第8話 サイバーセキュリティコンテスト

 いきなりですが、サバコンです。

 https://kakuyomu.jp/contests/cyber_security

 取り上げた理由は主催者、スポンサーが強烈だからです。


 以下コピペ


 主催 特定非営利活動法人 日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)

 運営 株式会社KADOKAWA

 後援 サイバーセキュリティ戦略本部(協力:内閣サイバーセキュリティセンター NISC)

 協賛 日本マイクロソフト株式会社 サイボウズ株式会社株式会社 日立システムズ株式会社 シマンテック トレンドマイクロ株式会社 株式会社日本レジストリサービス(JPRS) 株式会社ベネッセインフォシェル


 豪華ですよね。

 しかも、出版関係ではないところが主催者でありスポンサーです。

 他のコンテストでは○○文庫とかなにがしかの出版系だと思うのです。

 これは全然違う。


 ここからは自分の独断です。つまりKADOKAWAとしては出版系以外の所とタイアップしてメディアミックス戦略を推し進める目的があると思うのです。カクヨムにおいては、従来のカクヨムユーザー以外の書き手を取り込める戦略です。それと同時に読み手も増えるかも?という期待もあるのではないでしょうか。

 サバコンの応募数を見てみればある程度想像がつくと思うのですが、7月15日11時現在の応募数です。218作品。これが多いのか少ないのかですが、他のコンテストを見て見ましょう。

 

ウォーカーpresents「地元のイイ話コンテスト」(応募締切)……64作品

ドラゴンブック新世代ファンタジー小説コンテスト(応募受付中)……757作品

スニーカー文庫俺のラノベコンテスト2(応募締切)……839作品

電撃 《新文芸》スタートアップコンテスト(応募受付中)……1243作品

サイバーセキュリティ小説コンテスト(応募受付中)……218作品


 地元のイイ話はネタがないと思うので仕方ないと思うのですが、サバコンは他のコンテストに比較しても圧倒的に少ないと思うのです。これは、昨今ネット小説で流行りの要素ではないものが求められているからではないでしょうか。でも、例題としてはヒット作があるんですよね。「サマーウォーズ」や「攻殻機動隊」ですよ。

 世間一般とネット小説の感覚がズレていると思うのです。

 つまり、カクヨムさんはネット小説に欠けていて、しかもヒットする可能性のある部分を模索していると思うのです。

 この方向性は間違っていないと思います。


 実は私、電撃 《新文芸》とサイバーセキュリティに応募してます。

遊星迎撃隊―Starship Breakers

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886092818

俺の愛しいアンドロイド

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885378110

露骨な自己宣伝です。遊撃が電撃、俺アンがサバコンです。

気になった方、応援よろしくお願いします。

 実はドラゴンブックにも応募してたんですが、締め切り間に合いそうにないんで放置中です。あっちはサバコン終わったら更新始めます。


 自己宣伝終わり。話を戻します。そういう従来のネット小説に欠けている部分を追及していく事も大事。作家の年齢層が広がる、読者層も広がると思うのです。あ、ここでエッセイのテーマとつながりました。そう、読み専さんを増やす事につながると思いますね。


 サバコンではもう一つ紹介したい事があります。

 サバコン関係のエッセイを紹介しますね。

 牧野 麻也三の作品で「サイバーセキュリティと私」です。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054885558651

 

 これ、メイキングエッセイなんですよね。サバコンの傾向と対策、基本構想、あらすじやプロット、登場人物のアレコレ。作者様が明け透けに晒してくださっています。こういうの楽しいですよね。映画なんかでもメイキングの特集とか面白いと思うのです。小説でも一緒です。そして、コンテストに関していえば、その状況やランキングの推移とかそういうドキュメンタリーなもの作っていいんじゃないですかね。読者選考のないコンテストなら主催者側がやってもいいんじゃないですかね。もし、公平性に欠けると言うのなら、サクラ使ってもいいと思います。ええ、その程度の欺瞞は笑って許しますよ。


 今日の結論。

 

 出版系以外の所と提携してコンテスト開催すべし。それをアニメ化映画化ゲーム化すべし。出版系以外がミソ。


 そしてカクヨムさん工作員を使って内側から盛り上げるのだ。


 きっとうまくいく。


 今日はここまで。


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