欠損の美……ですか。
芸術に於いては、確かに洗練された均衡より意図された変化が好まれますよね。
絵画では完全なシンメトリカルな構図はあまり好まれませんし、彫像などでも動きが片側に流れる様なものが表現しやすいですし。
人の世は完璧ではないので、敢えて欠損することこそが世界を表現するに相応しいのかもしれませんね~。
作者からの返信
機能性や合理性で言えば完全な形が望ましいように思うのですが、それだと画一的すぎて状況の変化に対応できないと思うのです。
車輪の空洞部分のように、一見無意味で無駄に思える部分が冗長性に繋がり重要な役割を果たすという、いわゆる「無用の用」ですね。
芸術面についても作中で語っている通り、不完全な方が味わいがある気がするのです。
あの反省文を魔女の九九を使って謎解きだとは思うのですが、難しいですね。
もう一回見てみます。
作者からの返信
この反省文、WEB小説の形式では横書きですが、縦書きの原稿用紙に書かれているのですよ。
そして、あの魔女の九九について、月ノ下くんが指摘したこと。つまり…。