インターミッション3
「武人でお前が使ってたキャラどんなだっけ?」
「武術家よ。六段まで上げたけど、重傷のまま治せてないのよね。膝やられて」
「結構やりこんでたんだな」
「課金までしてねえ」
「時間かけた割に育ってない俺のとえらい違いだ」
「あんたのどんなキャラだっけ」
「美少女奴隷」
「うわ最悪。エロじゃない」
「いや、奴隷から解放されるシナリオのはずだったんだよ」
「じゃあサーバーのなかで一生奴隷じゃない。なんにしてもひどい」
「復旧すればいいだけなんだけどな」
「しないわよ。永遠に電子の海をさまよい続けるのよ」
「ふてくされてんなー。なんか食い行く?」
「別にいいけど。なに食べたい?」
「俺決めていいの? じゃあガレットが食いたい」
「なんでいきなりオシャレ路線になってんのよ」
To BE CONTINUED……?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます