第31話 語尾は大切です!


現在おやっさんと2人で拉致被害者を送り届ける為に、

ある村に来ている、此処の村の村長はケット・シーと言う

猫の妖精だった。猫の妖精の王様的な存在だとおやっさんに

説明された。


ケット・シー族の族長兼この村の村長をしているのはレーニだ。

それと娘のイリナが村長補佐をしている。この2人で村を治めている

見たいである、レーニは熟女なのに魅力的なボディーラインが素敵な淑女しゅくじょで、

娘のイリナはじゃじゃ馬娘なのだろうか?オレ達が村に尋ねた時に完全装備での

お出迎えをされてしまった.....オレとおやっさんで取り押さえたけどね!


イリナは見た目は20代になったか位の歳に見えるのだが妖精であるから

実際の年齢は謎だ!母親のレーニの実際の年齢も解りません!

でも実年齢とか関係ない.....関係ないんですよオレ達2人にね。

豊満なお胸様があれば.....オレは死ねる!あ~確実に死ねる!(キリッ)


この村にはリス車二台でやってきて、18人の子供を格種族に返したのだった。

これを知ったイリナは、オレに許しをう為に遣って来たのだった。

どうすればオレに許して貰えるかって?それはね...アヴェンタ様の信者に

なる事で罰も許されると教えてあげました。そうするとイリナの顔が不思議と

真っ青だったのに穏やかな顔になったのだった。


そして儀式で、その顔がまた真っ青になった。


おやっさんも最初はオレの儀式に抵抗を示したが.....これは神聖な儀式なんです。

怪しくないんです!アヴェンタ教団の大司祭のオレが認めてるんです!

その言葉におやっさんは、渋々従いながら儀式を始めたのだが.....


今では乗り乗りで、オレより乗り乗りで儀式をしているではないですか!

おやっさんにはアヴェンタ教団の司祭を名乗る事を認めようではないか。

ヨランドさんには内緒にしててあげるからね!おやっさん(ニッコリ)


おっ~っと話がれてしまったかな?話を戻しますかね!

この村の人口は2千人前後だそうだ、村の纏め役はケット・シー族で、

村には、その他の種族がいるそうだ。黒猫族・白猫族・三毛猫族・トラ猫族

ブチ猫族、これらの種族の王様がケット・シー族なのだ。


それぞれの種族は毛の色で別れてると言っても過言ではない、

黒猫は黒色だし、白猫は白色だから、そう言う事なのだと理解した。



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



レーニ村長この村の名前は、なんと言うのですか?

「この村の名はないぞ。」


村なのに名前が無いのは困るな。オレが村の名前を決めても良いですか?

「この村に名前を付けてくれるのか?ありがたい。」


では~ケット村などはどうでしょうかね?

「良いのではないか?ケット・シーが治めてる村だしな。」


なら今日からケット村と名乗ってください。

「解った。今日からケット村と名乗ろう。」


村の名前が決まった所で、次の話に移りますね。この村の特産品ってありますか?

「特産品.....ビックマウスの毛皮?肉?」


そのビックーマウスってのは、この村の付近に生息してるのですか?

「ビックマウスの場所に案内しよう!」



{つきれんは、レーニの案内で村の中心部に向った}



この穴はなんですか?

「ダンジョンだ!此処にダンジョンが古くからあるから村が出来たのだ」


なるほど!ダンジョンが先で、村がその後から出来上がったと!

「そう言う事だな。」


このダンジョンの深さは、どの位になるのですか?

「地下5階の深さしかない、まだ出来て100年ってダンジョンだな。」


わらわが此処を見つけて、部族で引越して来た後に、

    各部族が徐々に集まって村になって行ったのだ。」

そして、今に至ると言う事なのですね!


「そう言う事だな。」

ふむふむ!



{ダンジョンの奥から、何やら不気味な音が聞こえてきた}


「この音は!イリナ皆を集めるニャー」

<はいニャー、お母様>


えっ?ニャー?ニャーって言ったよね?

『いったの~!ニャーって。』


「アース・バイパーが出たニャー!ご馳走だニャー」

≪アース・バイパーがでたのかニャー!?じゅるり!≫


ここの村人も語尾がニャーなのね!

「つきれん殿、すまんが狩りをしてくるニャー

           少し待っててくれないかニャー」


一緒に狩りに着いて行ってもいいですか?

「危険だぞ!それでも良いのかニャー」


<お母様、早く行きましょうニャー!ふぅふぅ~>

「解っておるニャー!先に向かっても良いニャー」



{大興奮の猫達!ダンジョンに駆けていった}


≪囲め囲め!今だニャー≫

<何してるニャー!まだ弱ってないニャー!>


「皆の者!慌てる出ないわ!妾が攻撃をする退くニャー!」

<皆の者、散るニャー!>


≪ニャー≫


猫達が大興奮しながら狩りをしてるね。

『うむ!見事な連携じゃな。』


「これを食らうニャー!アークニードル」

{レーニの魔法がアース・バイパーに炸裂した}


おおおおお!あの大きなヘビが倒れたよ!

『見事じゃ!アースニードルでは無く、アークニードルとはやりおるわい!』


おやっさん違いを教えてよ。

『いいぞ!アースニードルは初級の土魔法じゃが、

       アークニードルは中級土魔法なんじゃわい!』


なるほどね!レーニさんは中級土魔法を使えるんだ。

『そう言う事じゃな。お見事!』


「ふぅ~ふぅ~倒したニャー」

<お母様凄いニャー!>

≪レーニ様は、最強の猫だニャー!≫



{獲物を村に運び出している}



「妾とした事が.....みっともない姿を見せてしまった。」

お気になさらずに、語尾にニャーって付けないんですね?


「えっ!ニャーとか語尾に付けてましたか?」

はい付けてましたね。


「しまった.....大興奮したから癖でニャーって言ったのか。」

<お母様!良いじゃないですか、猫なんですからニャーって言っても。>


「村人同士なら良いのだニャー、でも余所よその人に失礼だニャー」

いえ!語尾にニャーを付ける事は失礼になりません!

『女性の語尾ニャーは正義じゃよ!』



{変なスイッチが入った2人でした。}

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