第65話 

「早く起きないと二度と起きれなくしちゃうよ!!」

 藤峰子は物騒な事を言って布団の中のボクの股間をギュゥ~ッと握ってきた。


「い、痛ったァ~…! ちょっ、何やってンですか~…。」

 いきなり股間を握られてビックリした。

 慌てて半身を起こした。


「こっちだって、遊びで高い報酬おカネを払ってるワケじゃないのよ。」


「はぁ…、まぁ、そりゃぁ、そうですけど……。」

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