2:すごーい! 君は自己紹介ができる限界フレンズなんだね!

しぃる: では俺から行きましょう。提案したの俺ですし

しぃる: ホラー作家の海野しぃるです。クトゥルフ神話ブームの流れで拾って頂きデビューさせてもらったばかりのペーペーですがよろしくおねがいします。早く二冊目出したい!

すぽん: ホラー作家に含まれるのか!

すぽん: すみません、海野先生の小説全然読んでなくて

しぃる: 現実がどうかは別としてホラー作家でいたい!


※サラッと流していますが海野しぃる側もうさぎや先生の話は書籍化分を抑えたレベルなので後ろめたさがあったとか無かったとか、忙しいんですよ学生作家たちということで一つ


すぽん: いや、あの、なんか読んでもらったお礼に小説読む、みたいなの苦手なんですよ


しぃる: あっ、わかる


しぃる: とくにカクヨムは初期がそういうあれがあれしててね……


※あれがあれ→色々あったんです、ハートフルなお話が……


すぽん: 自分のことでいっぱいいっぱいなのに他の作家がどうしてるとかめちゃくちゃ苦手


すぽん: だからカクヨムで活躍されてる作家の皆さん方凄いなって


しぃる: っていうかほら、なんか意地みたいなの出ません?


すぽん: 普通は出る


しぃる: 俺もホラージャンルだと出ますよ


すぽん: カクヨムやなろうのコミュニティみたいなの苦手なんですよね


しぃる: あー、俺は交流そのものは好きで趣味が合う仲間と楽しくやっていくのがもう楽しいってのはありますね


しぃる: 趣味があう仲間の話に耳を傾ける感覚で読んでいたりもします


しぃる: リアルと違って文字以外の情報読み取らなくていいし、一呼吸してから発言できるから楽ですねバーチャル交流


すぽん: なるほどなあ


すぽん: まあ、ぼくはマジ陰キャラなのでまず趣味の合う人が絶妙にいなくて・・・・・・


しぃる: あ~


しぃる: でもそもそも完全に趣味の合う相手とか居たら負けみたいなところありませんか僕ら?


すぽん: それは、そうですね


すぽん: だから小説書いたり読んだりする友人がリアルでは全然いませんね


すぽん: 音楽やファッションの話が好きな人が多い


しぃる: あ~! 確かに多いっすよね。小説とちょっと離れたところでの経験が有るのは良いもの書くのに欠かせない条件だと思ってます


すぽん: ぼくは元カノには小説の話一切しませんでした


しぃる: やっぱそうか~!


しぃる: いやでも、やっぱ自分が特別で、自分の生き方と不可分なものって、話したくなりません?


すぽん: ぼくは自己肯定感低いので、自分の趣味をなんか低いもんみたいに思いたくて、それで好きな女の子には小説とか読んでほしくないなって思っちゃう


すぽん: 小説はぼくにとって特別なんですけど、ぼくは自分のことが嫌い(好きだけど)だから小説も嫌い(好きだけど)みたいな


すぽん: だから「こいつはどうしようもねえなあ」みたいな人にしか喋りたくないかもしれないってのがありますね


しぃる: そこがなんというか逆というか似て非なるあれがありますよね俺たち。俺は自己肯定感を高く持とうとしてしまうけど裏で自信が無いんですけど、すぽんさん自分のこと嫌い(好きだけど)ってなるのがこう面白いと言うかなんというか


しぃる: 限界フレンズ


すぽん: そう、限界フレンズ


しぃる: 俺たち限界フレンズ


すぽん: 限界フレンズは限界フレンズで仲良くできるんですけど、一緒になっても地獄に落ちていくだけというジレンマがありますね


すぽん: あっ、ぼくの自己紹介がまだでした


しぃる: ですねw


すぽん: うさぎやすぽんです。スニーカー文庫で「死にたがりビバップ」でデビュー、二作目は「裏方キャラの青木くんがラブコメを制すまで。」の現在二作刊行の限界ラノベ作家です

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