第47話
「あのー、お取り込み中にすみませんが……。」
「恒例の、名付けタイムです」
「良い名前を付けて下さいね」
「カードゲームの合成要員みたいな名前だけはやめてくださいね」
そう言われて、俺は飛び切りの名前を彼女達に贈った。
「紗西……。さしねぇ」
「志西……。強そうな名前!」
「素西……。美味しそう……。」
「瀬西って、やっぱりそうなるのね……。」
彼女達の困惑を他所に、俺達の共同生活は始まった。キタノメダカと合わせると、一気に8人も増えてしまった。
「大型バスってすごい!」
50人乗っても大丈夫である。でも、このままのペースで人化が進めば、夏休みが終わる前には一杯になりそうだ。
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