応援コメント

第18話 告白の結果とペイパームーン」への応援コメント

  • 月ノ下くんの解決後のことを考えるという社会人的で大人びた考えがいいですね。
    前作もそうでしたが、それが主題となっていて、他のミステリーと差別化されていて素晴らしいです。
    ケーキがまさか〇に〇〇されていたとは考えが及ばずやられました。

    作者からの返信

    犯罪を解決するミステリであれば、悪い人間が捕まってめでたしめでたしなんですが。
    事件が起きたその後も人間関係が続くことを考えると、本当のハッピーエンドはこうかな、と思って書いておりました。
    お褒めに預かりましてありがとうございます。

  • 星原さんの推理見事でしたね。
    ラストの星原さん、凄くいいです。惚れてしまいそうです。(笑)

    作者からの返信

    状況分析については月ノ下くんより鋭い頼れるヒロイン星原さんです。
    私としてもお気に入りのヒロインなので、そう言っていただけると嬉しいです(笑)。

  • 今回の事件の解明は全く分からず、犯人も犯行の方法もさっぱりでした。
    なのでミステリーとして楽しみつつ、明彦君の告白や、真守君達のかわいいやり取りを楽しませて頂きました(^^)

    星原さんの好きな台詞はもしかして、雪世さんの好きな台詞ですか?

    ペイパームーンに掛けた告白はとても洒落ていたので、結果が残念でした(汗)

    作者からの返信

    今回は「ミステリではお約束のように毎回犯人を特定する手掛かりが揃っているけど、そもそもそれがなかったら?」という一種のタブーに突っ込んでみた話でもあります。

    月ノ下くんも中神さんが関係しているところまでは突き止めたけれど、そこからは鎌をかけて真相にたどり着いたので、犯人あてとしてはアンフェアだったかもしれません。

    星原さんが挙げていたセリフは昔読んだ小説に実際に出てきたセリフで、とても感銘を受けたので引用したかったのです。

    明彦くんは今回は上手く行きませんでしたが、そのうち報われることもあるでしょう、きっと。

  • 今回の回は色々な要素が凝縮された回だったと思います。
    シリアスになり過ぎず、ミステリー要素もあり、コメディパートもあって、恋愛要素も絡める。さらに過去回のヒロインたち(?)の個性にもスポットを当てているという、『美味しいもの全部詰め込んだ』ような回でした。
    面白かったです。

    ちなみに私の推理は外れました笑
    一年生全員が何かしらの理由で共犯、もしくは全員無実で動物が忍び込んだと予想していました笑
    個人的には予想が外れるほうが『作者のほうが上手だなー』と感じさせられて読後感が良いです。

    あとは、月ノ下君と星原さんのやりとりにさらに磨きがかかってきたように思います。
    二人のやり取りは読みながらついニヤニヤしてしまいますね。

    明彦君は……まあ、そのうち良いこともあるでしょう笑
    案外明彦君と虹村さんはお似合いな感じになりそうな気もしますけどね笑

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。そう言っていただけると嬉しいです。
    日野崎さんと虹村さんは準レギュラーポジションということもあって、いわゆる主要キャラが総出演する話を書いてみたくなったというのはあります。

    今回は「戯画化された言葉」いわゆる決めセリフとか歌詞のフレーズの価値を再確認してみようというのがテーマでした。
    一方で「毎回、都合よく犯人を推理するための手掛かりが揃っているって不自然ではないか」というミステリのタブーを茶化した回でもあります。
    手掛かりが十分でないため主人公の月ノ下くん自身でさえも「中神さんが関係している」ところまでしか真相を突き止めていないくらいです。そのため「犯人捜し」ではなく「いかに誰も傷つけずに解決するか」の方が最終目的になっています(犯人を当てようとする読み手にはアンフェアだったかもしれません)。

    なのでヒントが不十分な以上nikataさんの「一年生が共犯」と「動物が犯人」という推理でも半分正解と言ってもいいと思います。

    月ノ下くんと星原さんのやりとりは書いていて一番楽しいところでもありますね。明彦君は……そのうち報われることもあるでしょう。

    編集済

  •  第二パート、読了しました。

     いやぁ……楽しかったです!推理あり、コメディ要素あり、青春あり……明彦君、フラれちゃいましたけど。

     そう言えば明彦君のスペックが謎ですね。良いヤツなのは分かるんですが……ある意味ミステリアス(笑)

    作者からの返信

    前作がどこかシリアスで悲壮感が漂っている気がしたので、今回は方向性をなるべく明るくしたかったのです。
    ヒロインのアドバイスを元に主人公が自己犠牲気味の行動で解決する流れはまだ残っていますが。

    明彦くんは顔が悪いわけではなく、愛嬌もあるのですが若干軽薄そうなので今一つモテないという感じでしょうか。
    現実であれば、月ノ下くんより彼のようなタイプの方が女の子受けはいいかもしれません。

  • ごめんよ明彦。
    発端をすっかり忘れてしまっていたよ。

    拝読させていただきました。
    この度もお見事。
    通常の推理小説の展開がカリチュアライズされているようで、何ともくすぐったかったです。

    ペイパームーンってそういう由来があったんですね。
    勉強させていただきました。

    作者からの返信

    実際「みんなを集めてください。犯人がわかりました。この事件の真相は……」みたいな台詞をいうような機会が実生活であろうものなら、私だったら嬉しくてニヤついてしまうかもしれません。

    その一方で現実にこれを言いだす人間をリアルに想像すると、どうにも痛々しく見えてしまうな、とも思いますが。

  • 最後のオノロケ展開が、また必殺技のようですね。
    なんかこっちが照れますね!

    作者からの返信

    まあ、二人でじゃれ合って締める展開はこのシリーズの定番落ちみたいなものですね。
    テーマを通じて、彼と彼女が理解を深め合うお話でもありますので。

    たまに変化球として、若干ひねった落ちもこの先ありますが。

  • 「君が好き」星原さんなかなかやりますね。( ´艸`)ww
    「私もよ」と返すあたりが可愛い。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    自然な口説き文句と言えるかどうか微妙ですが、月ノ下くんには効果的でした。

  • 犯人すらもハッピーエンドにしちゃうあたりホントに好き。
    それにしても、私の推理はかすりもしなかったなぁ……。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「出来ることなら丸くおさめたい、例え自分が道化になってでも」という主人公のスタンスは私もお気に入りです。

    そもそもが、科学捜査ができない素人でも犯人を推理できるような条件や手がかりが揃っていないという前提ですからね。

    月ノ下くんにしても、あたりをつけた相手に誘導尋問をして認めさせて肝心のトリックは犯人に話してもらう、という反則ぎりぎりのやり方で真相を解明してますから。