それでも君は、俺のヒーローだ

君は言った。自分はヒーローではないと。俺の言うような、正義の味方ではないと。
だけど俺の憧れたヒーローは、その背中に宿っていると、俺は信じている。
だから俺は、決めたんだ。君と一緒に――


これを見てかっこいいと思ったそこの君。悪いことは言わない、今すぐこの作品を読みなさい。
愚鈍なほど一途に思い続けた憧れ。子供の戯れ言のようなそれ。それを体現する少女と出会い、実は憧れとは真反対の存在だと知り、それでも、俺が憧れたのは君だからと共にいること決める。
なんだこいつかっこよすぎかよ。行動力もあって精神もイケメンとかどうしようもないんですけど。
これから先、様々な困難が彼らに降りかかるだろう。彼が決めた道は、それほど険しいのだ。
彼が、どのように道を踏破するのか、僕らはその見届け人となるのだ

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