちゃん食べてくれるかなー? フードの上に置いてきたけれども。

 少なくとも口を開けて一口目はいった。

 どうか、食べきっておくれ。


 わたくしの家に来たせいで、ストレス→ 餓死、なんて嫌だから!

 もしわたくしが病気や災害で死んじゃっても、スコちゃんが生きていけるように、周囲によくよく注意しておくから。

 だから、死なないでおくれーっ!







  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る