第4話 【新婚生活】~杜生由衣の場合~

 あたしの名前は、杜生由衣っていうの。

某有名女子高校を卒業して、10年になるんだけどね・・・

 その間に付き合った男性の数は、もうはっきり言って覚えてないのよねぇ~。

1000人斬りを果たしたまでは覚えてるんだけど、その先の数は忘れたわ~。

その中で一番、Hの相性はイイ人と結婚したんだけどねぇ・・・


 今となっては、身体がそれを覚えてないわ~。

その理由は、物語を読んでくれたら、わかるぅ~♪


それと、【仮面夫婦】だから、あたしは旧姓を名乗っているのよ。よろぴくぅ~!





~出社前~


「頑張ってね★あなた♪」


由衣は言った。


何を頑張るのかは、あとで分かります。

仕事ではありません。


「おう!」


夫は、とても元気だ(現時点では・・・)


「行ってらっしゃ~い★」

       ・

       ・

       ・


翌朝・・・・・・・・・・・


「ただいま~!ふらふら~~~」


夫は、ふらふらである(足腰もガクガクしている、恐怖からではない)


「一体何時だと思ってんのよ!!朝帰り?ふざけんなよ!」


由衣は怒りを露にする。


「仕事なんだからしょうがないだろ!!」


夫は、怒る。


「仕事の人間が“キスマーク”付けて帰って来るかっ!!」


由衣は、そういうことに関しては敏感である。


「ぐっ!・・・・・って、お前だって、“付いて”んじゃねぇか!!一体、何してたんだよ!!!」


夫は、すぐさま反論した。


「多分・・・あなたとおんなじよ!!」


由衣は、悪びれた様子もなく、そう言い放った。





「フッ!そうか・・・で、今回は何人だ?」


夫は、由衣にそう言った。




「6人よ♪」


由衣は言った。


「フッ!やるじゃねぇか!!この淫乱が!!!」


夫は、由衣に言った。


「そっちは、どうなのよ?」


由衣は夫に聞き返した。


「こっちも6人だ!」


夫は、自慢げに言った。


「じゃあ、引き分けね」


由衣は、言った。


「そうだな!」


夫は、言った。


「今度は、負けないからね!」


由衣は、言った。


「俺だって!!」


夫は言い返した。


「じゃあ、今からどうする?お風呂?それとも食事?SEX?」


由衣は、夫に聞いた。


「フッ!お前と“だけ”は、やんねーよ!!(笑)」


夫は、笑いながら由衣に言った。


「あっ!言ったなぁ~~~」


由衣は夫にそう言われても全く気にしてない。


「とりあえず・・・飯な!」


夫は、空腹を伝えた。


「OK!何、食べる?」


由衣は夫に何食べたいか聞いた。


「じゃあ、女体盛り一つな!」


夫は、冗談で言った。


「出来るか―――――っ!!!」


由衣は、言った。



「ぷっ!」


夫は、吹き出した。


「アハハハハハハハハハハハ★」


由衣は大笑いした。

           完


ある意味とても幸せな夫婦でした。


おしまい♪


最凶主婦降臨!

第5話 【新婚生活】~君島沙耶花の場合~につづく。

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