第5話 最初の朝、最初の一手
――“メイド人狼“。
パティシアがフリップを交えて説明してくれたルールをまとめると、こうだ。
まず、このゲームの参加費は1億S。つまり俺が前回獲得した賞金全てだ。
そしてゲーム開始時に3億Sが支給される。差し引きプラス2億で、この中から残った分が実質的な賞金となる。
ゲームについてだが、根本的には“汝は人狼なりや?”というゲームを元にしている。
参加者の中に“人狼”が紛れており、毎夜参加者を1人ずつ殺していく。
そして話し合いで誰が人狼かを推理し、参加者の中から1人を選んで処刑していく。
こうして、人狼を処刑できれば人間チーム、処刑できず人間と人狼の数が同じになったら人狼チームの勝ちとなる。
「……と、ここまでが基本!」
「なるほど。この10人と俺で人狼するのか?」
人狼自体は昔何度かやった事がある。金を賭けて。なのでやれと言われればできなくはない。ルールが人狼に基づいているなら、ある程度定石も判る。
「いやいや、メイド人狼って言ったでしょ? 実際にやるのは10人のメイド! キミはあくまで“主人”だよ」
「……“主人”?」
その後の説明をまとめるとこうだ。
実際に人狼ゲームを行うのはメイド達。この10人の中に人狼が紛れている。
俺の役割は2つ。1つは会議を主導し処刑するメイドを決めること。もう1つはメイド達に“仕事”を割り当てること。
「なるほど。俺は確定で人狼じゃなく、更にメイド達は俺の決定には逆らえないのか」
「その通り! そうやって進行して、人狼を処刑したら君の勝ち。その時点で残っていたお金がそのまま賞金だよ」
「残っていたお金、ということは、ゲームの進行で減っていくのか?」
「これまたその通り! それについてはこちらのフリップで……」
お金が減る条件については、こうだ。
まず、1日の終わりにメイド1人につき100万Sが給料として差し引かれる。
次に、後で説明する“役職”に能力を使用させる為に1回につき1000万S消費する。
そして、人狼ではないメイドを処刑してしまった場合罰金として5000万S失う。
つまり、処刑を4回外せば2億の支給金、つまりは賞金が吹き飛び、クリアしてもマイナスになってしまう。
「給料が払えなくなったり、メイドが全滅したらゲームオーバー。君を守るメイドはいなくなり、君が人狼の餌食になるよ!」
「餌食、っていうのは」
「勿論、死ぬよ?」
笑顔のまま、高いテンションのまま、パティシアはそう言った。もし文面通り本当に“死ぬ”とすれば、俺は非常に軽いノリで死の宣告を受けた事になる。
「人狼に殺される、ってことか?」
「もちろん。そういうゲームだからね!」
こいつの口ぶりでは、本当に死ぬのかそういう設定なのかいまいち判らない。が、用心しておくべきではあるだろう。
「それで、あとは役職やら仕事についての説明か?」
「んーまあ、そうなるかな? とりあえず、そこらへんはね……」
要約すると、こうだ。
“役職”というのは人狼などゲーム上の役割。ゲーム中は公開されない。
毎日一人までメイドを殺せる“人狼”、
特殊な能力は無いが人狼の勝利が自身の勝利となる“狂人”、
毎日一人、メイドが人狼かどうか調べられる“占い師”、
毎日一人、メイドを指定して殺されないように守る事ができる“狩人”の4つ。
“仕事”に関しては、掃除、洗濯、料理などの家事全般の事。これを毎日メイドに割り振る。
「……なるほど、だいたいわかった。が、いくつか確認しておきたい事がある」
「ほいほい、何かなー?」
「まずは勝利条件と敗北条件だ。まず、勝利条件は人狼の処刑、敗北条件はメイドの全滅でいいのか?」
「んー、ちょっと違うかなぁ。勝利条件はあくまで“人狼の根絶”、敗北条件はあくまで“主人であるキミの死”だよ」
つまり、処刑以外に人狼を殺す、メイドの全滅を待たずに俺が人狼に殺される。そういう事がある、ということか。
「じゃあ最後に、“パワープレイ”と“処刑”について説明するね」
「パワープレイ……?」
「そう。本来の人狼だとちょっと別の意味で使われる言葉だけど、このメイド人狼においては人狼がキミを殺して無理やり勝っちゃう事を言うよ」
「アリなのか、それ?」
「アリもアリ、大アリさ。ちなみに普通のドールの戦闘力の平均を100とすると、人狼は300ぐらいあるからね。つまりメイドが残り2人になった時点で、強引に全滅させられる可能性が出てくるってわけだ。ただし、メイドを複数殺してしまった時点でパワープレイ判定になって、その日中にキミを始末できなければパワープレイ失敗、人狼の敗北となる。まあ、失敗すると鎮圧からの処刑って事になるから、確実に成功する状況でもないとやろうとしないだろうけどね」
なるほど、実際の人狼とは大違いだな。とはいえパティシアの言う通り、この辺りは人数が少なくなってくるまでは心配しなくても良さそうだ。
「そして処刑だけど、これはボクが執り行うよ。ボクは専用の部屋で待機してて、処刑以外ではゲームには一切関与しないからね」
「確かに、普通のメイドの3倍強い人狼を処刑できるのはお前ぐらいになるか……」
「まあね。そしてペナルティの関係上、処刑を“しない”って選択も可能だよ。ただしキミが処刑の権限を行使しなかった場合、メイド達の投票で過半数得票したメイドが処刑される事になる。この場合、処刑されたメイドが人狼じゃなくても罰金は発生しない。どのメイドも過半数投票されなければ処刑は無し。あと、この投票は必ず発生して投票に関して命令するのは禁止ね」
「……なるほど。大体わかった」
何にせよ、これでひととおりの説明は聞いたことになる。ゲームルールと駒が揃ったとなると、後必要なのは――
「それじゃあ、ここの間取りを教えてくれ」
「いいけど、地図とかは無いから簡単な間取りだけね」
ということで、以下がパティシアに教えて貰ったこの館の間取りだ。
まず、この館は2階建て。中央館・西館・東館があり、それぞれ一階にて大廊下で繋がっている。二階では中央・西・東館間の移動は不可能。
今集まっているこの場所は中央館二階の応接室を兼ねた主人の部屋で、更に奥には寝室を兼ねたプライベートルームがある。プライベートルームへの扉は生体認証で俺しか開けられなくなっているが、人狼なら時間を掛ければ――だいたい1時間ほどでこじ開けられる。プライベートルームには電話機が設置してあり、ここから館内に設置された他の電話、およびパティシアの携帯端末に掛ける事が可能。また、携帯端末が2つ用意されており、自分で使ったりメイドに渡して使わせたりできる。
そして、プライベートルーム内にはもう1つ、役職に能力を使わせる為の“入金印”があり、そこに1000万Sを入金するとその日該当する役職が能力を使用できるようになる。入金印は占い師用と狩人用の2種類が用意されている。
中央館2階には、他にメイド長――このゲームにおいてはパティシアのプライベートルームと、娯楽室、そして恐らくパティシアの趣味であろう衣装部屋が存在する。トイレは各プライベートルームの中だ。また西館と東館の2階はそれぞれメイド達の寝室が5部屋ずつ、給湯室とトイレが1つずつ。基本的に、2階は居住スペースといった感じのようだ。
1階に関しては、まず中央館は玄関があるがここはゲーム終了まで封鎖される。玄関から入ると吹き抜けのエントランスホールとなっており、左右にある大きな階段から2階へ移動可能。扉は奥と左右に1つずつあり、奥の大きい扉は食堂、左右の扉は東西館への連絡通路となっている。食堂の更に奥には厨房と食料庫、食料搬入用の裏口があり、裏口も閉鎖されている。そして東西館には応接室と客間が1つずつ、更に東館にはメイド用の大浴場と洗濯室、西館には医務室と掃除用具倉庫が存在する。
「こんなもんでいいかな? まあ、細かいとこはあとあと自分で見て回ってよ」
「ああ、わかった……それじゃあ、ゲーム開始になるのか?」
「そうだね。後は1日の進行だけど、朝は起床時間の6時に朝食で12時まで自由時間。12時に昼食、それから17時までは議論時間。17時に夕食で、それ以降はメイド達の仕事時間になるよ。主人は17時の夕食後から翌日6時の朝食まで、メイドは人狼も含め夜9時の消灯時間から翌日4時まで、それぞれ自室から出られないから気をつけてね」
なるほど、時間によって行動に制限が掛かるのは人狼らしいといえばそうか。そう思いながら時間を確認すると、時計は8時を指していた。
「8時か。まだ自由時間だな」
「えー、何いってんの? 今は夜の8時。 もうそろそろメイドも眠る時間だよー」
夜だったか。室内だと昼夜の感覚がよくわからんな。ここに来るまで窓も見てないし。
「わかった。じゃあ今日はもう寝て明日に備えるか」
「はいはい、解散ね~」
そう言って、パティシアは出ていった。それを追うように、他のメイド達も次々と出ていく。が――
「……ん? なんだ、出ていかないのか?」
――残った。一人だけ。確かこいつは――そう、タフィ。3番のメイドだ。
「いやさ、ご主人。違ったら悪いんだけどさ?」
タフィはそんな事を言いながら、俺に近寄ってくる。見た目がかなりボーイッシュであまり女として見れないかと思っていたが、こうして見るとやはり美少女には違いない。そんな事を考えていると、次の瞬間、とんでもない言葉が飛び出した。
「――お前、もともと男だろ?」
「なっ……」
何で判るんだ、と言いかけた俺の言葉を遮って、タフィが続ける。
「その様子だと当たりだな。わかるんだよ……オレももともと男だからさ。まだ消灯まで時間あるし、もう少し詳しく――」
「何をしているのですか。」
その言葉に俺とタフィの動きが止まる。恐らくタフィが来ないのを不審に思ったのだろうエクレアが、扉を開けて冷ややかな目でこちらを見ていた。
「お嬢様。まさかまたメイドに手出しを……」
「あー! 違う違う! ちょっと服にゴミがね! だからオレが気づいて取ってあげてたの!」
有り難いことに、タフィが慌てて弁明してくれる。そうでもしないと、またプロレス技を掛けられるかもしれないので正直助かった。
「……そうですか。何にせよ、メイドと二人きりというのはいかがなものかと……行きますよ、タフィ」
「へーい……」
結局エクレアに連れられ、タフィは出ていった。去り際にこちらを振り向き、ウィンクを残して。
「……何だ? この……」
その後、俺はそのまま座ってタフィの言ったことについて考えていた。俺が“元”男であると見抜き、奴も元男だと言った。俺の境遇を考えれば、これはつまりタフィーも自分と同じ転生者ということになる。が、これはあくまで自分自身が転生者であり、男であるという状況だからそういう結論に至ってるだけだ。要するに、簡単に言ってしまえば“そうとは限らない”。まだこの世界について殆ど知らない状態で、こちらから色々と話すのは危険かもしれない。
「しかし、元男……か……」
そうこうしている内に、俺は無意識のうちに机に突っ伏していた。そして、そのまま――
――夢を見た。
俺が男だった時の夢、だが、自分の姿がなぜだか思い出せなくて、元居た世界なのに俺は美少女のままで。周りの奴らも、ぼんやりとした形しか覚えていなくて。だが、間違いなかった。“ここ”は俺の死に場所だ。ここで行われていたのは負ければ死ぬ勝負。ギャンブル。運にも相手のイカサマを見抜く力にも自身があった。はずだった。だが、結果として俺は負けた。そういえば、俺を負かしたやつの顔が思い出せない。ただぼんやりと、良い女だと、こんな場所には場違いだと、見た瞬間思ったような――
「……お嬢様!」
「かはっ!?」
飛び起きる。心臓がバクバクいってる。起こされた? というか、寝ていた? 何にせよ、顔をあげるとそこに居たのは――エクレアだった。
「何故こんな所で寝てるんです。奥の部屋なら誰も入ってこれませんが、こんなところに居たら……」
「……わかった、わかったよ。痛い……」
エクレアは、ものすごい剣幕で、顔を近づけて、俺の腕を思い切り握って、俺に詰め寄ってくる。あまりに圧が強いので思わず顔をそらし、手を払い除けてしまう。
「あ……申し訳ございません。ただ、寝る場所は今後本当にお気をつけを……」
「……わかったよ……ん、まだこんな時間か……」
時計を見ると4時5分。メイド達の起床時間から5分。とすると、こいつは起きてすぐ俺の部屋に? 俺がここで寝てるとは限らない訳だし、一体何の目的で――などと思案を巡らせても、寝ぼけ頭じゃいまいち回転が悪い。とりあえず、今のところはただ心配してくれてるだけのようだし今のうちに気になる事を聞いておこう。
「そういえば、朝食はどうなるんだ?」
「明日以降はお嬢様の希望次第ですが、本日はメイド長が作られてこのお部屋に持ってこられます」
「え、あいつが? 大丈夫なの?」
「はい。メイド長はああ見えて……と言っては失礼ですが、家事はどの分野も完璧なのですよ」
それは心底意外だ。あの適当そうな白猫女がねえ。
「で……エクレアはそもそも何しに来たの?」
「ああ、申し訳ございません。奥で寝ているものだと思っていたので――」
そこまで言って、エクレアの言葉が止まる。そして――次の瞬間の動きはまるで電撃のようだった。一瞬で扉の前まで飛び、思い切り開け放つ。
「ちょ、おい。急にどうした?」
「……いえ。気の所為でしょうか……人の気配がしたもので」
その後部屋の外を暫く警戒した後、結局誰も居なかったようで扉を閉め戻ってきた。
「……もしかして、俺の護衛のつもりでこんな朝早く来たのか?」
「一応は……もし奇襲をかけるなら、初日の朝だと思いましたので。万が一私が殺されてもお嬢様を奥の部屋に逃がす時間ぐらいは稼げるかと」
この言葉が本気だとしたら、確かに主従関係とはいえゲーム上の関係、しかも初対面なのにとんでもない忠誠心だ。もっとも通常そんな事はあり得ない。用心するに越したことはないだろう。
「わかった。けど、お前だけここに居たら他のメイドに勘ぐられかねない。俺は奥の部屋で寝るから、エクレアは他のメイド達を必ず4人連れて戻ってきてくれ。名目上は俺の護衛で良い。あと、万が一50分以内に頭数が揃わなさそうならその時のメンバーで戻ってきてくれ」
「他のメイドを4人……私を含めて5人ですか。制限時間は50分、と。畏まりました」
エクレアはそう言うと、深々とお辞儀をする。そして、俺が奥のプライベートルームに引きこもるのを確認して――おそらく部屋を出ていった。すんなり行った事を考えると、どうやら、俺が5人集めろと言った意図が理解できた可能性は高いようだ。いや、理解していなくても、指示にきっちり従ってくれるならそれで良い。
要は5人、という人数が肝心だ。人狼が3人分なんだから抑え込むには一見4人でも良さそうだが、狂人という人狼に味方する役職の存在もある。確率的には3人集めて内二人が人狼と狂人、なんて可能性はほぼ無いだろうが、ギャンブル狂としてはこの“一見通らなさそうな目”こそがクサい。人狼がきちんとルールを把握しているなら、人狼にとっての最初の“賭けどころ”は正にここ、何となくまだゲームが始まってないような雰囲気だがその実既に開始している、ここだ。となれば、確率について考える前にまず封じる。張らせない。相手の勝負の土台に乗らない。
その後も、思案する。このゲームのルールの反芻、明文化されているルール上での正攻法、そしてルールの抜け道が無いか――最初からフルスロットル。そう、最初が大事。序盤に打つ一手というのは、とても大事だ。土台にも、罠の起点にも、逆に弱点にもなりうる。下手な一手は打てないが、一方で何も手を打たないのも悪手。生き残って金を得たければ、考えるしかない。
「……お嬢様、失礼します。護衛に参りました」
そんな事を考えていると、エクレアが戻ってくる。時計を見ると、どうやら20分ぐらいは過ぎていたらしい。足音などから、きちんと頭数を揃えてきたのも判る。そして、ここで“いいつけ通り”みたいな言葉を使ったり、人数をわざわざ口頭で伝えてこない辺りなかなか有能だ。あくまで俺の指示ではなく、自分で集めた結果5人になった――と“見せかける”のも、地味に大事だ。具体的に利益がある訳じゃないが、少なくとも敵が10人のメイドの中に2人居るのは確か。となると、俺の考えている事や情報はなるべく漏れない方が良い。
「よし、入ってくれ。俺も出る」
その言葉を合図に、主人部屋の扉が開く。俺もそれに合わせて、プライベートルームから出る。揃った5人は、エクレアの他にタフィ、スフレ、マカロン、ショコラだった。
「おっはよー、えっちなお嬢様!」
「悪かったって……」
マカロンは冗談っぽく言うが、俺にとっては結構抉られる。
「眠い……」
「スフレさん、しっかりして下さい……」
その隣では、半目でうつらうつらしてるスフレをショコラが支えている。このスフレとかいうメイド、本当に大丈夫か?
「だって……眠いよぉ……朝の4時とか5時に起きるなんて拷問だよ……」
「しっかりしろー!」
「んほぁ!?」
さっきまで猫背どころか柳かってぐらい項垂れていたスフレの背筋が突然ピンと伸びる。よく見ると、その背後にはタフィが片膝を立て腕を突き出していた。
「……流行ってるのか? カンチョー」
「パティシア様の影響ですかね……申し訳ございません、お恥ずかしい」
「でも目は覚めただ……ろっ!」
「ぶぇ……」
タフィの指が抜かれると同時に、スフレの情けない声が上がる。涙目になりつつも、目は冴えたのか姿勢も猫背程度で収まっていた。
「んで、5人も集めてどーすんの?」
「一応、お嬢様に万一の事があってはいけませんから」
「5人もいる~?」
「数が少ないとその中に人狼が居た時危険ですし……」
と思ったら、今度はエクレアへの質問攻め。タフィも行動力がある分余計な事をしそうでやや怖い。
「ねぇショコラ、さっきからカチカチだけど大丈夫?」
「は、はい……というより、エクレアさん以外の皆さん緊張感なさすぎでは……?」
その隣ではマカロンがショコラに絡んでいた。ショコラの言うことは尤もだ。下手すると死ぬかもしれない、いやゲームの構造上自分でなくても誰か死ぬ可能性が非常に高いというのに、タフィ、スフレ、マカロンの3人は妙に緊張感が無い。一方でショコラは少し緊張し過ぎだが、まあ普通はそういうものなのかもしれない。
もしかすると俺が用心し過ぎてるだけで、実際のゲーム上では死人は出ないのか?
楽しげに談笑していたり、逆にガチガチに緊張していて滑稽な事になっていたりするメイド達にあてられて、つい――気を緩めてしまう。
――それがどんな結果を生むか、今この時の俺には知る由もなかった。
美少女に転生したのに命賭け ロダム @rosemagius
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