オープニング:二人は無理キュア

 7月某日九時くらい、二人の男が電脳空間に集っていた。二人は無理キュア、限界世界の男たちである。


しぃる: 戻ったよ~、透明なコーラを用意しました


すぽん: おっ


しぃる: やっていくか


すぽん: ところで今日のデートなんですケドどうでした?????


しぃる: 良い感じにお蕎麦食べてきた


すぽん: 良い感じ


しぃる: 札幌某所のおしゃれな蕎麦BARのランチ営業的なサムシングで


すぽん: かーーーーーーーーーーーーーーーっ


すぽん: こうやってすーぐ蕎麦までお洒落にする……


しぃる: だってお蕎麦すきなんだも~ん


すぽん: まあでもここでぼくが「まあ、ぼくも女の子とデートぐらい結構行きますけど」って言わないのが偉いですよね


しぃる: 偉いね、キャラ大事にしている


しぃる: それ絡みで一度秋永先生に怒られてたけど


すぽん: はい、やってきましょう!!!!!!!!!!!


すぽん: えーっ、ということで今回はですね


しぃる: 秋永先生に怒られてたけど!!!!!!!


すぽん: 今回はぁ!


しぃる: 今回はぁ?(限界屋コール&レスポンス)


すぽん: 前回のやつを読み返してたんですけど


しぃる: うん


すぽん: 抽象的すぎるんじゃねえかと思いまして


しぃる: まあね、だって本人たちも理屈にできていない部分を感覚で埋めてるし


すぽん: もっと具体的になんか話が出来たらなと真面目なことを思ったわけなんですよ。それで海野先生の邪心任侠を買いましてよ、ぼく、それでお互いの作品をあーだこーだ言いながら具体的な話をしましょうってことです


すぽん: 宣伝も兼ねてね!


しぃる: 大事


すぽん: 青木くんも邪心任侠もお互いの創作スタンスが凄く良く現れてて具体例としてとてもいいなって思ったので


しぃる: 作品の何が違うってほら、抱くか抱かないかみたいなところあるよね


すぽん: そうそう、そういうの語っていきましょうってことで。


しぃる: いきましょう。


 いくことになった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る