5章までの登場人物等まとめ

サッカークラブ


茨木FC

 関西1部リーグで最もJFLに近いと評されるクラブ。創立6年目ながら有名企業をスポンサーに付け、豊富な資金力をバックに元プロや外国人など強力な選手をそろえる。ここ3年間はわかやまFCは練習試合も含めて1勝も奪えていない。

 6月の7節でわかやまFCに2対1で勝ち、9月の最終戦(14節)でわかやまFCとは勝ち点2差の首位と、引き分け以上で優勝が決まる。3-4-3の攻撃的布陣でゴールを量産する。


その他の関西1部リーグ所属クラブ(昨年順位)

 天王寺電工(2位)

 六甲山FC(3位)

 京都紫野学園大学(4位)

 生駒サンチェルヴォ(6位)

 ロッソカッツェ彦根(2部1位)

 姫路マイスター(2部2位)


イスタンブール・イニチェリSK

 トルコのスュペル・リグに所属するなかなかの強豪で、過去にはヨーロッパチャンピオンズリーグにも出場している。ここで定着できればJ1はおろか日本代表クラスとの評価も。

 スポンサーである海運会社の社長がエルトゥールル号追悼式典に参加した際、わかやまFCの試合を観戦。そこで横山の一流選手にも引けを取らないプレーを目にし、獲得に動き出した。





わかやまFCの選手


檜川ひかわ敏夫としお

 横山の移籍金により補強されたDF。J3でそこそこの成績を残したもののオファーは無く、タイやベトナムなど東南アジアを中心にリーグを転々としていたが、縁あって日本に帰国。徳島出身の30歳185㎝。

 入団早々釜田のポジションを脅かす。


佐々木ささき勇馬ゆうま

 補強によりわかやまFCに後半戦から合流した元Jリーガー。33歳178cmのFWで、横山の代わりに松本とツートップを任される。和歌山県の田辺市出身。

 高校卒業後にJ1のクラブに所属していたこともある。J3で若手選手を引っ張っていたところ、わかやまFCに声をかけられ地元に花を咲かせたいと移籍。




茨木FCの選手


フェルナンド・ヤマガタ

 茨木FC所属のブラジル出身日系人FW。40歳過ぎのベテランで172cmと体格は平凡だが、かつてはJ1でもトップクラスの人気を誇った実力者で、補強によって鳴り物入りで入団。

 6月からの参戦にもかかわらず早々とリーグ最多得点に食い込む大物ストライカー。

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