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029 血液検査学Ⅲ

01．（偽性血小板減少）とは、血小板数を自動機器などで測定した場合、みかけ上の減少という。

02．血小板減少の原因としては、（血小板の低下、破壊や消費の亢進）体内分布の異常が考えられる。

03．（特発性血小板減少性紫斑病）では血小板に対する自己抗体platlet-associated IgG：PAIgが存在する。

04．（血栓性血小板減少性紫斑病）では、微笑血管内で血栓が生じる。

05．血小板が増加する疾患には（本態性血小板血症）や慢性骨髄性白血病などがある。

06．（血小板無力症）は、血小板膜糖タンパクGPⅡb/Ⅲ欠損により血小板の凝集に異常をきたす。

07．（ぺルナール・スリーエ症候群）は、GPⅠb/Ⅸ/Ⅴ欠損により、血管内皮下への粘着に異常をきたす。

08．ストレージプール欠乏症は、α顆粒あるいは濃染顆粒を欠如するもの、放出反応に欠陥があるものがある。

09．（フォグヴィレブランド（VW）病）では、von Wiilebrand Factor（VWF）の欠損により血小板粘着に異常をきたす。