第26話 オレは悪くない!
{ウラカン村の一角に、重要人物達が集まっていた。}
メンバー一覧
アヴェンタドール(女神族)
配下
秋月蓮(男神族)・ウルス(男神族)・セスト(男神族)・エレメント(女神族)
レッチャット(女神族)・ジャルパ(男天使族)・ウラッコ(男天使族)・ジェレミー(女天使族)
ラプター(妖精)
業の神・エストーケ様(男神族)配下・ヨランド男爵(女神)
技の神・コンセプト様(男神族)配下・ステファニー男爵(女神)
海の神・ヴェネーノ様(男神族)配下・ヴェーラ男爵(女神)
地方監察伯・エゴイスタ様(男神族)配下・ノエル男爵(女神族)
ウラカン村長(ボブリナ)・イオタ村長(ゴブリナ)リスルド族長(ガヤルドリス)
皇国領事館の皆さん・ギルド連合の皆さん(冒険者・商業・業職人・技職人・遊戯ギルド・その他)
以上のメンバーで、会議が行われた。
アヴェンタドール様。まずは、此の街の名前を決めましょう。
そうしないと、名称の無いまま進めると、話がややこしくなりそうですので。
〈ボクもそう思うよ。そして、良い名前は無いかな?〉
ガヤルド大陸にあるアヴェンタドール様の領地の名前ですので、
アヴェルド街とかはどうでしょうか?
「悪くわないけど、ないんだけど.....やり直し!」
くっ.....出過ぎた真似をしてすいません。
<ウルスですけど、アヴェンタドール様。ガヤドールシティーはどうでしょうか?>
〈候補の一つで残そうか。〉
<エレメントです、私は、ドールシティーが良いかと。>
〈いいよ~もっと活発な意見を言ってね。〉
<ジェレミーです、こんな感じではどうでしょうか?癒しの街・アヴェンタ>
〈いいね!〉
どじっ子シティーで良いんじゃないかな?
〈何か言った?ジロッ〉
何にも言ってません!
〈ジロッ〉
「レッチャットです、私の考えた名前は、港街・ガヤルドです。」
〈いいねぇ~採用!〉
「やった~!」
同じ名前の街は、近くに無いんですかね?
『つきれん殿、近くにその様な名前の集落や町はないぞ。』
それなら安心して、街の名前に決められる。
〈諸君、今日から此の街は、港街ガヤルドだよ。〉
≪Yes, Your Highness.≫
続きましての議題ですけども。
領地の境に町を二つ建設する事と、そこの責任者を決める事です。
町の責任者に、セスト准男爵とウルス准男爵が相応しいと存じます。
2人とも、治安維持の能力がありますので、責任者になっても問題ないかと。
アヴェンタドール様、どうでしょうか?
〈ボクはね、最初からその積もりだったけどね。〉
良きお考えだと思います。
ウルス准男爵が西町の担当でセスト准男爵が東町の担当で宜しいですか?
〈それで決まりだね。町の建設が終ったら、そのまま町の運営を任せるから。〉
<ウルス准男爵、謹んでお受けいたします。>
<セスト准男爵、同じく謹んでお受けいたします。>
〈2人には、近くの村や集落の布教活動と、家が近い拉致被害者を連れて帰って貰いたい。
秋月准男爵ばっかりに、負担を掛けすぎているので、協力してあげて欲しい。〉
≪はっ!≫
〈ウラッコ士爵には、船を三隻貸し与えるので、2人の准男爵に居る物を聞いて、
船で荷物と人員の運搬をしてもらう。〉
<了解しました。>
一つ目の議題が、終わりましたので、次の議題に移ります。
二つ目の議題は、信者の勧誘活動と、活動方針です。
〈それぞれ持ち場の近くで、村や集落を発見したら、信者の勧誘をすること!
それと、他の神の信者には、無理に勧誘しない事。〉
以上ですか?
〈ボクからは以上だよ。〉
では、三つ目の議題に移ります。
三つ目は、産業と交易品の確保・交易品を探す事。
〈これも信者の時と一緒だよ、近くの村と集落で交易品を探せば言いだけだから。
交易品を見つけたら、ボクに報告してよね。以上だよ〉
次に行きます。四つ目は港街の建物の場所決めです。
此処からは、専門家の方達が、話し合いに参加されます。
専門家の皆さんに、街の関係者の皆さんに、街に関係する皆さんです。
≪宜しくお願いします≫
〈秋月卿、街の見取り図はありますか?〉
はい、只今お持ちします。
{地図を広げる}
私と地域有力者の方達で、考えた見取り図です。
まだ空いてる土地は、沢山ありますので、皆様で良い場所を
話し合って決めてください。
〈秋月卿、ボクのお城の場所は、決まってるの?〉
それは、七つ目の議題なので、此処で話し合う事では、ないかと思います。
〈街の中には、城を建てないんだね?〉
此処は、あくまでも城下町ですので、お城の場所は、別の方が良いかと。
〈そうか~そっちの方が良いよね。〉
御意!
街の中央より西側に、ウラカン殿・イオタ殿の住宅を建設します。
そして、東側には、砦を作って、地方監察伯の詰め所になる予定です。
街の西の川を渡った場所が、希少な香辛料の一大生産地になる予定です。
中央より北側には、ダンジョンがあり。そこでは、甘い蜜の生産をします。
街の南側では、港での交易に関した施設が、立ち並ぶ予定になります。
そして、街を城壁で囲えば、領民は平和に暮らせますね。
今いる場所、此処が街の中心になる道です。この付近に、色々なお店や施設、
などを建てますので、皆様には、好きな場所を決めてください。
{それぞれが、良い場所を巡り争って、場所を確保に勤めている。}
(因みに、オレ・レッチャット・ハルマ・おやっさんの家は一等地に建てた)
{場所決めで、決まるまでに5日を要した。}
場所も決まりましたので、次に移ります。
五つ目が、街道の整備、輸送手段確保。
〈街が出来上がったら、神々の協力の元に進めて行きます。
エストーケ卿・コンセプト卿・ご協力をお願いします。〉
≪心得た!≫
六つ目が、接収した船の扱いに付いて。
この案なのですが、ウらッコ士爵に一任してます。
七つ目が、アヴェンタドール城の建設場所。
これも私の一存で、決めてしまいます。宜しいですか?
〈何処に、お城を作るの?〉
{ワクワク}
エゴイスタ様!
<秋月卿、どうしたね?>
砦の牢屋は空いてますよね?
<おっ?お...おう!空いているぞ?>
アヴェンタドール様!良い物件がありました。
〈ふざけるな~~~!〉
ぐはぁ.....
{つきれんに、見事なボディーブローが決まった。}
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます