第41話 一集一品その1


この話は、リスルドの家を拡張した直後まで遡る!


港街ガヤルドの周辺種族



“ゴブリナ族”・ガヤルド南部に幅広く居住している種族


ゴブリナは狩りや農耕で、生計を立てている種族である!

性格は温厚だが、危害を加えない限り襲っては来ない!

襲って来た時は、謝って逃げるに限る。

逃げ遅れて捕まると.....むふふな刑が待っている。



“小人族”・ゴブリナの次に多い種族


ロリっ子属性でもない限り、そこまで喜ぶ男性はいないであろう!

農耕と裁縫を得意とするのが、小人族である。

性格は温厚で、対人戦闘力は無いに等しいが、魔獣に対しては強い。

海辺の種族と比較的に仲良くやっている様だ!



“獣人族”[猫族]・猫族が南部に多く居住している。


猫族は狩りを好み、戦闘は対人戦・魔獣戦どちらでも強い!

農耕とか生産は得意ではないが、得意でないだけで生産で

物作りは出来るのである。


戦闘民族なので、戦闘したら死ぬ事を覚悟してください。



“半魚人族”[人魚]・男性をマーマン・女性をマーメイドと言う


海の近くの陸地に家を建てて住んでいるのだ。

海の中で生活すると思いがちかも知れないが、半魚人なので

水の中だけでは、生活は出来ないのである!

陸地の種族と交流があり、海産物と野菜を物々交換で生計を

立てている種族だ。性格は温厚・戦闘力は、陸地では子供レベル

海の中では、まさに鬼人の如く強い!


海で会ったら、敵対せずに仲良くやるのがコツである!



“セイレーン族”・海の種族である。マーマンと仲が良い!


マーマンとは仲が良いが、マーメイドとは仲が悪いのである。

その理由は、マーマンの浮気が原因とされている。

男性の差がだから仕方なし!と割り切れたら争いは起きない!

セイレーン族の収入は、主にマーマンが持ってくる農作物だ!


セイレーン族もマーメイドも絶世の美女揃いである!



“”セルキー族・ガヤリス南部の川の畔や湖の畔などに住んでいる


半魚人族・セイレーン族・セルキー族とガヤルド南部の海の

三大種族とされている種族だ。


性格は温厚で、主に漁で生計を立てているのだ。

海が遠い内陸の種族は、セルキー族が川や湖に住んでいる

おかげで、魚に困らなくてすんでいた。


泣き声が、あうあうって感じらしい?



“コボルト族”・村や集落などを歩き回る配達人・行商人


ガヤルド南部地域の真ん中より少し下に住んでいる。

性格は社交的で、礼儀正しくお金勘定が得意なのだ。

コボルトの集落では、農産物の生産しかやってない

他の品物は、行商をして手に入れてくるからだ。


北部にもコボルト族は多く住んでいる!



“キキーモラ族”・自給自足を目指して暮らしている種族だ。


他の種族とは、係わりが少なく謎の種族とも呼ばれている。

性格は温厚で社交的でもあるのに、多種族とは係わり合わない

変わった種族である。


生産品も農作物の情報も何処に住んでいるかも不明!

ケット・シーの族長が、名前だけを覚えていただけだった。



“ケット・シー族”・猫の妖精である。


猫族と深く関係している種族で、種族としての位も高い

生産は獣人族[猫族]に任せているのが現状だ!

でも、その戦闘力は、非常に高く猫族より数段は強いとされる

北部地域とかにも生息しているみたいだ?


猫なので基本は怠けている!



“クー・シー”・犬の妖精である。


主人と決めたら、死ぬまで仕えてくれる忠犬なのである。

中部と北部に多く居住しているが、南部にも少しだけ住んでいる。

生産は家畜系を得意としている、他にも生産もしている模様?

性格は社交的で、紳士淑女なのである!


怒らせると、当然として怖い!




......................................................




{西の半魚人族の集落}


半漁人族は、西と東で勢力が違うのである。それは何故かと言うと

住む地域が離れすぎている為だ。遠くで事件が起きても対応が遅れるし

色々な案件を1人の族長で、纏める事はできないのである。


だから西の半漁人族・東の半漁人族と別けて呼ぶのが正しい呼び方だそうだ。

半漁人族の主な生計手段は、海産物であった!


港街ガヤルドに居るのなら、海の眷属との交易が盛んになった為に、海産物の

取引は簡単に出来るが、そうでない地域もあるのだ。


そう言う地域の魚介類は、一手に半漁人族が扱っているおである!

主な海産物は、魚・貝類・海藻類などである。


それらを近くの集落との交易で物々交換にして日々の生計を立てている

そしてオレは1つの提案を集落の人達にして周ったのであった。


それはと言うと、その集落を代表する品物を生産するか養殖するかだ!

そうする事で、その集落でしか手に入らない品物が産まれるのである!


当然、他の海産物もこれまで通りにするのである!生産性を落とさずに

特色ある製品開発をするってことなのである!


それが出来れば、他の集落ともコレ以上の利益が見込めるはずである!

集落や村の未来は明るくなるはずだ。


オレは、各集落に熱心に一村一品・一集一品を説明して周ったのである!



最初は理解されなかったが、徐々に浸透して行き、将来的には集落や村の

大きな利益に繋がれば良いとオレは思っている。


無理せずに、焦らずにゆっくりと、やって行けば何時かは出来るはずである!

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