第15話 前回の続きですけど

 前回の続きです。テーマは、「コンテストに関係ない、もしくは、応募要項に沿わない作品で応募する人が多すぎる!!」でした。


 さて、この件に関して考察するのに重大な事項がある事に気付きました。

 それは……募集要項を読むことなく、クリックするだけでコンテストに応募できる仕様だったのですよ。カクヨム自体が。


 小説情報の編集のページですよ。

 コンテストに対する注意事項はこうです。勝手にコピペしますよ。


カクヨムで開催中のコンテストに応募できます。1つの作品で同時に応募できるコンテストは1つです。ジャンルの指定がある場合は、異なるジャンルからは応募できません。選択中のコンテストが応募受付を終了すると、最終の結果発表までは応募先の変更やキャンセルができなくなります。


 これだけですよ。応募要項を確認しましょうとか、規定の字数をクリアしましょうとか、そういう注意事項は書いてません。

 自主企画の方では、チェックを入れると募集内容が表示されるのと大違いですね。

 少なくとも数行分の要項を表示する仕様にしないと、何も読まずにチェックを入れる作家さんが後を絶たないと思うのです。

 

 前回は作家さんの方のマナーばかり書いていましたが、よく見ると、カクヨムの方にも手落ちがあったのです。


 何も考えずにチェック入れてそのまま忘れてる人もいるのかな?悪意のない、ただし少しだけ不注意な人が応募しているのだろうと思います。


 ちょっと悲しい。


 蛇足になりますが、電撃の方も作品数えてみました。応募総数は2429作品でした。そのうち8万字未満が721作品でした。大体3割ですね。サバコンよりは低い割合。サバコンが特殊だったんだな。

 サイバーセキュリティとかハッキングとか書ける人は限られてしまうのでしょう。専門知識が不足していて書けないとか、そもそも、そういうシチュエーションが想像できないとか、色々あるんだろうね。参加したくてもできなかった人が大勢いると解釈しましょう。

 え?俺ですか?もちろん素人ですよ。技術的な、専門的な事なんてなーんも知りません。一般人の知識しかない。だから、異次元ハッキングとか、4次元憑依型マルウェアとか、訳の分からない設定を使って異星人が自衛隊や米軍の兵器を乗っ取って……みたいな話を書きました。SFだからできるのですよ、ははは。こんなの書いた人他にはいねえだろうな。そういう意味では個性あふれる作品になったと思う。面白いかどうかは別です。


 あ、自作品の宣伝してますね。自作品だからいいよね。


 では今日の結論行きます。


 カクヨムさん。自主企画みたいにコンテスト応募の際にもある程度募集要項が表示されるようにしないと、悪意のないなんちゃって応募が無くならないですよ。


 今日はここまで。

 コンテストの応募システムは、本当に改善した方が良いと思う。

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