ちょっとの異世界旅行にいったら美人さんに会えて調子にのってカッコつけたら勇者でもないのに異世界の命運を左右することになるけどオレより従魔がメインな気がするそんな話
14.美人≪団長≫に見つめら≪鑑定さ≫れると恥ずかしい
14.美人≪団長≫に見つめら≪鑑定さ≫れると恥ずかしい
門番の人について城壁内部の部屋へ連れて行かれる。
魔封印なるものはレジストしたけど、自分が危険人物ではないとアピールしないといけないのでおとなしくしている。
全然乱暴な扱いは受けてないので抵抗もなにもないけどね。
なぜかパッシーは拘束されるでもなく、オレの頭に乗っている。
パッシーには警戒心を無くす隠しスキルでもあるのかもしれない。
「ここで座って待っていてくれ。」
机が一つと椅子が二つだけある部屋で椅子のひとつに座るように指示をだして門番の人は部屋から出て行く。
両手は後ろのままなので背もたれを使えないけど、立っているより楽だし座って待つことにしよう。
それにしてもパッシーはオレの頭に乗ってるが全く拘束されていないが良いのだろうか?
「ブヒブヒ」(主、大丈夫なのか。このまま牢屋に入れられるなんてことはないよな)
その可能性が無いわけじゃないが拘束されたのは身元不明の怪しい人物だからで、危険がないと分かれば開放されとさっきの人も言ってた。
それに《安全確保》もあるから大丈夫だろう。
ちょっと楽観しすぎかな。
「ま、大丈夫だろ。」パッシーを安心させるために軽い感じで返事しておく。
5分もしないうちにガチャっと扉が開く音がして、メガネをかけた女性と鎧を着た男性が入って来た。
メガネの女性は淡い紫色の長い髪を後ろ頭でお団子にまとめている。
ファンタジーな髪の色だが普通に受け入れられるな。
眉ははっきりとして、優しい目でこちらを見ている。
頬から顎にかけてはまるびを帯びていて優しい印象に拍車をかけている。
慎重はオレよりは低くて165センチくらい。
ゆったりした服をいているのではっきりは分からないが体のせんは細すぎず太すぎず、胸もゆったりした服の強調はしないがはっきりと分かる。
全体的に優しげでキレイな人だ。
**********
やる気ポイントを10ポイント取得しました。
**********
お、ポイントが入ったラッキー。
もう一人の男性は身長は185センチ前後、よく鍛えられたがっしりした腕が金属の鎧の隙間から見えている。
短く切った赤い髪を逆立てた野性味のある顔している。
「お~い、そんなに団長をジロジロを見るなよ。」ちょっとニヤニヤしながら男性が言ってきた。
「あんまりお美しいもので、ジロジロみてすみません」頭をかこうとした手が拘束されたままだった、しかたなくそのまま頭を下げた。
「ブヒ!」(イテ!)
飛べる癖にどんくさいのかパッシーは床に落ちた。
頭から落ちてないから大丈夫だろう。
「フフ、かわいらしい従魔ですね。」
おお、笑顔が素敵だ。
女神がいるここは天国という名の異世界か。
はっ、落ち着けオレまずは危険人物でないことをアピールしないと。
「なぜか、草原で懐かれまして。あ、申し遅れました。わたくしソラと申します。この従魔はパッシーと呼んでいます。」
慌ててあ立ち上げりながら名前を名乗った。
しかし、こんなキレイな人が上司だったら仕事も楽しみにできるのかな。
「これはご丁寧に、私の名はエレナ・ブラウンです。」とエレナさんが女神の美声で名前を教えてくれた。
「オレはレイド・フォーグだ。
」エレナいすに座って、オレにも着席を促してくれたのでいすに座る。
レイドさんがレオナさんの後ろに立ったままでいる。
椅子に座ってエレナさんのほうを見ると、もう慣れたがふいに情報が頭にひびいた。
**************
情報攻撃を受けました。
真実の瞳をレジストします。相手に渡した情報は以下です。
名前 ソラ Lv1
種族 人種
戦闘ランク H
スキル
アイテムボックス Lv1
弓道 Lv2
大声 Lv1
称号
なし
ピコーン
称号 あばけぬ者 を取得
スキル 偽装Lv1 ポーカーフェイスLv1 隠者 Lv1を取得しました。
************
鑑定かけられたかな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます