第9話 特殊斥候部隊
コンラーディン大佐に頼んで、軍の仕事を廻して貰う事になった!
軍事コンサルタント業の始まりだ!
主な業務の内容は以下の内容になる。
1.新兵訓練並びに訓練内容を提案する!
2.特殊斥候部隊の育成並びに訓練内容の提案!
3.特殊部隊の育成並びに訓練内容の提案!
以上の内容が、我が葉月
コンラーディン大佐が興味を示したのが、2番目の特殊斥候部隊だった。
此れからの時代は、情報の先取りが戦況を左右すると、大佐は考えていた。
この大佐は、先見の明がある御仁である!
特殊斥候部隊とは、米軍のフォース・リーコンと同じ内容の業務になる!
敵が越境する為に、国境に集結をしていたら、それを偵察並びに監視する。
最前線で生き延びれる、兵士の育成が主任務だ。
平時ならば。国境線沿いの偵察並びに、越境する不審者に対して奇襲と逮捕
など、幌馬車の検閲とかもすれば、密輸の取り締まりにもなる!
この説明に、コンラーディン大佐は大いに興味を示した!
早速、己等に新たな仕事を頼む可能性が出てきた。
コンラーディン大佐の一存だけでは、新設部隊を組織できないとの事で
少し時間が掛かるが、大佐の上司にお伺いするそうだ。
待っている間に、大佐と1人と1匹で選抜試験をする。
特殊斥候部隊に必要な事は、1に体力2に体力3に体力だ!
兎に角なにが何でも、体力重視の人材を選抜する!
体力重視で選抜された者から、更に今度は、状況判断能力や地形把握能力
並びに、根性があるか無いか!
根性だよ!根性!
最後は根性で何とかなる。
200人が選抜試験に志願したのだが、今現在で残ってる人数は少ない!
30名って所かな?
この30人を実戦訓練に参加させるのだ。
この街から隣国のアーンドラー国と、合同軍事訓練を同時進行で上司に提案
して、その軍事訓練で特殊斥候部隊の、お披露目もしてしまう。
第1斥候小隊10名、第2斥候小隊10名、第3斥候小隊10名の3小隊編成にして
3方向から偵察並びに監視をさせる。
斥候部隊の標準装備は、クロスボウ〔小〕に弓〔小〕に短剣、防具は胸当てに
鉢金・肘や膝の防御パットに籠手に
音が出ないように、黒い布等で巻いて縫い付けている。
黒と緑の色合いで統一していた。
肘や膝の防御パットは、鞣し革を加工して作り出している。
防具職人に頼んだら、数時間で作ってくれた!
この防具職人は優秀であった。
籠手や臑当などは、元々あるので布を巻くだけで済んだ!
そして、大佐の上司からの許可が下りたのである!
己等と大佐は、不適な笑みを浮かべていた。
隣国との合同軍事訓練も、大隊規模での訓練になったのだ!
まさに好機!お互いの国境沿いに部隊を展開して、そこから越境して
進軍並びに、敵を捕捉し殲滅が今回の訓練内容だ!
如何に早く敵を見つけ、本隊に知らせて包囲するかが鍵であった!
この部隊の教官は己等である!
最後に大佐に頼んで、招待に1人臨時で隊員を使いして貰った!
妖精術士である!
それも、犬か狼などの速さがある、使役妖精と契約している者に限る。
臨時なので、軍の中から選んで入るが、合同軍事訓練まで3ヵ月ある!
それまでに、使い物にしなければならなかった。
己等達は、3ヵ月間で特殊斥候部隊を鍛え上げたのだ!
大佐の許可を取っていたので、少々の事は気にしていない!
死ななければ問題ない!
そうだよ!死ななければ好いのだよ!
魔法の直撃があっても、1発なら誤射だよ誤射!
直撃を受けた者の頭が、チリチリになってしまっても?
誤射なのだから許されるよ!
軍の仕事は、給料も食事も全てが良い!
最高であるな。
さぁ~斥候部隊の諸君!己等と3ヶ月間は、楽しく遊ぼうではないか!
HAHAHAHAHAHA!
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