僕はみどりのゆびを持っていない
山西音桜
設定
世界観
この世界に生まれた人間は何かしらの能力を持つ。
例えば、水を操るだとか、千里眼だとかそういった能力。
そういういかにもな能力者もいれば、穴を掘ることにだけ長けてる能力者とかもいる。
能力値というか、持っている能力がどういった強さかを測るシステムがあり、言わばレベルがある。レベルが上位であればあるほど脅威とされ、下位であれば蔑まれる対象になることが必須。
無能力者は存在しないが、年齢を追うと能力が消えてしまうことがある。
登場人物
主人公
性別:男性 職業:海波高校2年生
桜色の髪を持つ、儚げな美少年。容姿や性格は母譲りであると自覚している。
父は雷の能力者、母は植物を操る能力者であったので、自分もそれなりに戦ったり、人から「強い」とか、「凄い」とか言われる能力に目覚めるだろうと期待していたものの、残念ながら手のひらから咲いた花を出せるという比較的低レベルな能力を持ってしまった。能力が発覚してからは、あまり人前に出さないようにしている。花を出すだけで、そのままの状態を維持したり、花の茎をのばして鞭にしたりということはできない。あくまで花を出すだけである。中学時代にいわれた「お前の能力は女を口説く時くらいしか使えない」という言葉がずっと心に引っかかっている。彼が見たことがある花は手のひらから出すことができ、それが例えば想像で描かれた花であっても、再現は可能である。ただしそのままの状態を維持するコサージュではなく、花はいずれ枯れていく。
一人称は僕。性格はひ弱であり、温厚。もめ事があまり好きではない。そしてもめ事が起こったところで、自分が相手にかなうはずがないと最初から諦めの姿勢で入るため、比較的文句などを口にしない。
性別:女性 職業:海波高校2年生
灰色の髪を持つ少女。
手から刀を出すことができる能力を持ち、剣道や居合の道を目指すように親に言われたものの、人と競い合うことを嫌い、能力を持て余している少女。
楽しく生きれるならそれでいい。こんな能力いらなかった。が彼女の口癖である。
どうせならもっと可愛い能力が欲しかったと愚痴を零している。
楽観主義者で能力を使わなくても人生を謳歌できるという証明をしようとしている。多趣味で、勉強もできるし、運動もできる。
一人称はあたし。
タイトルは英語のイデオムで「I don't have green finger」。「ガーデニング(あるいは植物を育てること)が苦手」という意味があり、主人公の能力が花を咲かせるだけで、「緑を生い茂らせることができたなら、僕の能力もきっと誰かの役に立てただろうに」という主人公の思いが詰まった一言でもある。
ここまで考えて力尽きました!
あとはご自由に!
僕はみどりのゆびを持っていない 山西音桜 @neo-yamanishi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます