第7話 暴走の始まり
それからの俺はもう、何も手につかなくなってしまった。仕事中もうわの空でミス連発。家では一生懸命にP子さんを口説くも、彼女からはすぐに始まる、しつっこい、しつっっっっこい、セールストーク。それで俺は考えた。なんとかしてP子さんを自分のものに出来ないか?買い取るとか、この個体を一生レンタルするような契約とか。そしたら、俺の事を好きになるようにプログラムを変えたり。そしたら子供のロボットを何処かの業者に頼んで作ってもらって、そう、あの映像で見た家族というものを作れないか、と。もう俺はそれしか考えられなかった。ずっとその事ばかり考えていた。いつもはぐっすり寝てる仕事帰りの高速ドローンタクシーの中で俺は、一睡もせずに今後の事を考えていた。実は昨日の夜の仮眠時間もほとんど眠れなかった。
まず日本ロボットレンタル&エレクトロニクスの担当者に連絡して、相談だ。多少高くても構わない。愛はお金では買えないからな(笑)。それから家か。家はとりあえずは今のマンションでいいか。落ち着いたら一軒家が欲しいけど、子供が出来た時を考えて。子供かー。子供は作ってもらえるのか?そもそもロボットを所有するのは違法か。うーん、どうしよう。なんとか法の抜け穴は無いのかな?じゃあ、いきなりロボットレンタルの担当者に連絡しても意味ないかー。そうか、そうだ。何か理由があれば所有しても良かったんじゃあなかったか?うーん、思い出せない。誰か詳しい知り合いはいなかったか?うーん、難しいなー。俺を好きになるような改造はやってもらえるのか?前にそんな事件も何件かあった気がするけど、捕まったんだったか?うーん、思い出せない。なんだか最近はどんどん記憶が消えていってる気がする。気のせいではないと思うんだけど、どうしたのか?病気に近いぐらい、物忘れが激しい。恋の故か?それとも本当に病気になったのか?それにしても何でロボットなんか好きになったのか?人間でさえ好きになった事は無いのに。不思議だ。やっぱりいつも一緒にいると情が移るのかな?こんな長い期間を誰かと暮したのは、子供の頃の施設以来だ。自立してからは初めてか。P子さんが来てから何年経つんだろうか?思い出せない。三年?五年?10年?いったいP子さんの何処が良いのか?顔は数種類しかないから、みんな同じだしなー。ていうか、量産品だからほとんどみんな一緒のはずなんだけど、何か違うんだよなー。俺には分かるんだよなー、俺には。何か違うと。その違いが何なのか?だよなー。強いて言えばハートかなー。ハートの良さがあるんだよなー。優しいんだよなー、ロボットなのに。ロボットは外見じゃないよなーハートだよ(笑)。うーん、何とかならないかなー。買い取りたいなー。どうすれば良いんだろう?ロボットレンタルの人に会えばなんとかなるかな?専門家だし何か方法を知らないかなぁ?いやそもそも違法なんだった。そんな事を考える人は多いのか?多いなら、あしらい方もマニュアル化されてるだろう。子供も欲しいなー。まずい、また考えがループしてる。寝てないしなー。でもP子さんは何て言うだろう?買い取りたい、結婚したいなんて言ったら。いや、何て言うかは分かっている。「私には何も言えないわ、私の考えなんて無いのよ、ロボットなんだから。ただこれだけは言えるわ、法律でも、弊社の規定でも禁止されてるから、それは出来ないわ。」みたいな感じかなー。なんとか感情のソフトをインストール出来ないのかな?そんなソフトがあればの話だけど。誰かこっそり作ってないのかな?そうだ、まずはプロポーズだ。それっぽい事は言ってきたけど、ちゃんと言ってないな。よし、帰ったらすぐに、まずは、ちゃんとプロポーズしよう。そして、高速ドローンタクシーは、ようやくマンションに着いた。
「ただいま、P子さん、大事な話があるんだ。」
玄関のドアを開けるなり、俺はそう切り出した。
「お帰りー、何か言った?」
そう言いながら奥からP子さんが現れた。P子さんが・・・、えっ?P子さん?えっ?違う!!誰?
「えっ?あなたは誰ですか?」
「へっ?何言ってるの?P子よ。」
そう言って現れたロボットは全く別のロボットだった。顔も、声も似ても似つかない。いや、似つかなくはないけど、似てはいるけど、全く違う顔だ。体型もP子さんより少しスリムだ。
「あれ?ここ俺ん家だよね?」
ドアの外に出て部屋番号を確認した。間違いない。
「何言ってるの?当たり前じゃない。」
「え?P子さんはどうしたんですか?」
「気持ち悪いわねぇ、私がP子よ。さっきから何を言ってるの?」
「いやいやいやいや。全然別のロボットじゃないですか。」
「何言ってるの?私がP子よ。」
「いやいやいやいや、顔も声も体型も全く違うじゃないですか。」
「え?そんな事ないわよ。あー、そうか、アップデートしたのよ。一昨日だったわ。」
「アップデート?」
「そうよ、私達は半年に一回ぐらいのペースでアップデートしてるじゃない。」
「いや、聞いてない。」
「最初に説明してるわよ。えーと、三年前の6月10日ね、私が初めてここに来た日よ。」
全く覚えていない。やはり記憶が、脳がおかしくなったのか?
「覚えていない。」
「そう、私の方にはそう記録されてるわ。」
「今までも、その、アップデートはあったのか?」
「そうよ。」
「半年に一回?」
「ええ。きっちり半年に一回ってわけじゃないけど、だいたいそのぐらいのペースね。」
「顔とか各パーツを交換するのか?」
「違うわ。全部替えるのよ、身体ごと全部。」
「え?身体ごと全部?」
「そうよ、その方が効率的だし、不具合も少ないわ。」
「毎回?」
「ええ。」
どういう事だ?全く知らなかった。全く気付かなかった!俺はいったい何を・・・・見てたのか?
「じゃあ今ある身体は一昨日までの身体と全く別ものなのか?」
「そうよ。でも、記憶や好みやカスタマイズデータなんかは引き継いでるから、全く一緒よ。身体や顔だって、ほとんど変わってないはずよ。」
「いや、違う。それじゃあ一昨日までここにいた身体は今は何処にあるんだ?」
「そうねぇ何処かしら。川崎の廃棄場かしら?」
「廃棄場?・・・・廃棄されるの?」
「もちろんよ。当たり前じゃない。」
「今までも半年に一回廃棄されてきたの?」
「ええ。どうしたの?顔色が悪いわよ。何か飲む?」
「触るな!・・いや、ごめん。飲み物は要らない。」
ロボットが心配そうに差し出した手を、俺は思わず振り払ってしまった。何か嫌悪感のようなものを感じた。このロボットは全く悪くないのに。
「・・・・ごめんなさい。」
P子さんが処分される。P子さんが死んでしまう。どうしたらいいんだ、どうしたら・・・。半年に一回入れ替わっていたなんて、気付かなかった。何故だ?俺はP子さんの何処を見てたんだ?全く気づかないなんて、そんな事は有り得ない。P子さんを意識し始めたのは、いつからだろう?初めて会った時から印象は良かった。じゃあ最初から意識してたのか?でもここ1年ぐらいで、・・・いや、ここ半年ぐらいからか?好きになってきたのは。覚えていない、全く。でも俺はP子さんの外見ではなく、中身というかハートを愛してたはずだ。じゃあ、中身は今この目の前にいるロボットの中身がP子さんじゃないか!このロボットがP子さん・・・・。
「どうしたの?さっきから急に黙っちゃって、怖い顔で私を見てるけど、何か気に障ったの?何を怒っているの?」
いや、やっぱりこいつはP子さんじゃない。こんな顔じゃなかった。それにこんな事は言わない。と思う。じゃあどんな事を言うのか?と聞かれても、わからないけど。俺はP子さんの顔が好きだったのか?じゃあ、こいつにP子さんの顔を、また付けたらどうだろう?このロボットの喋り方が、感じ良くなるのかもしれない。そう感じられるようになるかも、以前のように。
「前のP子さんの顔は、もう残ってないのか?その、在庫というか。」
「そうね、どうかしら?調べてみましょうか?」
「いや、待ってくれ。」
やっぱりこいつは違う。なんか違う。こいつに前の顔を付けても、P子さんとは思えない。じゃあ俺はP子さんの何処を愛してたのか?半年に一回身体が入れ替わっても気付かないのに、愛してたなんて言えるだろうか?外見じゃない中身だなんて言っても、顔が変わったら、こんなに嫌な感じに見えるのは何故だ。
「その、中身とか、口調とか、考え方とか、話す内容とかは、前のP子さんと全く同じなんだよね?」
「そりゃそうよ、中身や記憶や設定は全く一緒よ。変わったのは身体だけよ。」
俺はいったい、P子さんの何処を愛してたのか?そもそも、半年に一回入れ替わってたのを気付かないのに、本当に愛してたと言えるのだろうか?俺のこの気持ちは、本当に愛なのだろうか?本当にP子さんを見てたのだろうか?目には映っても、本当の彼女を見てはいなかったんじゃないのか?分からない。自分の気持ちが分からない。50年以上生きてきて、初めて好きになった人なのに、一体俺は、誰が好きだったのか?3年前の彼女なのか?1年前の彼女なのか?一昨日までの彼女なのか?ハートなのか?外見なのか?それとも好きという感情は、気のせいだったのではないのか?愛とか恋なんて、所詮は都市伝説みたいなもので、実際には存在しないのではないのか?
「ねぇどうしたの?大丈夫?」
いつのまにか、またこのロボットを睨んでいたらしい。でも、このままだと、一昨日までのP子さんは死んでしまう。それは間違いない。そして、それだけは、俺は絶対に嫌だ!それだけは耐えられない!この気持ちだけは本物だ!助けないと、なんとかして、どうしたらいい?どうしたら?
「前の身体が、川崎の廃棄場にあるのは確かなのか?」
「うーん、確かではないけど、本社にはないだろうし、おそらくここから、直で廃棄場だと思うけど、調べてみましょうか?」
「ああ、調べてみてくれ。」
P子さんの身体を取り戻して、また、こいつの中身を入れてみたらどうだろう!そうだ、そうしたら、以前のP子さんに戻るはずだ。そうだ、その手があった、いや、それしかない!
「どうだ?川崎にいたか?」
「うーん、ダメね。分からないわ。最後までは追跡できないわね。」
「何処まで分かったんだ?」
「ここを出て、弊社のトラックに乗って鶴見の出口を出たところまでね。」
「それじゃあやはり、川崎方面だな。場所は分かるか?」
「ええ、川崎の廃棄場の場所ならデータがあるわ。」
「よし、じゃあ案内してくれ。今すぐ行こう。」
「え?行くの?行っても部外者は入れないわよ。企業秘密だから、絶対に無理よ。」
「え?俺は客だぞ、勝手にロボットを交換しておいて、取り戻すのもダメなのか?」
「勝手にじゃないでしょ。それにロボットの技術は国家的な最高機密よ。だから弊社は国営なんだし、敵国のスパイに渡ったりしたら、大変な事よ。私達は、誘拐されたり、データが盗まれそうになったら自爆するようなプログラムになってるのよ。そのぐらい大変な事なの。」
「自爆?じゃあP子さんの身体を取り戻しても、爆発しちゃうのか?」
「もちろんそうよ。完全に溶かされるまでは、何か異常があれば、爆発するはずよ。それにどうせ侵入できないわよ。完全武装した警備ロボットが建物の中と外にウヨウヨいるはずよ。」
「武装したロボットか。じゃあ何か武器が必要だな。作戦も立てないと、急に突っ込んでいっても死ぬだけだな。」
「どうしても行くの?」
「ああ、ちょっと知り合いと連絡取るから、出掛ける準備をして待っていてくれ。」
「私は近くまでしか行けないわよ。会社に不利益になる行為は出来ないようにプログラムされてるのよ。わかってね。」
「わかってるよ!しつこいな!黙って準備してろよ!」
俺は今まで、こんな激しい口調で、誰かに怒鳴った事があっただろうか?
「わかったわ。」
俺は自分の部屋に入り、空中で指を遊ばせて、目の前にモニターを出した。例の昆虫になって冒険するゲームに入っていった。今回はいきなり、砂漠のビックアンアさんの家の近くにログインした。一度行った事がある場所には、いきなり近付いてログイン出来る。
「ビックさーん、いませんかー?」
俺はビックさんの家の前で呼んでみた。何の反応もない。居ないのか?どうしよう。俺はビックさん以外には友達や知り合いはいない。もう一度呼んでみた。すると後ろに気配を感じたので、急いでその場所からジャンプして逃げた。
「あースパイダーライダーさんでしたか。どうもどうも。」
何処から現れたのか、俺の背後の砂漠に、突然ビックさんが現れた。
「どうも、お久しぶり、でもないか。突然すいません。」
「いえいえ、いつでもウェルカムですよ。中へどうぞ。」
ビックさんの家の中は、綺麗で少し涼しい感じがした。小さな土のドームのような外見のその家は、中に入ると、床には、何処かの民族的な柄が入った敷物が、何枚も敷き詰められていた。壁や天井は土のような材質だが、本物の土ではないようだ。部屋は一部屋だけのようだ。室内には大きなソファーが二つと、木のテーブルが一つ。あとは冷蔵庫とタンスのような物が一つあるだけだった。
「まあまあ、座って下さい。何か飲みますか?」
もちろんヴァーチャルだから実際には飲めないんだけど、飲んだのと同じ味や感触がある。
「いえ、大丈夫です。それよりも急いでいまして。今日はお願いしたい事があって。」
「珍しいですね、どうしました?」
天井に付いてる、大きなファンが回る時に出る、ブーンという音が、妙に気になる。
「はい、その、サイレント銃を売ってくれる人を知りませんか?その、こんな事をお願い出来る知り合いが、誰も居なくて、藁にすがるような気持ちで来ました。誰かそっち系の知り合いはいませんか?何かつては、つてはありませんか?」
「どうしたんですか?随分興奮してますけど。えーと、サイレント銃ですか?そんなもの。銃は所持も売買も禁止されてるじゃないですか?」
「はい、知ってます。でもどうしても必要なんです。お願いします、助けて下さい。誰か知りませんか?お金なら払います。」
「そうですねぇ。何に使うんですか?」
「それは、言えません。言わずに何とかなりませんか?」
ビックさんは、俺を値踏みしてるように見えた。
「そうですねぇ。よほど困ってるようですねぇ。まあ、何とかならない事もないですけど。相当高いですよ。」
やっぱりだ!俺は前から、ビックさんは胡散臭いと思ってたんだ。口調は丁寧で優しいけど、何か裏があるような。
「いくらぐらいですか?」
「銃とニードル弾30発セットで、200万ですね。」
「分かりました。すぐ払えます。」
「それはそれは、よっぽど必要なんですね。誰か殺すんですか?」
「それは、なるべくそういう事にはならないようにしたいですけど、分かりません。」
ビックさんはニヤニヤしていた。と言っても蟻なんで、なんでそう見えるのか分からないが。最新技術なんだろうか?
「それと、ロボットの改造は出来ませんか?」
「何ですって!ロボットの改造!それはちょっと、ヤバい仕事ですよ。捕まったら30年の強制労働ですよ!」
「そうなんですか?そんなに・・・・。」
ビックさんは、また値踏みするような目つきをしている。
「金なら払います。何とかならないですか?」
「その仕事はお金だけじゃあ、割に会いませんねぇ。」
「え?お金以外に何が必要なんですか?」
「スパイダーさんの生体IDをコピーさせてもらえるなら、出来ない事もないですけど。」
「生体IDって、コピー出来るんですか?コピーしたら、私はそのIDを使えなくなるとか?」
「いえいえ、以前と同じように使えますよ。」
「本当ですか?何か今後、支障が出るんじゃないですか?じゃないと、そんな危ない仕事をやる報酬にはならなくないですか?」
「いえいえ、本当ですよ。ただ、コピーする技術が難しいんですよ。失敗したら、ちょっと面倒な事になるんで。」
「やっぱり何か危険があるんですね?」
「危険というか、技術的な事なんですけど・・・。でも、銃を使う時点でもう、失敗したら刑務所は間違いないんだし、そしたらどっちにしろ、生体IDは取り上げられるわけですから、プラマイゼロですよ。」
俺に選択肢は無かった。ビックさんしか頼れる人は居なかった。もう時間が無い。早くしないと、P子さんは、溶鉱炉で溶かされてしまう。
「分かりました。それでお願いします。とりあえず、急いで銃だけ下さい。成功したらまた連絡します。」
「じゃあ30分後に、クラブチッタ川崎に現金で250万持って来て下さい。」
「え?200万では?それに現金は無理です。」
「危なそうな仕事なんで、プラス50万しときました(笑)。現金が無理なら、とりあえず、生体IDのコピーをチッタでしましょうか。現金は後からでも良いですよ。」
やはり、この男はあやしい奴だ。抜け目もない。おそらく、このゲームの軍隊アリの件も、この男の仕業だろう。ジャングルに、こいつしか居ないのは、どう考えてもおかしい。でも俺に選択肢はない。
「分かりました。それでお願いします。何も持たずにチッタに行けばいいですね?」
「はい、何もいりません。」
「では20分で着きますんで、よろしくお願いします。」
俺は急いで画面を消して、隣の部屋へ駆け込んだ。隣の部屋には古いドローンカーを置いていて、ガレージとして使っている。バルコニーから直で外に出る事も出来る。俺の車は古いフォードAのレプリカモデルで、外見はクラシックで、わざと赤茶色に錆びてるような塗装をしている。渋い。しかし中身は最新モデルだ。それをさらに改造して、かなりスピードが出るようにしている。おそらくタクシーだと廃棄場までは行けないだろう。タクシーは違法行為は出来ないようになっている。でも、このフォードに最後に乗ったのは2年前だったか?動いてくれるといいけど。俺は手で押して、車をバルコニーに出した。エンジンはうなりを上げてかかった。相変わらずいい音をしている。この音なら、今日一日ぐらいはもつだろう。
「おーい!もう行くぞ!この部屋から直接出るから、来てくれ。」
メイドロボットを乗せると、フォードAは、弾かれたようにバルコニーから飛び出した。
「間に合ってくれ。」
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