第4話 医療、福祉とは何か?
奥さんに、車いすを押してもらい、リハビリテーション病院へ転院、簡単な検査後病室へ、綺麗な病院だ、パソコンもある6人部屋におっさん一人、おっさんを担当する作業療法士があいさつに来た、リハビリ室を見学に行こうと言われ、一緒に歩いていく、おっさんの部屋は一番奥の部屋でリハビリ室まで遠い、自力で歩くのもこの距離を歩くのも初めて、疲れる、たかだか150メートル位なのに、療法士さんいわく、疲れたでしょう、はい、こんなに歩いたことがありません、是もリハビリです、1歩1歩、丁寧に歩くことに心掛け、リハビリ室へ、みんなのリハビリを見学、同じ病気の人が沢山いる この日は、また部屋に戻り、何もせず、休む、しかし、体力に自信ありのおっさんも、歩くだけでこんなに疲れるとは、驚く、その後毎日、2~300メートル位は歩くので体力はついて、さほど、疲れにくく成った。、日々、パソコンで脳梗塞に関して色々調べる事が出来る、そんな入院生活、リハビリの内容で何処にどの様な効果が有るのか知りたくて、色々と質問する、でも、納得する答えは返ってこない、むしろ面倒がられる、只 指示に従い言われるまま、施されるがまま、時は過ぎてゆく、リハビリ生活に疑問を持つ様に、そんなある日、廊下である医師とすれ違う、医師がおっさんに一言、もっと足を上げて歩きなさい。
この医師はリハビリ全体のトップ 長である、その言葉におっさん、頭きて言い返す、出来ないからリハビリをしているんだ、病気さえしていなければまともに歩ける、自分なりに頑張っています。そんなおっさんに、まあ興奮しないで、血圧が上がりますよと笑顔でいい立ち去った、部屋に戻ったおっさんに看護師さんから血圧 計りますよの言葉、結果、200越え、何度計っても200越え、どうしたの、あの先生を俺の前に表せないでと事情を言う、彼を見ると血圧が上がる、分かりました伝えておきます。ほかの患者も彼から心無い言葉を言われたと聞いたことがある、まさか、お医者さんがそんなこと言わないだろうと気にしていなかった、まさか、自分がこんな気持ちになることを体感するとは。言葉一つで人を助けたり、苦しめたりすることがある、言葉の怖さを知る。、リハビリに関しては疑問を抱きながら、2か月頑張り杖なしで何とか歩ける、手の方はまるでダメ、おっさんからほかのリハビリも取り入れてくれるよう頼むが、おたくには効果ないでしょうと取り合ってもらえない、やってだめなら、あきらめもつく、やらずに言うのはおっさんの性分ではなく、腑に落ちない、まず何事も行動してみる、が信条なのだ。そして、退院の日、おっさんの嫌いな医師からきつい一言、今後 薬は他所から受けて、うちの病院では出しませんと言われ、これに対しおっさんも分かりましたと返事、スタッフにお礼を告げ退院、その後、薬を貰う為別の病院に通院することに成る。
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