第27話健康第一

 今日は目覚めたら十一時半AMだった。

 食欲はないし、眠たいだけなので、ぐんにゃりしながら朝食を摂った。

 すると、食欲が出てきたので昼食も食べた。

 ところが、すぐに眠たくなって、次に目が醒めたのは四時半PMだった。

 情けないなとは思うが、本当のことなのだ。

 母に夕食のときに話したら、

「昨日が大変だったもんね、ストレスだよ」

 と同情的に言ってくれた。

 そうかなあと思う。


 これは去年も書いたと思うが、学校の先生でさえ、健康診断の日は、午前は休めと学校がいってくれるが、午後は普通に授業がある。たまらないので、みんな午後は年休を使って、家に帰ってしまうそうだ。

 それだけ体に負担なのだという。


 じゃあ、次の日寝たおしても叱られないよね。

 横になりながらつくづく思う。

 わたくし、倒れるまで頑張りすぎるからな。事実、くたびれてるし。

 しかし、働いているわけでもないのにと、罪悪感があって、心から休めない。

 休みたいときに休まないと、力でないし、よくないとは思うのだけど。

 しかし、いつから自分はこんなに弱体化したのだろう?

 愛猫がいなくなってからのような気もする。

 わたくしは猫が部屋にいて、くつろいでいて、わたくしのなでなでを受け入れてくれれば無敵なのだ。

 ストレスがストレスでなくなる。ふっとんでいく。

 疲れているときこそ、ネコに癒されたい。

 しかし、命はかぎりあるもの。

 お金もかかるし、と考えた時点でわたくしの心は枯れかれである。

 猫のいる暮らしに戻りたい。

 ギヴミーにゃんこ。アイラヴにゃんこ。

 部屋には愛猫の遺影とお骨があるのだが。決して忘れてはいない。

 だからこそ、次つぎににゃんこを手に入れようとはしないし、できないのだが。

 にゃんこの存在がなくなると、虚しい。

 心優しい触れ合いに飢えている……。猫喫茶とかではだめな気がする。マイフレンズがほしい。

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